お疲れさまです☆彡
今月はブログ3回(予定)のうち、3回目・・
マニア向けの備忘録でプチプチ長文。
しかし、最後は落ちのある?内容です😃・・
【前書き】
2019年 「マチネの終わりに」原作者 平野 啓一郎
待望の小説次回作は愛とミステリーの「ある男」でした・・
わたしもこの時期(2019年)、小説は、東野圭吾、湊かなえ、島本理生 など・・読んでました。
今は以前ほど、小説は読んでないので書店でなんか?いいものないか?探してみます😃
🔶また、『ある男』大判文庫本と文学界(文藝春秋)を持っていて読了(2018~2019)・・・
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※「文学界」2018/06月号は平野啓一郎「ある男」550枚一挙掲載で文庫本前に発売
そのときのキャッチフレーズ
愛にとって、過去とは何だろう?人間存在の根源に迫る最新長編
また、「ある男」については、たまたま平野メールマガジンで映画化を知り、複雑な難しいストーリーだなという印象で特段読み返しするほどの興味はなかった~😃
でも、そうはいっても映画観賞前に軽く読み返して、金曜日シネプレックス会員デーにて映画観賞してきました(苦笑)
自己主観的評価
★★★★☆
おすすめ度
★★★☆☆
音楽
★★★★☆
※静かなシリアスな感じで合っていた😃
※チラシは未入手(泣)
【あらすじ(引用抜粋)】
弁護士の城戸は、かつての依頼者である里枝から、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住んでいる里枝には2歳の次男を脳腫瘍で失って、夫と別れた過去があった。長男を引き取って14年ぶりに故郷に戻ったあと、「大祐」と再婚して、新しく生まれた女の子と4人で幸せな家庭を築いていた。
ある日突然、「大祐」は、事故で命を落とす。悲しみにうちひしがれた一家に「大祐」が全くの別人だったという衝撃の事実がもたらされる……。
里枝が頼れるのは、弁護士の城戸だけだった。人はなぜ人を愛するのか。幼少期に深い傷を背負っても、人は愛にたどりつけるのか。「大祐」の人生を探るうちに、過去を変えて生きる男たちの姿が浮かびあがる。
人間存在の根源と、この世界の真実に触れる文学作品。
【感想ほか】
ストーリー(再考)
人物相関図を捩る
谷口大裕(ある男≒X):夫⇔里枝:妻 再婚⇒2人の子供(女の子はXの子)
※結婚時、大裕は親兄弟とは連絡していないため、一切の素性が不明
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谷口大裕:夫は事故で死別
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谷口(兄)に連絡したが、大裕とは決別していて、本人ではなく、別人と初めてわかる(事実)
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そのため弁護士 城戸へ里枝が調査依頼
※里枝は1度目の離婚の件で城戸に相談。今回が2回目
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城戸の調査により、
夫の正体は戸籍すり替えの別人とわかる(結論)
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Xの正体は原誠(父親が●人をした子供)
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要は原という姓を名乗りたくない(●人犯の息子だから)
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※一方、すり替えたひとの谷口大裕(本人)は生存していて、元彼女と再会、めでたし
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すべての真相がわかっても
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里枝自身は、ある男Xとのいい思い出しかない。(約4年)
そのため、複雑な気持ちになるが、いい夫だったと振り返り、残された家族で前向きに生きていく
長男には城戸の報告書を見せて・・
ふたりの間に生まれた女の子(2歳)にはいつの日か?真実を話すときがくるのか?自問自答
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(ラストシーン)
(パンフの表紙)弁護士城戸がある男Xを解明するために刑務所での面会を描いた絵画を見つめる自分(城戸)を本人が見つめる
※ある意味、城戸の脳裏に浮かんだことを描写してるのかも❓️
ストーリーは小説とほぼ同じでした。但し、人物相関図がないと複雑で非常に分かりにくい。演技はシリアスですごい。
でも見終わったあと、そうだったのか?って感じかな!?
平野啓一郎作品は人間模様の心理を考えさせられるものが多いので・・
今回の作品に比べたら「マチネの終わりに」のが、ストーリーは分かりやすいと改めて感じた😃
【あとがき・総括①】
映画パンフレットは800円で通常パンフレット値段。
※内容は人物相関図など分かりやすいです😃
↑パンフ表紙の男は弁護士の城戸
※刑務所での面会の自分の姿(絵画)を本人が見る
意味深な事情と思った
そして映画観賞後に納得
弁護士城戸も円満な家庭と思いきやラストは切ない・・
↑
他人を調べるより、自分の背後も調べたら?と言ってるよう・・
※まぁこれは映画監督の考えだろうが、平野小説の序のところでのバーでの会話を表現したんだね😃(多分?)
この部分に気がつく自分も鋭いチェック力かも(笑)
そして、以上を踏まえて・・
久しぶりに登場❕
シン子と美豹(Bihyo-san)の女子友会話
美豹「流石に夜21時からの上映は観客少なかったね」
シン子「そう、男女あわせて10人くらい❓️ほとんど皆ひとり観賞だったね」
美豹「終わりが24時前だからね・・」
シン子「パンフは早めに買って正解だった😃」
美豹「そだね。
わたし「ある男」パンフの男?ある男Xでないのが、ずっと気になってたの!?」
シン子「やっぱり❔わたしも・・」
美豹「なんか❔(監督が)言いたかったんだと思う・・」
シン子「だね😃多分❓️」
美豹「
松尾芭蕉の句じゃない❓️」
シン子「映画の舞台は群馬 伊香保だったょ。(小説も同じ)
福島ではないょ・・」
美豹「弁護士 城戸はカッコいい伊達男だから、福島の伊達にちなんで、松尾芭蕉なんじゃ❓️(無理やり)」
シン子「ん~一休さんみたいに、とんちじゃないけど閃いたわ(笑)」
美豹「本当~❔シン子教えて👂️❓️」
シン子「
雲の峰 いくつ崩れて 月の山 芭蕉」
美豹「(相変わらず❓️)知的ね😃」
シン子「
入道雲がいくつもいくつも沸き上がってはその姿を崩して行く。 そういう千変万化する世界の中で月山がすっくと不動の姿で屹立している。」
※↑句の意味を調べました😃
※屹立(きつりつ):山などが高くそびえ立っていること。
美豹「すごいわ。シン子のイメージがわからないわ(笑)」
シン子「
平凡な女(≒
男)です(微笑)」
美豹「チャンチャン、座布団誰かからもらえるかもね😃」
シン子「白状するわ、たまたま
お煎餅食べただけ(笑)」
美豹「えっ~(笑)でも、その発想がスゴいかもですね😃チャンチャン」
シン子「久しぶり女子友会話、楽しかったね😃」
美豹「Chao!だね(笑)」
↑毎度ですが、架空のひとりごとですからね
【参考(既報:リンク済)】
・映画公開 2019/11/01
👑『 マチネの終わりに (小説本+小説版CD編)』
『 マチネの終わりに (映画館+マンガ本+映画版CD編)』
『 マチネの終わりに (関連本+DVD編)』
■2017/10「ナラタージュ」ブログより一部分抜粋
平野啓一郎
『かたちだけの愛』@中公文庫
(ストーリー)
自動車事故で、片足を切断する大怪我を負った女優の叶世久美子。偶然、現場に駆けつけたデザイナーの相良郁哉は、その後、彼女の義足を作ることになる。しだいに心を通わせていく二人は、それぞれの人生の中で見失っていた「愛」を取り戻そうと...……。
それをきっかけにして、周りのエンジニア他が叶世久美子のリハビリをサポート、4ヶ月後、復帰の舞台パリコレショーのステージに挑む〰〰。
【あとがき・総括②】
いろいろ語りましたが、最終的にはわたしは「ある男」より、これだね
↑シン⇒
「平凡なオトコ」のイメージ(笑(何度も既報)
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【結言】(毎度の既報)
「みんカラのブログはオモイツキで書く」
チャンチャン🐧
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以上
Bonnie continuation
引き続きお楽しみください
ではまた |^▽^)ノ
シン @009