はなちゃん「ねぇ、ねぇ。ドクター・トラウムさん」
ドクター・トラウムさん「ん?何かね?はなさん」
普通の薬局で売っている風邪薬って、アンドロイドにも効き目あるの?」
ドクター・トラウムさん「う〜ん。そこは、まだ実験した事がないからなぁ。良く分からんのだよ」
はなちゃん「ふ〜ん。じゃあ、今からルールーで実験してみましょう!」
ドクター・トラウムさん「へ?は、はなさん!い、今なんて言ったの?ねぇ、なんて言ったのかなぁ?教えて、はなちゃん」
はなちゃん「ルールー!!ちょっと来て〜!お願いがあるのー♪」
ルールーちゃん「ハイ。何ですか?はな。えっ?私で、市販の風邪薬がアンドロイドにも効き目があるか実験する?あ、え〜と(^_^;)
あ、そうでした!今からえみると一緒に映画を観て、ショッピングモールに行く約束してたんでした。えみるを待たせちゃいけないので、失礼します!」
はなちゃん「ルールー。(むんずと、ルールーの手を握って引き止めるはな。)」
ルールーちゃん「あ!はな、ちょっと、離して下さい!はな!嫌です!市販薬の実験台になるなんて、私は絶対イヤです!離して下さい!!」
台に固定され、動けないルールーちゃん。
何故か、手術着姿のトラウムさんと、はなちゃん。
はなちゃん「それでは、只今からアンドロイドにも市販薬は効能があるのか?の実験を開始します。宜しくお願いします!」
同じく、手術着姿のさあほまえみ&トラウムさん。「宜しくお願いします。」
はなちゃん「メス。(シャキーン!と光るメス)」
はなちゃん「開胸機・・・。いかん!心臓が止まっている!電気ショックを!」
ルールーちゃん「イヤアアアアア!!(ハッ!と目を覚ますルールーちゃん。ガバッと起き上がり、急いで胸を確認するが、メスで切られたような傷はなかった。)なんだ、夢でしたか。良かった。しかし、イヤな夢でした。まさか、アンドロイドの私が人間のように手術されるなんて。いけない!えみるを待たせちゃダメです。急がなくては!」
続く・・・。
Posted at 2019/01/20 14:19:10 | |
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