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マサ21の愛車 [ホンダ シビック]

パーツレビュー

2024年3月8日

Panasonic Blue Battery caos N-80B24R/C8  

評価:
3
Panasonic Blue Battery caos N-80B24R/C8
このカオスは、前回の車検直前の2022年11月に交換してます。
10月に発売されたばかりの新製品だったので、高かったのです。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/7158398/note.aspx
カオスの現行モデルC8です。
なのに、1年と3ヶ月ほどでもう寿命?
ともかく、ちょっと買い物に出て、そこでエンジンがかかるかどうか不安になるのです。
これはカオスの前に使ってたオプティマのイエロートップでも同じ状態でした。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/12060493/parts.aspx
それ以前から、親の介護であまり乗らなくなった愛車のバッテリーを冬に上げてしまう事が多くて、カオスを1~2年で交換してきました。
カオスに見切りを付けて、イエロートップにしたものの同じ状態になったので、またカオスに戻したわけですが。

今のカオスはこの冬も、その前の取り付けた直後の冬も、一度も上がってしまった事は無くて、常に12.0V以上を維持していて、一度も11V台にした事すらありません。バッテリーは一度でも上げてしまうと、極端に性能が落ちるからです。
いつもエンジンスターター兼セキュリティのカーメイト SQ7500αのリモコンで、室内から電圧をこまめにチェックしてました。(追加画像を参照)
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6272581/note.aspx
そして、スマホのalexaからカーポートのスマートプラグに接続した充電器をONにして、3日に一度位は充電してたわけです。

愛車はボンネットを閉めたまま充電出来るように「充電ポート」を作ってますので、
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/7078610/note.aspx
カーポートにある時は常に充電器を接続していて、まるでEV並みに充電してるわけです。
現在の充電器は大橋産業(BAL)の2703で
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/7461490/note.aspx
トリクル充電による維持充電をするわけですが、最大0.8Aの電流を流し続けるので、スマホからalexaで充電器の電源を切って、バッテリーへの負担も少なくしてきました。

それなのに、先日も出先でエンジンがかからず(プッツンといって終わり)困りました。現在のカオスに交換した直後はパワーを実感し、調子がよかったのですが、2~3カ月後から、やっぱりセルが回りにくく感じてました。
それは、愛車には大量の後付電装品がありますので、ACCをONにすると、それらが一斉に起動して、一時的に電圧が下がるから、即、セルを回そうとするとダメなんだと、数秒おいてからキーを回すとかかっていたのです。29年乗ってる愛車は昔ながらのキーを差し込んで回すタイプです。

ところが、何度それをやってもかからない。こういう時は常時積んでるジャンプスターターを試してもダメです。途方に暮れたのですが、やはりSQ7500αのエンジンスターターで何とかエンジンがかかりました。
イエロートップの時も、エンジンスターターだとかかるので、てっきりイグニッション・スイッチが悪いのだろうと、交換したのですが。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6526063/note.aspx
結果は変わり無しなのです。
大橋産業(BAL)の2703充電器はバッテリー診断機能もあるので、CCAを確認してみようとしたら「Lov」と表示されて、「バッテリーが極端に劣化していて、測定不能」と出るわけです。
このCCA測定には、基準となる値を先に入力するのですが、カオスはCCA値を公表してません。それで80B24の値として調べられる500を入力していたわけですが、それを400に下げても、300にしても同じく「Lov」と出るのです。

思えば、前に使っていた20Aまで出力出来る、リチウムバッテリーにも対応したHTRC P20という中国製の充電器が、
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/12201047/parts.aspx
昨年の夏、充電してもすぐにFULLと表示されて止まってしまうのです。セルが回らないから(それでも12V台)充電しようとしてるのに、すぐ停止してしまうのです。
バッテリーにはBM6というモニターを付けていて、
https://ja.aliexpress.com/item/1005005057800182.htm
Bluetoothでスマホから充電状態を確認出来るのですが、後の追加画像のように、それで「電力不足」と表示されてるので、充電器が暑さでおかしくなったのだろうと、以前から使ってた現在の大橋産業(BAL)の充電器に戻した経緯があります。
既に、昨年の夏の時点で、カオスがおかしくなってたのかなぁと思われます。

カオスがなんでこんなに早く劣化する?
もしかして、鉛バッテリー特有のサルフェーションが発生してる? サルフェーションとは電極板に出来る絶縁物質の硫酸鉛の結晶の事です。
前のHTRCの充電器にはパルスによるリペア充電がありましたが、一度も試す事は無く、秋になって、他の古いバッテリーで試すと正常に充電出来るので、売却してしまいました。
現在の大橋産業(BAL)の2703にもサルフェーション除去の「回復充電」があるのですが、それは3V~11Vのバッテリーに対して自動的に行うもので、手動での「回復充電」は出来ないのです。

なんか最新のHV車でも、その補機バッテリーが1年足らずで上がると話題になってるそうですね。なんで補機バッテリーは鉛のまんまなのか。なんで大手バッテリーメーカーは一般車も利用出来るリチウムバッテリーを出さないのか。
私もお金があればMOVING BASEが出してる置き換え可能なサイズのリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(LiFePO4)にしたいのですが、高価なので。

もしかすると、鉛バッテリーは特定条件下でサルフェーションが発生しやすくなるのでは?

愛車のバッテリーは画像のとおり、ケーブルだらけです。私はこれに見慣れてるのですが、内訳を少し説明しておくと、
プラス側の赤ケーブルは、一番太い4AWG(21sq)がパワーアンプへの直結です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6277127/note.aspx
左隣に電圧表示が見えてるのは83F(83,000,000μF)のスーパーキャパシタ(EDLC)で、そのキルスイッチがカオスの上に乗って、7AWGの赤ケーブルで接続されてます。前述のCCA測定の時は、キルスイッチで切り離してます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6867183/note.aspx
オルタネーターともコア付きの赤ケーブルで直結していて、それはピューマ社の高いものでした。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/1593833/note.aspx
ケーブルが多いものの、多数の電装品を直接繋いでるわけでは無くて、それらは別にバッ直の後付のヒューズボックス3つに接続してあります。車両に元からあるヒューズボックスには何も接続してません。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/6277060/note.aspx
マイナス側の青ケーブルは同じ4AWGの太いのがパワーアンプに行っていて、他にアーシングはエンジン本体や、ディストリビューター、オルタネーター、セルモーターの固定ボルトなどに行ってます。それとボディへも。

何かがバッテリーに悪影響を与えるのかもしれないと考えると、前述のスーパーキャパシタかもしれませんし、左上に見えてる安価なアイソレーターでハッチバック内のサブバッテリーにつながってる事なのかもしれません。それはドラレコの駐車監視録画専用です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/12740027/parts.aspx
ただ、サブバッテリーは13.3V以上でカオスと接続されて、12.8V以下で切り離されるので、つながってるのはエンジンがかかってる間と充電中に限られます。
他にも効果は不明ですが、ラストプロテクターも常時電力を食ってはいます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/253927/car/906723/3937938/parts.aspx
古い愛車は一度オルタネーターも新品に交換してます。劣化したからでは無くて、念の為です。過去も現在も、発電が追いついて無いという状況にはありません。
それは前述のBluetoothのバッテリーモニターをスマホで見ててもわかります。走行中にメインバッテリーのカオスもサブバッテリーも満充電になるからです。

ともかく、サルフェーション対策として、これまた安価な「デサルフェーター」を購入しました。
https://amzn.asia/d/2KkstB9
タイムセールで2,422円になってたからです。
この製品は以下の動画で知りました。オシロスコープでパルスの波形や電圧を測定してました。
https://youtu.be/MXjf0vyKFg4?si=Aqczes7Zx_gFvkvs
↑この動画で紹介された製品には丸端子が付いてましたが、値段が高くなっていて、
https://amzn.asia/d/7HkjPtF
その下の類似商品紹介にあったタイムセールで安くなってた別の販売元の製品を買ったのです。本体は同じでも小さなワニ口クリップ付きだったので、それを切除して丸端子に変えました。

デサルフェーターはパルス充電器のように充電中とは限定せずに、常時パルスを加える状態になります。しかもより高電圧で。車内でノイズの影響が出ないか心配になります。

全ての電装品にはパイオニアのRD-984のノイズフィルターを通した電流を使ってます。パワーアンプを除いて。RD-984から出る配線が14AWG(2sq)位なのに、パワーアンプのアルパイン MRV-F300の取説では、電源は最低でも8AWG(8sq)以上、途中にディストリビューター(分岐端子)を挟む場合は、そこまでは4AWG(21sq)を指定するからです。

それで、ACCがONの状態ではデサルフェーターが動作しないように、リレーを使って切り替えます。このデサルフェーターが動作するのは、駐車中と充電中だけにします。
これで様子を見て、またその結果を書く事にします。もし、カオスの状態が改善されるのなら、普段からサルフェーション対策が必要だという事です。

→ 1月半ほど経過して、一発でエンジンがかかるようになりました。
春で気温が高くなってきたとかの要因も考えられますが、ACCのONから間髪入れずにセルを回しても、カオスが新品の頃のように、エンジンがかかのです。
カオスの交換後、半年で、つまり昨年の夏には、この方法ではかからず、ACCのONから数秒待ってセルを回していたのですから。

ただ、前述のHV車のような最新の車は、こういうものを取り付けると、システムにどんな悪影響が出るのか予想が付きませんので、自己責任で。
  • セキュリティー兼エンジンスターターのSQ7500αのリモコンで室内からバッテリーの電圧をチェック。
  • カオスはすぐにこの状態に。Bluetooth4.0なので、近くまで行かないと、スマホで受信出来ない。
  • 2,422円で購入したデサルフェーターは小さなワニ口クリップ付きなので、切り落として丸端子に変更。
  • 出力電圧のピークは20Vと書かれてるが、動画のオシロでの観測は最大28Vで、周波数も1.84kHz
  • 安価なデサルフェーターの内部はこんな感じ。
  • マイナス側にリレーを付けて、ACCがONでデサルフェーターはOFFになるようにする。
  • デサルフェーターの取り付け位置。カオスと同じブルー。
購入価格18,120 円
入手ルートネットショッピング(Yahoo!ショッピング)
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