本日、今年最後の岡山国際サーキットを走行させて頂きました。前回チューニングフェスタで走行した時に、最終コーナーでアンダーステアが強く、アクセルを開けることが出来ませんでした。
昨年末の筑波サーキットでも、最終コーナーで思うようにアクセルを開けることが出来ず、58秒3といイマイチなタイムでした。
何とかコーナー立ち上がりのストレスを解消できないものかと思い、前日にバネレートの変更&アライメント調整を行いました。
バネレートは筑波仕様のままの、フロント14kg リア12kgだったので、以前、岡山国際を走っていた時の、前後10kgに交換しました。
アライメントは、フロントキャンバーを4度から3度半に戻しました。
(ロードスターではキャンバーを立てたほうがタイムが良かったためです。)
仕様変更が、思いっきり裏目に出ました。
最終コーナーだけでなく、1コーナー、2コーナー、ホッブス&レッドマン、各コーナーことごとく撃沈でした。
タイムも尾もすごく残念な、1分38秒9に沈んでしまいました。
タイヤも新しい状態で、自己ベスト更新、あわよくば1分35秒台を夢見ていたので、かなりショックが大きかったです。朝早くからサーキットに駆けつけてくれた戦闘民族さんにとても申し訳ない走りをしてしまいました。
38秒台の状態の車が35秒を狙えるわけもなく、この日の走行を終えようと思っておりました。
しかし、戦闘民族さんにアドバイスをいただき、たまたま岡国に来られていた、FDかっつんさんにもアドバイスをいただき、気持ちを取り直して、フロントのバネの交換を行いました。10kgを12kgに変更&同時にフロントの車高を15mm落としました。トーインも少し調整して、2回目の走行に臨みました。
2本目の走行では、車が見違えたようにフロントが入り、かなり早くアクセルを開けることが出来ました。
タイムも2秒早くなり、本来の走りに近くなりました。
この後1分35秒台を目指してアタックしたのですが、この日はコースインしている台数が多く、どうにもクリアラップをとることが出来ませんでした。
赤いシルビアは、長い間、細かいセッティングをしたことが有りませんでした。
今シーズンは、来年3月7日のAttack岡山に出場しまうすので、それに向けて久しぶりに車を煮詰め、また、練習していこうと思います。 今回は大型カナードは無しで走りましたが、十分にフロントのトラクションが有りました。
今回の収穫は、バネレートを落とすとよくない事と、車高を落とす事によって、前後の空力バランスが良くなったことが良かったです。
空力バランスといいましても、目に見えるわけではないので、自分でも良く解っておりません。
ただ、驚くほどコーナーが楽に曲がりアクセルを開けれるようになりました。
この日はお客様の草〇さんも一緒に岡山を走りました。
僕も2周だけ86を運転させて頂きましたが、本当に乗りやすい車でした。
ロードスターとは違く楽しさが有りました。
草〇さん、次は2分切れるといいですね。
あと、マツ耐の最強チーム、佐〇さん大〇さんもおられました。
久しぶりにゆっくり話が出来、昼食をご一緒させて頂き、本当に楽しい一日でした。
2枠走り、片づけをして会社に帰りました。
スタッフと年末の挨拶をしてから、シルビアの後片付けを行いました。
次回の走行のために、軽くタイヤを綺麗にして収めました。
左が清掃済です。
次回の走行の直前に電動カンナで削ります。
通常の仕事は終わりましたが、ピットにエアロなどの荷物が多いので、作業を進めておくことにしました。
わきまこ君のシビックです。
全塗装が済んだので、バンパーを装着しました。
自分のシルビアと同じNSXの赤に全塗装です。
塗装前はオーバーフェンダーが目立っておりましたが、塗装をするとかなり普通に見えます。
今回はしっかりと補強も入っており、スポット増しもしてあるので、ボディ剛性は抜群だと思います。
ただ重量増が気になると思うので、親心で、車重を測っておいてあげました。
まだ装着しなければならない部品もあると思いますが、しっかりと補強が
入っていることを思うとかなり軽いと思います。
この後、お客様に頼まれていた、S15シルビアの配線処理を行いました。
簡単に「フェンダーの中の配線をし処理してくれればいい。」との依頼でしたが、すでに配線が切れかかっておりました。 リフトUPしたときに気づいたのですが、先日私が調整した時よりも明らかに車高が低くなっておりました。
アライメント変化も起こしているので、新品タイヤが変摩耗しております。
若いと車高を低くしたくなる気持ちも解るのですが、一言相談して欲しかったです。
配線の修理を行い作業を無事に終えました。
今日は本当に充実した日でした。
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岡山国際サーキット | クルマ
Posted at
2017/12/30 03:23:33