元気に走る場が少なくて可哀想 - GRヤリス

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元気に走る場が少なくて可哀想

郷愁
トヨタ / GRヤリス
GRヤリス RZ“ハイパフォーマンス”_4WD(iMT_1.6) (2020年)
- レビュー日：2022年2月14日
- 乗車人数：１人
- 使用目的：スポーツ走行

おすすめ度： 4

デザイン：4
走行性能：5
乗り心地：4
積載性：3
燃費：4
価格：3

満足している点: ノーマルでもかなり高い走行性能。足回りとブレーキはこのままで充分(サーキット走行会・ジムカーナ県戦)。トラックモードでのコーナー立ち上がりが、最高にエクスタシー。
トヨタセーフティセンスでの長距離移動が快適。クラッチを切っても定速走行が維持されるので、高速でトラックに前を塞がれたら6→5、トラックが居なくなったら自動加速し、5→6と、シフト操作出来ます。
不満な点: 街乗り領域では、1.6リッターNAなりのドライバビリティ。低速から溢れるトルクは、無い(レクサスiS350C比)。
回せばとんでもない速度が出てしまうので、抑えて走る時間が辛い。
オーディオにSDが使えないので、スマホ必須。
ブレーキダストが、もの凄い。
総評: 50代のオトナですが、免許を失わない範囲で乗るだけだと、コスパが良くない。内装や椅子の質感がそこそこ高いのが救い。
元ランエボユーザーですが、あのリッターバイクのような低速トルクは無く、街乗りはバイクで言えば400ccぐらいの乗り味かも。
自分はモータスポーツを楽しむので、クローズドコースで全開パワーを出し切り、発散/償却できています(速い!)。
ボデーと足回りの造り込みは素晴らしいので、飛ばさない人は1.5リッターATのRSがお勧め。

デザイン: 4; サッシュレスドアが素敵。夕方のポジション灯状態の顔が、外観では好みです。
走行性能: 5; 足回りは充分締まっており、そのまま結構な走りが出来ます。基本はスタンバイ四駆ですが、想像を絶する後輪トルク配分で、右足での姿勢変化を楽しめます。
トルセンLSDも、純正タイヤで攻めるには充分。ちなみにサイドブレーキも、かなり効きます。
乗り心地: 4; 確かに固いですが、波形の角が丸い感じで、不快ではありません。ボディーがしっかりしているからでしょう。
GRシリーズ一貫の、トヨタ紡織製スペシャルシートが、自分も同乗者にも評判いいです。
積載性: 3; そもそも荷物を積まない派なので…割愛。
小旅行には十分だと思います。不満なし。リアハッチが小さく軽く、開け閉めしやすいのが美点。
燃費: 4; 街乗り11キロぐらいです。まぁ、この手の車はこんなものでしょう。
価格: 3; 絶対金額はお高いですが、何も弄らずスポーツ走行を楽しみたい、という人には、この上なくお得感があります。
自分もそういう狙い。タイヤぐらいしか替えるつもりはありません。
故障経験: 一切無し。