HUD(ヘッドアップディスプレイ)設置

結果論から

ま、こんな感じにしました。

本来は運転席フロントガラスに投影すべきところ、弊車はフロントガラスの構造上におきまして、HUDを斜めに設置せねばなりません。それはダメなんです。では、なぜ斜め置きがダメだと申せば、このHUDは進行方向で方角が表示されるためであります。

で、

以前から助手席人から「時計…」 と言われていたため、HUDに時間表示もされるタイプをアマゾンで購入4990円で購入しましたので、この際、ダッシュボードセンターに設置しました。

一般的にはこのような形状の後付けHUDは電源がOBDⅡからでして、各種データも一緒に見れるのですが、弊車(トヨタのハイブリッド車)にそんなん付けたらアイドリングでストップ時に電源がOFFになってしまうという事前情報あり、やむを得ず電源がシガーソケット挿入タイプを選択しました。シガータイプで各種信号なんて取れませんので、表示はハイブリッドシステム起動時に表示される時間、ボルトメーター、速度、GPS衛星数のみです。

スロコンはエコモード最大の『5』。エコですね～。

弊車は御既知の如くにダッシュボードに平面がないので、画像のようにしました。

付属品の粘着シートまであるのは、非常に結構。評価しなければなりませんが、弊車のダッシュボードは曲面ばっかりなんで、HUDの固定面(粘着シート面)を平面にするため、アクリル坂を粘着シートに合わせてカット、そして前述の画像の如く、アクリルと曲面ダッシュボードの間にクッションテープを挟みました。

(画像と本文はあまり関係ありません。)
本来は、取り付けマニュアルで言えば、フロントガラスにフィルムを貼るのがセオリーです。フィルムも付属されてます。

しかし、フロントガラスにフィルムを貼ると車検が通らないようです。だからあえて付属フィルムじゃなくて、容易に剥がし易そうなあえて100円ダイソーの液晶保護フィルムを投入しようと企みましたが…。

夜だけで申せば、100円ダイソーフィルムすら不要ですね。

一応、未使用時に不要な日光暴露からの保護目的のため、安物合皮をHUDの大きさにカットして周りを折り曲げてミシン縫いもして、降車時に被せられるようにしました。

あ。私は被ってませんので…。

【まとめ】
先述にもしたが、後付けHUDは多数がOBDⅡからの電源であり、アイドリングストップ時はエンジン停止するとHUDも停止してしまう可能性あり。反面、シガーソケット挿入タイプだとその問題は自体は解決される。

一方、投影される情報は各種信号を出力しているOBDⅡからとは異なり、シガーソケットからでは情報量が限定される。更にGPS付、シガー電源で5000円も掛からないのは称賛すべきだが、あくまでもGPSから算出するデータ(速度)であり、車速センサーからの直結情報ではないので実際の速度の間にタイムラグが生じる。もちろん、トンネル内、家屋でGPS電波が途絶えた時は表示不可能(0km)になる。いくら、複数のGPSがカバーしてても、悪天候時のGPS衛星からの電波のクリアランスの度合いも表示にも影響される。

HUD本体の電源はケーブルが左。ま、左ハンドル車向けになってるのだろうが……。せっかく時刻設定で日本が入られているのだから、HUD本体の電源供給ポジションはもう少し考慮されたい。

ダッシュボードの上に表示されるので、これまで自車速度を目視する時はダッシュボード下に目線を移さないいけなかったがHUDにて投影される情報はガラスに映るのでダッシュボード下に目線を送る必要がなくなった。(先述のGPS受信について述べた事を度外視して。)

脊椎系のヘルニア、その他の疾患で些細な動作にも影響が及ぼす方には少し役立つかもしれません。もとい、「そんな程度の方は車の乗り降り、操作(運転)自体できないじゃねーの？」という話にも至りますが……。