目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ホイールの着脱、リアブレーキパッドを交換する機会があったので、ついでに前後左右のスプリングパッド、リテーナーを新品に交換することにしました。
スプリングパッド、リテーナーはブレーキパッドを押さえている金具です。車種によって呼称、形状、ついてる位置が違いますが、機能に違いはありません。なお、対向ピストンのブレーキキャリパーにはなかったりします。
私の乗っているEK9は、ブレーキキャリパーにスプリングパッドが1個、キャリパーブラケットにリテーナーが2個ついています。画像は前後左右1台分の数です。
2
フロントのリテーナーです。この部品はブレーキパッドを乗せているだけなので、へたりを感じることはありません。
形状は上下同じ形状で、左右で4個使用します。
3
フロントのスプリングパッドです。この部品はブレーキパッドを押さえています。新品に比べると、弾力がなく柔らかいです。リテーナーよりも役割は重要です。
左右で2個使用します。
4
スプリングパッド、リテーナーを新品に交換して、組み込んだ画像です。
新品のスプリングパッドは弾力があり、キャリパーをブラケットに収めるのが硬かったです。
今回はついでにパッドのシムを抜いています。
5
リアのリテーナーです。フロント同様、パッドを乗せているだけの部品なので、へたりは感じられません。
上下同じ形状のリテーナーを使用し、左右で4個使用します。
6
リアのスプリングパッドです。フロント同様、ブレーキパッドを押さえている部品です。やはり、弾力がなくなっていて、へたりを感じます。
左右で2個使用します。
7
スプリングパッド、リテーナーを新品に交換して、組み込んだ画像です。
新品のスプリングパッドは弾力があり、キャリパーをブラケットに収めるのが硬かったです。フロントよりもリアのほうが、スプリングパッドは柔らかかったです。
今回はついでにパッドのシムを抜いています。
8
約10年使用していたスプリングパッドとリテーナーです。リテーナーは汚れて少し磨耗しているぐらいで、劣化は感じられません。スプリングパッドは弾力がなくなり、新品に比べるとかなり劣化を感じます。
スプリングパッド、リテーナーを新品に交換して、ブレーキフィールがよくなりました。フニャッとしていたペダルの感触が、はりのあるグッとした感触になりました。カチッとした感覚とはちょっと違い、弾力がよくなった感じです。気のせいかもしれませんが、ブレーキの効き、コントロールが少しよくなっている気もします。
これらの部品を交換すると、馴染むまでキリキリと金属音がでます。馴染むのに時間はそうかからないので、気になる事はありませんでした。
今回交換した部品の合計金額は3862円です。1個1個は安いのですが、数があるので少しまとまった金額になります。
ブレーキパーツの中であまり重要視されない部品ですが、古い車ほど劣化が大きいので、フィールアップ目的でなくとも交換してもいいと思います。
昔、AE86に乗っている頃に、この部品を交換したらブレーキフィールが激変したことがありました。そんな経験があるだけに、私は乗る車は定期的にメンテナンスとして、何かの整備作業ついでに交換をしています。
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