ボディ補強を期待して,ラゲッジ(トランク)バーを製作してみた。
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
プリウス系で効果があると言われているラゲッジ(トランク)バーを製作してみました。
これまでにG'sブレースとTRDドアスタビライザーとボディーを補強してきて,ボディー後部の補強が欲しい感じがしたので,製作することにしました。
どれくらい補強材としての効果があるか,半信半疑だったので,たわむことがないことを目標に部品を組み合わせてみました。
2
1年ほど前に以下の部品を購入してあったのですが,更なる補強を目指して今回製作に取り掛かりました。
基本的な構想として,荷物を積むことが多いので,フックを取り外さないこと,上に荷物があっても歪まない強度があることを目標としました。
材料1:20mm×40mm×910mmのアルミ角材
材料2:ステンレスM8六角ボルト15mm×4
材料3:ステンレスM8スプリングワッシャ×4
材料4:ステンレスM8ワッシャ×4
材料5:L型アングルニッケルメッキ×4
3
ラゲッジルームで現物合わせをして,端から20mmを測り,両側に直径10mmの穴を開けます。
ボルトの直径が8mmなので,9mmの穴を開けたかったのですが,手持ちのドリル刃が10mmしかありませんでした。(残念)
4
穴を開けてから,角がとがったままだとデザイン的に嫌!!なので,丸く削り落とすことにしました。
グラインダーを使用して,地道に削ります。
5
丸くし終わったので,ドリルの穴や両端部のバリ取りを行います。
この後の作業で,隠れてしまうところなので,ある程度取れたところで妥協しました。
今回の構想の工夫点です。両側からボルトでⅬ型アングルを固定するので,上下からボルト止めするよりも,強度があると思います。
次の画像の様に組み合わせました。
6
アングルや六角ボルトを差し込み,組み合わせていきます。
ここで問題発見!!
ボルトの長さがぎりぎりです。何とかボルト,ワッシャ,アルミ角材,スプリングワッシャ,ナットの順で止めることができました。
ボルトの長さが,あと5mm長ければ,もう少し楽に作業できたと思います。
更にデザイン的にあと5mm外側に穴を開けた方が見栄えが良くなりそうだったので,少し落ち込みました。
7
気を取り直して,作業を続けます。
ラゲッジに持ち込み,フックを止めている6mmのネジを取り外します。
フックが活用できることが目標の一つなので,フックがついているプレートの上に今回のバーを固定します。
10mm用のラチェットレンチを使用してネジ止めします。
固定し終わったら,バーの左右の高さを合わせます。バーの高さは,床面から70mmとしました。
高さの調整が終わったら,バーに取り付けたボルトを六角レンチを利用して,締めあげます。
これで作業は,終わりです。
8
見た目にメリハリがないので,手持ちのTRDのシールを貼り付けました。
取り付けた感想です。私の感覚ですが,30㎞/h以上で後輪が片輪ずつ道路の段差を乗り越える場合に,揺れが少なくなっています。前輪が段差を乗り越える音に比べ,後輪が段差を乗り上げた音は相対的に小さくなったように感じます。
そして,40Km/h以上で直進し,段差(マンホールなど)を乗り越えるときに直進安定性が保たれているように感じました。
ただし,30Km/h以下で道路の段差を乗り越えると,後席に乗った家族から「跳ねる」と言われ,「何かやったの?」と,あまり評判がよくありません。ファミリーカーとしては,落第点となりました。
家族が分かるくらいなので,補強の効果があったのだと思います。
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