日産ディーラーへ行き、アライメント調整後 550km を走行した上での印象と次期プランの構想について話してきた。
R34 スカイライン GT-X アライメントデータ
軽快さが失われたのは、やはりトーアウトをトーゼロ(僅かにトーイン)に調整したことにあるようだ。ひらりひらりと曲がる絶妙のコーナリング性能は、フロントトータルトーがアウト 2mm になっていたことに起因していたようだ。
次期プランとして…
フロントトータルトーをアウト 1mm に調整すれば、サイドスリップ値をおそらく 0mm に設定できるだろうが、このセッティングでは軽快さが失われた現状と調整前の絶妙のコーナリング性能の中間値であるため、性能も中間の性質になると予想される。そこで、フロントトーは当初の 2mm に戻す。
リアトータルトーはアウト 1mm に調整して、サイドスリップ値ゼロを目指す。こちらもフロントと揃えてアウト 2mm に設定するかは迷うところである。
これらの考え方には、ともに明らかな見当違いはないようだった。
左へ流れる現象については、フロントのセットバックにあるのかと仮説を立てていたのだが、テスターによって異なるセットバックの表示、僕が想定していたセットバックと反対の状態であることが分かった。セットバックは右へ流れる傾向を生むデータだった。セットバックが原因ではないと判明した。また、次期プランの構想を練り直す必要が出てきた。
帰宅して、父に相談した。次期プランについて話しているうちに、父の超絶センスを垣間見た。独自の着想から、数学、物理的センスを如何なく発揮して、ピンポイントでセッティングする計算方法を発案してくれた。これほどエキサイティングな思考ゲームはない。面白くて仕方がない。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2016/07/06 23:58:59