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ある日の夜・・・

ウチにタヌコが来襲しました・・・







『お、お姉ちゃん！！　変なのがいる！！』






『何なのあの大きい尻尾？　狸かしら・・・　』






『狸ですね・・・　そう、驚く事もないでしょう。』






『何でアナタはいつも冷静なのよ・・・　』





『我が屋敷にはキツネがいらっしゃるのです。狸程度で・・・　』






『ここは北海道じゃなくて神奈川県なのよ！？』
『キツネさんがいるの！？』










『こちらです。』







『本当だぁ～～♪　』
『お稲荷様・・・　　何で家の敷地に！？』







『こう見えても我が家は地主の家系の末裔ですからね。分家の分家という立場ですが、次期当主はご主人様です。』






『ねえ・・・　姉の私が言うのもなんだけど・・・　あんなエロゲー好きの変態が当主で大丈夫なの？』







『またアナタは・・・　エロゲーをバカにしてるんですか！　』

『ちょうどいいです！　キツネに関係するエロゲーを教えてあげます！』












『このエロゲーは有名ではありませんが、ご主人様はこのような埋もれているエロゲーが好きですね。』






『まったく・・・　ご主人様がエロゲー好きじゃなかったら我々は存在していなかったんですよ！　良く考えて発言しなさい！！』

『エロゲーはご主人様と私の絆の歴史・・・　二度とバカにする発言は許しません！！』







『悪かったわよ・・・　』






『ね～ね～・・・　歴史って、昔何かあった？』







『聞きたいのですか？　私が初めてご主人様とお会いした頃の話になりますから、機会があればお話し致しましょう。』

『それよりも、今年の願い事を絵馬に書いてお稲荷様に報告しましょう。』







『じゃあ、まず私から・・・　』
















『アイツは仕事でも運転しているみたいだから、無事故でいられますようにって』








『姉上様らしいお願い事ですね。ご主人様も喜ぶことでしょう。』








『じゃあ、メイ子だね！』


















『メイ子らしいわね　』
『とても素晴らしい願い事ですね。』

『みんな仲良しなのが１番だよね♪　』












『それでは私の絵馬です・・・　』

『・・・・・・・・・　』
『・・・・・・・・・　』

『先ほどご主人様のところに行きましたら、ご主人様ったら寝ぼけたまま・・・　きゃ♪　凄かった・・・　』



　　　






『朝まで仕事で疲れて寝ている弟に何しとんだぁ！！』










『何だなんて・・・　守秘義務です♪　でも、私のお腹の中には・・・　』

『ほう、死にたいのかしら？　覚悟は出来ているわよね・・・　』









『激しい運動はダメなんです♪　　えらい人もこう言ってました・・・　』

『消えろ！！』





『今日はここまでみたい・・・　　EDはお兄ちゃんが買うゲームみたい』

『ばいば～い！』

大雪の降った次の日

お姉様の雪を退けようとしようとしたのですが







『さあ、私の上に積もった雪を退かすのよ！』






んん～～、手で退かすの疲れましたね・・・






『ご主人様、準備完了です！』


ご苦労ゲン子さん








『ま、まさか・・・　それで！？』









『や、止めなさい！　メイ子がいるのよ！！』







（↑ero86gt)

メイ子・・・　トップをねらえ！






『メイ子、がんばるよ！！』







『ちょっと！？　意味わかんないから！！』







『エネルギー充電１２０％！！』


なまじ大きいと、一発で致命傷といかんのが問題だ・・・






『致命傷ってヤバイでしょ！！』




メガ・バズーカ・ランチャー発射！！









『きゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ！！』







『メイ子大丈夫！？　アンタ、妹分になにやってんの！！』







『きゃははは！！　これ、おもしろ～い！！』



うむ、流石にメイ子だ！！







『・・・はあ！？』






圧倒的だな！！





『お兄ちゃん！　くすぐったいよ～♪　』









どうですか！！






『流石ご主人様・・・　なんて男らしいのでしょう。　ゲン子は惚れ直してしまいました♪　』







『どこが男らしいのよ！！　ただ、高圧洗浄機の引き金引いてただけじゃない！！』



でも、この高圧洗浄機って使えますよ？

そうだ！　コレを使って・・・


















どうです？　素晴らしいアートが完成しました！！








『すごいよ！！　まさに芸術作品だね！！』






『ご主人様ったら・・・　ゲン子が後でお相手致します♪　』







『ガキかアンタは・・・　』









『本当にバカな弟なんだから！！　下の芝生が傷むでしょうが！！』





ならば・・・　指で書きましょう！！










『サトウユキ？』










『美少女ゲーム声優の中でも超有名声優さんです。』




雪＝ユキ　と言えばサトウユキですよ！！






『そこまで有名かしら？』








『姉上様！　何をおっしゃっているのですか！』

『仕方ないですね・・・　動画を準備しましたのでサトウユキの演技を御覧下さい。』












『・・・・・・・・・確かにもの凄い演技力だけどね・・・』




もう、我慢できなくなってきた！　

この前買ってきたエロゲーしよ！！







これは名作だよね！！

『調教ゲー♪　　ささ、ご主人様！　早くプレイしましょう！』








『ちょっと待ちなさい！　私もイクわぁ～！！』









『みんな行っちゃった・・・　メイ子も行こうっと！！』







『お兄ちゃんに御用がある人はピーという発信音の後に中出し・・・　じゃなかった・・・　メッセージをいれてね！』

『ばいば～い！！』

お姉様のドレスアップパーツ到着の報を受け

神奈川県海老名市に向かうお姉様達であった・・・











『さあ、イクわよ～～♪　』





『お～～っ！！』







『ちょっとお待ちなさい！　また、私は留守番ですの？』






『猫は連れて行けません。それに、お嬢は生物ですので他の物に乗り移る事も出来ませんし・・・　』






『いいから連れて行くのです！　乳戦力９０万の私が行かなければ旦那様が悲しみますわ！』

『アナタ方の貧しい胸ではね・・・　』





『ふ～ん・・・　お仕置きが必要なようね・・・　』
『まったく・・・　聞きわけの悪い・・・　』






『何ですの？　乳戦力９０万パワーの私と勝負になるとでも？』

『たかが、８４万と７５万パワー程度が・・・　』






『乳の大きさが・・・　』




『乳戦力の決定的な差ではない事を・・・　』






『教えてやるっ！！』
『教えてやるっ！！』







『こ、これはっ！？』













『こんなバカな・・・　』




『乳の大きさの違う二人の超必殺技だよ！！』





『数値ばかり気にするからそうなるのです。』





『バカね～、使うキャラが悪いのよ！』

『使うならこれよ！！』










『確かに数値上はミューラーが最強です。しかし、若嶋津の必殺セーブの方が相手の必殺シュートを止める確率が高いのです。能力値は低くとも・・・　』





『そんな・・・　ガクッ・・・　』




あれ？　みんなイキますよ～？





『お～～！！』







到着です！





「お待ちしておりました。パーツの装着には少々お時間が掛かります。」






『時間が掛かるのか・・・　それじゃあ、映画でも観る？』





『みるみる～～♪　』






『ガルパン観たい～～！』

『ガルパンはちょっと・・・　』






『スター・ウォーズやってるわよ！』

『ガルパンは？』

『さすがにもう、上映終わってるでしょ・・・　』







『え～～！！　ガルパンがいい！！』

『いや・・・　ガルパンの映画はこの前に観たでしょう・・・　』

『すたー・おーずは嫌っ！！』






『いやいや、きっと面白いわよ？　ライトセーバーなんてカッコイイじゃない？』






『私はガンダムのビームサーベルの方が好きです。』





『そうだよ！　ライトセーバーより、レーザーブレードの方が強いもん！』

『レーザーブレードって・・・　』

『これだよっ！！』










『ギャバン！　ダイナミック！！』






『このレーザーブレードのBGMって格好良いですよね。』


この曲は名曲ですな！








今度、上映するみたいですね・・・



『D・・・　　ダイナミックッ！！』













『ダイナミック！　ダイクマ～～～ッ！！』






『・・・・・・・・・・・あ、駅の反対側にららぽーとが出来たみたいですが・・・』








『ララァ・・・　私を導いてくれ・・・　』





『お手伝いします大佐・・・　』






『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

行きますか・・・

『・・・・・・はい。』






海老名って変わりましたよね、一昔前まで田んぼだったのに・・・





小田急・相鉄線の海老名駅ですね





『ご主人様・・・　さっきのダイクマと駅を見たら昔のCMを思い出しました・・・　』










『・・・・・・・・・・・・・・・』
『・・・・・・・・・・・・・・・』


ゲン子さん・・・　古すぎじゃ・・・　　あと、これって全国版のCM？






『コホンッ！　少し思い出しただけですから・・・　』

『では、海老名の説明を・・・』





『海老名市は神奈川の県央に位置しており、海老名駅は小田急・小田原線（小田急電鉄）、相鉄線（相模鉄道）、JR相模線が乗り入れています。』

『それでは、動画を用意しました。まずは小田急線です。』














『続いては相鉄線ですが、本線だけでなくいずみ野線も含まれている為に動画を二つ用意しました。』













『それではJR相模線の駅側に移動しましょう。』






うおっ！？　通路に屋根がついてる！！




動く歩道までとは・・・







『そんなに驚く事かしら？』





『これは大変な事ですよ！　JRと私鉄の駅は距離があるのですが、昔は屋根などなかったですし、風が強く、雨でも降ろうものなら最悪な環境でしたから。』




JR相模線の駅に到着です




ふはははっ！　さすが神奈川県が誇るローカル線！　本数少なっ！

『仕方がないのでは？　単線ですしね・・・　』





『相模線は茅ヶ崎～橋本を走っています。基本は橋本が終着駅です。本数は少ないですが横浜線の乗り入れを行い八王子まで行く列車もあります。』






『お待たせ致しました。JR相模線の動画です。相原～八王子は基本的に横浜線の駅です。それでは相模線のローカル具合をお楽しみ下さい。』











『ねえねえ、どの駅が一番なのかな？』






『私は厚木駅ですね。厚木と言っても厚木市にあるわけではなく、あるのは海老名市。嘘厚木とか偽厚木とか呼ばれる事もあります。』

『小田急の厚木駅と連絡していますが急行は停車せず、隣の海老名駅に皆さん降りられます。悲しい駅です。』






『私は入谷駅ね！　付近一帯は田んぼで車で行くのは無謀。さらに無人駅よ！！』






『お兄ちゃんは？』




下溝駅かな？

まず、駅の入口がわからず、前から侵入すると転回できるスペースが無い。

また、近くにコンビニが存在しない。　無人の入谷駅でさえ、スーパーやコンビニやマクドナルドが存在するのに・・・

また、住宅街の中にある。画像でホームが見えているがその先にあるのは住宅で、すっごく近い。

そして、　夜は無人駅となってしまう最恐駅の一つ・・・・






『みんなも遊びに行ったら注意だよ！！』







何と！？






ロータリーが出来てる！！

昔は田んぼだったのに・・・・






隙間から見えるけどこんなだったのよ！！

『すっごい人だね～～！』

『出来て間もないからね・・・　ただ、似かよった店ばかりだから人が多いのも今だけかもね・・・　』








美味そう・・・










『ね～・・・　これ、誰？』

『南野陽子ですね。』






『アンタ・・・　欲しいとか思ってない？』

べ、別に歌は下手だけど可愛いなんて思ってないんだからね！！

あと、ナンノのＣＤはちゃんと持ってますからね！！






『アンタ・・・　世代違うでしょうが・・・　』








何だこれ！？

『メイ子、これ欲しい！！』







『タワー・ブリッジ！！』

３０％ＯＦＦか・・・　買おう！








『何でディフォルメにしちゃうのかしら？　昔、こういうロボットアニメ流行ったわよね・・・　』




『クラッシュ・ドーン！！』





『リューナイトか・・・　私はワタルかな？』



オレはこれですね







キングスカッシャー！！






『私はこれです。』









さすがゲン子さん・・・　グランゾートとは・・・







『これ１９８９年ですって・・・　まだ生まれてないみん友さんいるんじゃない？』






『ん・・・　ビビッってきた！』






『こっち！』







『これっ！！』

あ、これ買ってなかった・・・







『何でこの娘はキン肉マンや聖闘士星矢が好きなのかしら？』






『それはご主人様が穢れを知らない少年の様なお気持ちでメイ子さんを呼び出したからです。』





『まだマシな方ですよ・・・　』

『ギャラクティカ・マグナム！！　とか　風林火山　とか　黄金剣　とか言ってないんですから・・・　』






『まあ・・・　この会話を理解できるのって、その世代か作者のファンのどちらかだわね・・・　』






『私が好きなのは白羽陣ですが・・・　』






『・・・・・・・・・私？　じゃあ、カイトス　スパウティングボンバーでいいわ・・・　』



お姉様・・・　その技、素人は知らないですから・・・








『ご主人様、そろそろ時間です。』

じゃあ、たこ焼き買って帰ろう










「お待ちしておりました。作業の方は完了しています」






おお！？　　赤だからどうかと思ったけど意外とカッコイイ！！








んん！？　　これもどうかと思ったがいい感じじゃないですか！



あと、最後の装備・・・　　ＴＲＤショルダーパッド・・・













ア、アメリア様がＴＲＤのショルダーパッドつけて助手席に座ってる！？









「お好きかと思い、ご準備しておきました。（抱き枕とは・・・　変態だぁ・・・）」









『さあ、帰るわよ！　グズは嫌いよ！！』


ははっ！　すぐに！！






『お姉ちゃん、ノリノリだぁ・・・　』
『女性はいつまでも美しくありたいもの・・・　ドレスアップ出来て嬉しいのでしょう・・・　』




























『さあ、帰宅したわね！』　　








『どう？』








『私の新装備は！？』










『さあ、私を褒め称えなさい！！』









『・・・っ！？』