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Jun@My B...の愛車 [プジョー 308SW (ワゴン)]

整備手帳

作業日:2021年3月31日

Electrical circuit fault/ユニット交換作業

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目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 3時間以内
1
エンジンをかけた直後にElectrical circuit faultが出ました。SERVICEランプは点きますがクルマは動きます。何度か車に乗るうちにエラーがなくなったり、また突然でるようになったり。
ディーラーの診断機で診てもらったところ、電源回路のリレーが閉じっぱなしになっていたようです。対処方法はバッテリーの前にある、電源を分配しているユニットの交換。308でメジャーなトラブルのようです。診断機でのリセットなどは不用なので、部品を購入して自分で交換しました。

<2021/7/18追記>
写真の品番は1.2Lガソリンエンジン用です。ディーゼルエンジンのGTでは品番が違うようです。
2
交換するユニットの写真です。
車を駐車している状態からドアロックを解除したりドアを開けると、車をスタンバイさせるためにこのユニットのリレーがオンになります。エンジンを切って、一定時間操作が無ければリレーがオフします。事故などの時にもオフするそうです。
エンジンを切って、1分ほどで1段階目のスリープになり、2分ほどして完全に電源を落とす時に切れるリレーが、切れてなかったようです(診断機のエラー内容)。このリレーが切れないと、一部の回路が生きたままになりバッテリーを消費してしまいます。シフトレバーのPのポジションランプも点きっぱなしになるようです。

私の勝手な推測ですが、頻繁に動作しているリレーの接点が切れないと言う可能性は低いと思います。オン/オフ信号を出す側の誤動作ではないかと思いますが、このエラーでは、このユニットの交換が対処方法だそうです。ユニットの中にリレー以外の回路があるのかは未確認です。

ユニットの価格は税込で¥21,650-でした。
メーカーはValeoで生産国はハンガリーでした。
3/28に受け取りましたが、現品に貼られたラベルには同じ年の2/16とあり、輸入品にしては新しいものでした。
3
バッテリーの端子を外すために、車の電源が切れるのを待ちます。ボンネットを開けて、ドアを全て閉めた状態で5分ほど待てば確実です。
私の場合は、たまたまエラーが出ていない状態だったので、2分ほどでこのユニットのリレーが切れる音を確認できました。

待っている時間を使って、ユニットの足元にあるパーツを外しておきます。樹脂のパーツに配線が引っ掛けてあります。右上写真の黄色矢印のあたりの引っ掛けを外して配線を外に出します。樹脂のパーツはツメを解除すれば外れます。

この樹脂のパーツは整備手帳のバッテリー交換作業にも写真を載せているので参考にしてください。

https://minkara.carview.co.jp/userid/249939/car/2344519/5550672/note.aspx
4
バッテリーの配線を外します。赤いレバーを起こすと外れます。外した後に、端子に触れてしまわないように、配線側に袋を被せておきました(たまっている電位は大きくないと思いますが念のため)。端子にも養生テープを貼りました。

ユニットの足元にある2本のボルトを外します。
2面幅10mmのソケットを使います。ボルトを抜いて、ユニットに向かって左側(運転側)にずらすとユニットが外れます。
ユニットに固定されている配線の固定具も外します。

ボルト、ナット、ねじ、は全て既存品を流用するので無くさないように注意しましょう。
5
ユニットの左側につながっている配線を外します。
写真の①の配線は後でカバーを外してからでないと端子にさわれません。
②はコネクターです。オレンジ色の部分を配線側に引き出し、ツメをおこすと外れます。上側中央の写真はユニットを引き出してコネクタを裏側から見たところです。
③はユニットのカバーにある窓をスライドすると、端子がさわれます。2面幅10mmのソケットでナットを外します。端子ボルトが長いので、ディープソケットを使います。下側中央の写真は、スマホを近くに差しこんで端子の正面から写したものです。ナットを緩めた状態です。
6
ユニットを引き出し、裏側にあるT20のトルクスねじ2本を外します。ユニット本体に、裏蓋と取付板を固定しているねじです。
さらにユニットをひっくり返して、カバーをとめているT20のトルクスねじ1本を外します。
これで、裏蓋とカバーが外れます。
先に、裏側を外します。カバーは下側の2ヶ所のツメを解除すると外れます。
7
ユニットの端子がさわれるようになったら、5項に記載の①の配線を2面幅10mmのソケットではずします。③の配線と間違わないように、マスキングテープを貼って「上」とメモしておきました。
次に、ユニットの助手席側からつながっている配線に合いマークを付けます。ユニット側は1本のマスキングテープを貼り、配線側は個々にテープを貼って番号を打ちます。写真を撮っておくと万が一テープが外れても、電線の色などからソレがどの配線なのかを推測できると思います。
ユニットの表側と裏側の両方に合いマークを付けます。
8
端子のナットを2面幅8mmのソケットで外し、配線を外します。配線を外したら、番号を書いたマスキングテープを新しいユニットに貼り替えます。番号に合わせて配線をつなぎ込みます。つなぎ込みが終わったらマスキングテープをはがします。
逆の手順でユニットを元通りに取り付けて、バッテリーをつなぎます。エンジンをかけてエラーが出ない事を確認します。
バッテリーを外した後は、時計がくるっているので時間を合わせて作業完了です。

手間はかかりますが、作業自体は難しいものではありません。
ディーラーで作業をしてもらう場合は、1時間分の工賃と思います。私は写真を撮りながら作業をしたので、2時間近くかかってしまいました。

<2021/7/18追記>
新しいユニットでは、ヒューズの有無が異なる場合があります。私の場合、新しいユニットにヒューズが1つ増えていましたが、未使用の端子だったので問題ありませんでした。
新しいユニットでヒューズが無くなっている場合もあるそうです。その場合は、古いユニットからヒューズを移設する必要があります。
ユニットを外したら新旧の比較をして、ヒューズの有無を確認する必要があります。

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この記事へのコメント

2021年4月1日 21:43
凄いな!
詳細で役に立つ正しい整備手帳だ♪



コメントへの返答
2021年4月1日 21:46
自分自身が忘れちゃうので、残しとか無いと。
「正しくない整備手帳」の使い方も好きよw
2024年1月4日 19:57
こんにちは
私の車も同じ症状になってしまいました。アリエクで部品を買ってみました(笑)。
コメントへの返答
2024年1月4日 20:55
こんばんは。
アリエクですか!?
うまく動くものか、長持ちするのか、とっても興味があります😆
2024年1月4日 22:40
チャレンジしてみます😅
コメントへの返答
2024年1月4日 23:18
楽しみです😊
2024年1月11日 13:44
届きました!
コメントへの返答
2024年1月11日 22:03
早いですね!
2024年1月11日 15:56
こんにちは
配線をその都度差し替えて、ヒューズ?のないところに移植して完成。走行も問題なくエラーも消えました。有難うございました。アリエクでも2万超えましたので大して安くはないですが、純正部品同等のようです。
コメントへの返答
2024年1月11日 22:10
こんばんは
それ、ヒューズです。エラーが消えれば成功ですね。
私もアリエクで探してみました。アリエクにしてはなかなか高価でしたね。
整備手帳がお役に立って良かったです♪
2024年1月11日 22:27
整備手帳とても役に立ちました、感謝です!ヒューズなのですね、抵抗みたいなものかと思ってました。片方の端子しか使っていないところに配線があったりするので一瞬戸惑いもありましたが直ったので◎!
コメントへの返答
2024年1月11日 22:33
良かったです!
ユニットも車両ハーネスも、いろんなエンジンタイプで共通なのだと思います。組み合わせによったらムダに見える配線もあるのでしょう。
2024年1月22日 20:29
その後エラーも出ずに快調です。
もう一台の308SWのキーレスが全く効かないのは、このユニット関係ないですかねぇ?ヒューズ移植して直るのならとふと思ってみたり😅
コメントへの返答
2024年1月22日 23:17
室内にあるキーレスのヒューズは"Keyless Entry and starting" system.とありました。エンジンルーム内のユニットが原因なら、キーレスだけでなくエンジンスタートもできない状態になるのでは、と想像します。キーレスのユニットが故障でしょうか?🤔
2024年1月23日 12:58
2つのキーが全く反応しないのです。エンジン始動と走行、停止はセンターの凹みにキーを入れてるので支障はないのですが、不便で仕方ないです。室内のヒューズ疑うべきでしょうか。
コメントへの返答
2024年1月23日 22:56
分かりませんね。とりあえずディーラーで診てもらって原因究明が良いと思いますよ。診断機をつなぐと分かるかもしれませんね。

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