インレットチューブを追加加工しました　　その①

インレットチューブ:14460-JG70A
を今回、追加加工を行いました。

M9Rエンジンが搭載されているエクストレイルなのですがブローバイガス、
ブローバイミストの排出が多く、タービン～EGRバルブまでに液状化したブローバイが循環し、DPF～EGRバルブ～インマニまで排気戻りで煤まみれになる為、汚れるばかりの車です^^;

インレットチューブ～インマニまでを少しでも正常に動作するように
PITWORK エンジンリフレッシュを年２くらいの頻度で施工していますが、インレットチューブから専用のパイプを挿入する際にパイプ、インレットチューブを損傷する可能性があり、実施工する際に流入量をかなり絞って、ゆっくりと施工していましたので専用パイプを挿入しやすく、作業通り施工出来るように。。。とインレットチューブを加工することになりました。

インタークーラーからの流入に妨げになっては意味がなくなるのでインレットチューブのパイプ内、外観からと双方から位置出しを行い、
ドリルは敢えて使用せず、穴径を確認しながら開けたかったのでリーマーで穴を少しずつ開けました。

当初はブラインドナット+メグミックスで取り付けしようと試みましたが
厚みがあるインレットチューブにブラインドナットはカシメることが出来ずに他品への使用になりました^^;

カシメられずにメグミックスだけが残ってしまったので、このあと必死でメグミックスを除去出来るだけ除去しました。

ブラインドナットが取り付け出来なかったので、
次は。。。
樹脂系に多く使われている溶着タイプのダッヂフランジ型ウルトラサートを取り付けることに変更しました。

ガス式半田ごてのコテライザーでダッヂフランジ型ウルトラサートに熱を加えていくと少しずつ、少しずつ溶けて挿入出来ました。

新品のインレットチューブと再加工品のインレットチューブです。

再加工品が大きく見えますが撮影角度が悪くて大きさが違うように見えますが同じ大きさです^^;

溶着だけだと隙間から漏れるはNGなのでインレットチューブの内外ともにメグミックスを塗布して境目を覆いつつ、内部側はダッヂフランジ型ウルトラサートの段差を無くすように指でメグミックスを均しました。

次回へつづく。。。。