塩竈市浦戸諸島 寒風沢島編

最後に寒風沢(さぶさわ)島を取り上げますが、15時を過ぎたあたりから気温が下がって肌寒く感じました。しかし、歩く分にはかなり汗だくになりました。



寒風沢島の船着き場から。もう1つ有人島として朴島もあるのですが惜しくも行けませんでした。朴島は面積0.15キロ平方メートル、人口が40人です。今思えば、100円で朴島行って8分だけ周辺を撮ってから帰る方法もありました。

続いて船着き場付近の集落。標識とか道路のアスファルトが剥がれ落ちているのを見ると、震災の面影がまだまだあります。

寒風沢島から見た東松島市の宮戸島。寒風沢島と宮戸島の間の海面を鰐ヶ渕水道と言っています。

かつては寒風沢島は農業も盛んでしたが、震災後は除塩または震災復興で工事するための現場事務所が数箇所あり、そして軽1BOXや4トンダンプ、クレーン車の置いている姿が目立ちました。

寒風沢島の南側はかつては砂浜で、2001年4月14日に来た時は砂浜に寝転んで七ヶ浜の景色を見たのを覚えています。

1960年にチリ地震で亡くなられた方々を悼む石碑。今は砂浜へ入ることはできません。

寒風沢島から見た野々島。この時点で16時10分を過ぎていて、気温も15時台よりも下がって、大晦日らしい刺すような寒さでした。

最後に塩釜市営汽船の中から見た寒風沢島の船着き場周辺。最終のマリンゲート行きは16時38分で、それ以降は出ていません。この時点で薄暗くなっていて離れるのが物悲しく感じました。



ここまでご覧頂き、ありがとうございます。