LEDやダイオードを100均で調達する方法

クルマで電気弄りをすると、整流用のダイオードや、LEDなどが欲しくなる事があります。近くにパーツ屋が無いのでネット通販を頼るのですが、数十円のパーツだと送料の方が高くなります。しかも、届くまでには時間もかかります。
そこで、手っ取り早く入手する方法として100均を利用します。当然100均には電子パーツなんて売っていません。購入するのはUSBチャージャーです。

スマホグッツのコーナでUSBチャージャーを探します。形状は写真のような無骨で古いタイプです。最近は小さいタイプが主流のようで、このタイプは減っています。

USBチャージャーをバラすと、中にはリード部品が何点か入っています。コレを半田ごてで外して利用します。

LED、整流用ダイオードの他にも、抵抗、コンデンサなどが手に入ります。

たとえば、電源確認用のランプや内装のワンポイント照明でLEDが欲しい場合は、写真部品が使えます。12VでLEDを1つ光らせたい場合は、270Ωの抵抗を直列に入れます。この基板にはLEDも270Ωの抵抗も付いてます。LEDの保護用に、電源と並列に電解コンデンサを入れたいのなら、それも基板にあります。設置スペースに余裕があれば、基板をそのまま利用しても良いでしょう。

こちらは整流用のダイオードです。今回の基板には１つでしたが、USBチャージャーによっては2つ入っているタイプもありました。
電装品の逆流防止や、回り込み回路の防止など、整流用ダイオードは色々とニーズがあると思います。

なお、最近よく見かける写真のようなコンパクトなタイプは、チップ部品が使われているので、電子パーツの入手には不向きです。