白内障 その2

１２日の手術で、無事に視界良好となりました。


驚くほど、クリアーです。


１２日当日、病院へ14時迄に来るようにとのこと。
この日、12時半から４名、私達14時組が４名の計８名が手術のようです。
1３時半に病院へ着いた際、前半の４名は既に帰宅されたようでした。

手術前の最後の診察。
私は一番最後でした。
先に診察室へ入った方の、症状や手術時間が告げられています。

眼底は綺麗です。大丈夫、５分で終わりますよ。

いいなぁ、オレは瞳真っ白だから違うんだろうなぁ。
何て事を考えていました。
事前の視力検査(自動)に
『気球を見てください。』
『すみません、見えません』
『緑の点滅を見てください。』
『分かりません。』

こんな状態じゃ、ヤバイだろうなぁ。

案の定、私の診察は時間がかかっています。
専門用語が飛び交うなか、
『随分と、進んだね、真っ白だよ。
ん～眼底迄進行してないといいけど。光を追いかけて…』
ペンライトの照らす方向を追います。
何となくですが…
『多分、眼底はキレイかな。眼底が曇ってたら、ちょっと難しい手術になるよ。まぁ、やって見ようね。』
やはり、状態は良くなかったらしい。

どうしても、不安が募る。
怖い。

手術前の血圧は、１９８…ってドンだけビビり？
キレイな看護師さんも苦笑い。

順調に、手術の順番が回って来ました。
手術室の壁に、本日、手術者の氏名、年齢、性別、そして手術方法がホワイトボードに記載されてます。

良く見ると、私だけ手術方法が赤文字で他の方とは違っていました。

点眼の麻酔が効いて、痛みは全く有りません。
軽く押さえられてるような感じです。
局部麻酔なので、会話も、リラックス用に流れている曲も、全部聞こえてきます。
リラックス用の曲はジプリ。
先生の声は、頭上から聞こえてきます。
『鼻が高いなぁ、高いなぁ』
何度も言っていたので、笑いそうに。

『眼底は大丈夫。このまま進めるよ。ちゃんと視界もキレイになるよ。あと５分我慢してね。』

良かった、また見えるようになる。
凄く安心した瞬間でした。


つづく？