フロントブレーキキャリパO/H (異音解消への続き②)

前回異音が発生した際、ブレーキパットを交換しましたが、異音解消できず・・・

走り出しは異音が出ないけど、暖まってくると鳴り出します。
ジャッキアップしてタイヤ回すと重いし、すぐ止まる。恐らくブレーキの引きずりによるものと推測！

異音(キュルキュル、シャーシャー)解消するためオーバーホールを行います

まずはキャリパーを車体から外します。
①固定ボルト2点(スライドピン部)外す
②ホースクランプを使い、油をシャット。
アストロ製品で自動ロック式。これいい！
※ステンメッシュホースには使用不可です。
③バンジョーボルト取外し

ホースがダメになった時に備えて新品ホースを用意してから作業しました。

エアー設備が無いから、ピストンプライヤーを購入。写真はデイトナ製です。ピストンを回しながら抜くための工具。

結論：むーりー

固着したピストンには無理！！

再度キャリパーを取り付け直し、油圧である程度抜きます。ピストンも新品を買ってあったのでパイプレンチで回しながら、何とか外れました。

ピストン、クランプ、ブーツ、シールと外します。
錆びてるねぇ

運転席側

助手席側

パッキンセットとピストンです。パッキンセットはキャリパー2個分入っております。

ピンブーツやバンジョーボルトのワッシャーも付属していました。

ワコーズ　ラバーグリスを使って組み付け！
最初にブーツとクランプを取り付けてからピストンを付けようとするが、これまた無理！ネット検索するけど、みんなエアー使ってブーツ広げてるわぁ

諦めて、ピストンにブーツを付けてから組み付けました。普通にこれが一番楽な気がしました。

付属のピンブーツも交換。これ、金属の部分が圧入されてる？みたい。新品が全然付くきがしないので、軽く削って枠を叩き入れました。

JZX110 純正規格DOT3に合わせてブレーキフルードを購入してきました。

勝手にDOT4だと思っていたけど、キャップを確認してよかったです。

ブレーキ補給器を準備しました。
リザーバタンク内をいちいち見てられないし、万一フルード切らしたら地獄です。

マークⅡのリザーバタンクに補給器固定部品が合わず取外し。

一人ぼっちの寂しい作業のため
つっかえ棒に活躍してもらいました。

シャッター下ろす棒があったので代用。めっちゃいい。

アストロ製品
ワンウェイバルブがセットになったブリーザータンクです。

エア抜きして完了！重かったタイヤがくるくる回る。燃費もよくなるんでは？
一応後ろもエア抜きしました。

結論
①エアー設備は必要
②キャリパーを買ってO/Hしたものを準備しておくべし。時間あるから塗装もできるし。

試走
まだ音するわ~
ローター？バックプレート？経験ある人教えてください。