お供と言えば、やはりここは
読書
ですよねぇ♪
一気に気温も下がって、日が落ちるとすっかり秋ですね。
先週、何の気なしに立ち寄った本屋さんでふと目に留まった本を買ったんですが、それが画像の物。
漢字の扱いにはそこそこ自信を持っているおいらですが、最近とみに抵抗力が落ちてきてる実感もあるし。
ちょっとまずいなと思う今日この頃。
近頃の人は、便利グッズに囲まれてるおかげか
「漢字なんて読めさえすれば困らない」なんて言うのかもしれませんが…
便利グッズに囲まれているからこそ、漢字の勉強は大事だと思うのですね。
PCや携帯でも相当数をコンスタントにきっちり打ち込むことがなければ、打ち間違える頻度も上がるし。
間違えていたって、みんな優しいのでスルーしてくれるもんですしw
そもそもが、
書けない漢字は高確率で誤変換します(^^;;
そのうえ気づきにくい。
なので、ちょろっと勉強しようかと思った次第。
買って帰った直後に
【メール利用で「漢字書く力が衰えた」66%】
(読売新聞 9月20日(木)22時25分配信)
なんてニュースの配信があって。
おぉ、これはブログのネタにしろというお告げぢゃないかぁ!!
…と思ったんですが「少数の計算ができない」…計算ってレベルの話ですらない…ニュースの方がインパクトが強かったんですね。
なんてもったいないww
…って、買ってきてまだ開いただけなんですけどねw
iPhoneの件でばたついたってのもありますが(^^;;
その時に、あわせて買ってきたのが、前々からタイトルと表紙絵が気になっていたけれど。
なかなか買わなかったこちら
以前、
山 葵さんも
取り上げられてましたシリーズ本。
やっと重い腰をあげて、買ってみました(^^)
かつては、本と音がなきゃ死んでしまうくらいの勢いだったはずなんですが、先の記事じゃないけれどすっかり活字離れ気味。
全く買わないわけではないけれど、長距離移動とかないとなかなか買わなくなってるのも事実。
週に20冊とか平気で読んでたのも、今や遠い昔の話…
出版不況もあるだけに、何とか貢献したいという思いはあるんですけどね…
マンガの方でも
「彼女のカレラ」「姫神ガジェット」が
立て続けに連載終了になったり。
ちょっと前まであったはずの雑誌が、ガンガン統合されていったり。
マンガでも小説でも、ただ読み飛ばすものはともかく。
じっくり読みたいものは重さを感じて読んでいたいおいらなので、ネット配信が増えていくのも嫌いなんですよね…
とはいえ文庫本ですら、いつのまにやら¥600を越えてる昨今。
昔の勢いで読むわけにもいかないというのも現実で(^^;;
買ってまで読む本は、中身をきっちり把握するまで読み倒すのが信条のおいらです。
なので、そうそう処分もしないおかげで文庫と言えど収納もネックになりがち。
その分、買うときも手当たり次第ではなくなってしまっています。
そんなこんなで
時間がないとか、お小遣いがないとか、収納場所がないとか。
そんな言葉に寄りかかって、すっかり紙の活字に飢えてることすら忘れがち。
たまには、じっくり本を手に取ってみるのも良いものでしょう♪
「読書の秋」という、手っ取り早い言い訳もあることだしw
手に取りさえすれば、さくっと読み終わってしまうんですけどねww(^^;;
この本も、ページをめくり始めたらめくり終わるまで約1時間。
全般に、読み易い構成になってますね。
登場人物の関連はあるけれど、基本的には短編構成。
ドラマ化なんかすると都合良さそうな構成ですねw
近頃の流れのように、ただのコピーでしかないドラマ化・アニメ化であれば興味ないですけど。
「事件手帳」というタイトルで、サスペンスものとか、きっちりかっちりした推理物を期待してると、ちょっと肩すかし感はあるかもです。
構成が基本短編だということもあり。
謎解きっていう部分は、ほぼ先読みできて予想を裏切るようなこともない。
変なひねりもなければ、強引な展開もない。
「うんうん、そうだよな」って、とても素直な展開です。
むりに驚きを作ろうとしたり、ミスディレクションを誘うようなこともないあたりは、インパクトを求める人だと評価低いかもしれませんが…
そんな作品世の中にあふれ切ってますから、こういうのありだと思います(^^)
個人的には、インパクトとミス・ディレクションを誘う手法の頂点はアガサ・クリスティだと思っています♪
素直すぎて物足りないって方もいるかもですけれど。
ガシガシ人が死んだり、ガンガンものが壊れたりするわけでもなく。
読み終えて、なんとなくほっこりした感じが残るのがいい感じ。
他の作品をネタに仕込んで、知ってればさらに楽しめる。
そういう手法は、昔からマンガやアニメ、ラノベでは常套手段ですね。
この作品でも、各話で取り上げられる題材の「作品」に触れたことがあるとなおさら読みやすく、いともつかみやすくなること請け合いです。
これをきっかけに、秋の夜長に枝葉を広げていくなんてのも面白い楽しみかもですね。
とりあえず、コミカライズ版はともかく…
2巻と3巻も読んでみようと思います(^^)
「文学作品」を今風にどういじるのか、そこが楽しみです。
Posted at 2012/09/26 01:52:16 | |
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