不明 バッテリーアイソレーター(走行充電器)
サブバッテリーを走行中に充電する為のアイソレーターです。
その為「走行充電器」とも呼ばれてるようです。
1,395円という安価で新品購入したのですが、1年以上経過して、十分に機能してくれてます。
ただ、私が買ったのは現在は品切れで、同じものと思えるのは以下です。
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サブバッテリーはドラレコの駐車監視録画用です。
通常はドラレコにオプションの駐車監視録画用の電源装置を使って常時電源に接続させます。
エンジンを止めた状態での駐車監視録画では、前述の電源装置が一定電圧以下になると、電流を遮断して、バッテリー上がりを防止してくれます。
しかし、それが上手く機能しなかったり、機能してもバッテリーが弱ってると、車に戻った時に「エンジンがかからない」という事になってしまいます。
その対策として、駐車監視録画専用のリチウムイオンバッテリーiCELLがあります。これを使えば、ここでいうアイソレーターなどは使わなくても、走行中にiCELL自身も充電してくれます。
でも高価です。容量の小さなiCELL-B6Aの76.8Wh(6.4Ah)で39,800円、
容量の大きなiCELL-B12Aの153Wh(12.75Ah)だと49,800円します。
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それで、手持ちの安い20Ahの鉛バッテリーのシールドタイプを使う事にしました。
購入価格は4,770円でした。現在は5,829円に値上がってますが。
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こうして、エンジンをかける為のバッテリーとは別に、駐車監視録画専用のバッテリーを用意すると、長時間の録画でも、バッテリー上がりを心配しなくて済みます。
ところが、ドラレコの駐車監視録画電源の常時電源線をサブバッテリーに接続すると、駐車中だけでは無く、走行中も常時電源線から電力を使います。つまり、常にサブバッテリーが消耗する事になります。
それで、走行中はサブバッテリーも充電されるように、アイソレーター(走行充電器)が必要になります。
このアイソレーターは13.3V以上になると、メインバッテリーとサブバッテリーを接続し、12.8V以下になると、切り離してくれます。電圧感応型のリレーなのです。
つまり、エンジンがかかってオルタネーター(発電機)が回ってる間は、メインとサブの両方のバッテリーが接続されて、どちらも充電してくれます。
エンジンを止めて、発電機も止まり、12.8V以下になると、メインとサブは切り離され、接続されたドラレコはサブバッテリーから電力の供給を受けて、メインバッテリーの電圧が下がる事はありません。
アイソレーターの接続は簡単で、マイナス側はメインとサブのバッテリーの両方を直結させておきます。なるべく太い電線がいいですが、私は5sq(5mm2)を使ってます。
そして、アイソレーター内の2つの端子に、指定どおりにメインとサブのバッテリーのプラスを接続します。私は念のため、メインバッテリー側には30Aの、サブバッテリー側には20Aのスローブーヒューズを取り付けてます。
後はもう一つ、アイソレーターから出てる細い黒線をメインバッテリーのマイナスか、ボディアースしておきます。これはアイソレーター自体のリレー動作用です。
私はこれに、手動でメインとサブのバッテリーを接続させる為のスイッチを付けてます。20Aのリレーを介して。このスイッチはボンネットを閉めた状態で操作出来るようにしてます。下の画像の右上隅に赤く見えてるものです。
アイソレーターのすぐ右に見えるバッテリーの上のキルスイッチは、下に赤い電圧表示が見えてる83FのEDLCに付属するものです。(関連する記事)
こうした手動でのメインとサブを接続されるスイッチが付いた安価なアイソレーターもあります。
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このようにアイソレーターを介して、メインとサブのバッテリーを接続しておくと、走行中だけでは無く、ガレージの充電器でバッテリーを充電する時も、両方のバッテリーが充電されます。
最近、あまり愛車に乗らないので、充電器による充電のほうが多いのです。
その為、ボンネットを閉めたまま充電出来るようにしてます。(関連する記事)
両方のバッテリーにはBM6というバッテリーモニターを接続していて、それぞれのバッテリーの状態をBluetoothによってスマホで表示出来ます。
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これを見てると、自宅のカーポートでは多くの電装品が接続されてるメインバッテリーが減り、出先での駐車監視録画ではサブバッテリーが減る事がわかります。また、充電状態も把握出来ます。
つまり、アイソレーターがうまく機能してる事が一目瞭然になるのです。
ただ、このBM6はBluetooth4.0なんですね。到達距離が小さくて、車のそばまで行かないと接続出来ません。中国のサイトを見ても、Bluetooth5.0以上の製品はまだありません。
なお、メインとサブのバッテリーの接続ケーブルは、本来はもっと太いものが必要かもしれませんが、駐車監視録画専用ですので。
サブバッテリーはハッチバック内に設置していて、6mの3.5sqの3芯ケーブルを使ってます。
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3芯を使うのは、将来iCELLを導入した時に、カーポートでの充電器で、iCELLも充電させるためです。
iCELLは接続したACCがONの時しか、自らを充電しないので、現在使ってるメインとサブの手動接続スイッチで、iCELLのACCラインに電流を流す為に使う予定です。もちろん、逆流しないようダイオードも付けるつもりです。
そのiCELLに付属のバッテリーとの接続ケーブルが18AWG(0.8sq)と細いものなので、
3.5sqで十分と考えてます。
また、サブバッテリーからドラレコ3台の駐車監視録画電源までの配線は2sqの3芯を使ってます。
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これも、将来iCELLを導入した時を想定してます。
iCELLに付属のドラレコとの接続ケーブルは22AWG(0.3sq)と細いものなので、2sqで十分です。
いずれのケーブルもセンターコンソール内を通してるので、後から配線をやり直さなくても済むようにしてます。
またミラー型ドラレコのWOLFBOX G900(関連する記事)へのUSB Type-Cによる駐車監視録画電源装置は、その保護電圧を表示して、0.1V単位で自由に設定出来る以下の製品を使ってます。
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最低設定電圧は11Vなので、iCELLの最低出力電圧までフルに使えますし、通常のバッテリーを使うにしても、エンジンがかかるか心配する必要が無いので、ギリギリの電圧まで使えます。
なお、iCELLのようなリチウムイオン電池では無く、通常の鉛バッテリーの場合は、ダラダラと電圧が下がってくるので、なるべく長時間使おうとすれば、低い電圧まで設定出来るほうがいいでしょう。
この製品については、上記リンク内の私の動画付きのレビューも是非参考にしてください。
上記リンクが在庫切れになっていて、別の販売元から同じものが出てます。
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前述のミラー型ドラレコのWOLFBOX G900の他に、前方の360度ドラレコのカーメイトのDC9000と、後方の360度ドラレコのユピテルQ-02(関連する記事)もサブバッテリーに接続していて、専用のヒューズボックスとパイオニアのラインノイズフィルターRD-984を介しています。
いずれも駐車監視電源からの常時電源線と、GND線をサブバッテリーに接続していて、ACC線は別になります。
このアイソレーターの性能には不満は無いのですが、内部の基盤が樹脂で覆われていて、2つの端子まで樹脂が被ってるので、ボルトだけが出てる状態です。私は丸端子を接続する部分の樹脂は取っておきました。ピンセットで簡単に除去出来ます。
→ 丸2年間使ってると、機能しない日が出て来たので、以下の液晶表示付きの「スマート・アジャスタブル・アイソレーター」に入れ替えました。(関連する記事)
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アイソレーターの取り付け場所はバッテリーのすぐ横。左上のネジで留めて、右側はL字金具と両面テープ。
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サブバッテリーはハッチバック内に設置した20Ahの鉛バッテリーのシールドタイプです。
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アイソレーター内は2端子で、メインとサブのバッテリーのプラスを接続。4本来てるのは手動接続のため。
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スマホでメインとサブのバッテリー状態を同時に表示出来る。
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サブバッテリーからの電流はRD-984でノイズを消してから専用のヒューズボックスでドラレコに接続。
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基盤を覆う樹脂が端子の座金まで被ってるので、そこはピンセットで除去。
購入価格 | 1,395 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(Amazon) |
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