あなたの傷を癒そう(リアドア編)

先日付けられた線傷、フロント&リアドアの2枚にまたがる傷ですが、白色しており非常に目立ちます。

いつもお世話になっているイエローハットさんで傷を見てもらいながらDIYの相談にのっていただき、自分で補修してみます。

イエローハットさん曰く、クリア層と塗装層の微妙な深さなので、取り敢えずはコンパウンドでやってみて、駄目なら塗装を考えましょうとの事。ありがたいアドバイスです。

こちらのSOFT99のトライアルセット、スポンジ3つ入りですが、使用中に間違わない様にマジックでそれぞれの番を書いておきます。
鏡面仕上げに研磨が混ざると大変ですからね。

手順としては最初に鏡面仕上げで傷全体を磨きます。すると薄い傷はそれだけで消えてしまうので、余計な研磨が必要無くなります。
次に仕上げ、それでも消えない深い傷は研磨用とランクアップし、傷が消えたら仕上げ用→鏡面仕上げ用と戻していき完了という作業になります。

※傷が見えにくいので、これ以降は写り込んでいるコペンのドアノブ少し下に傷が写る様にしています。白く少し曲った線が傷です。

まずは鏡面仕上げ(9800番)から。傷を磨くと傷端の薄い部分は消え、また傷周辺のボディも磨かれて綺麗になり、傷自体が更に目立ちます。

次に仕上げ用(7500番)で。傷端が更に消え、短くなりましたが、中央部分はしっかり残っています。

研磨用(3000番)です。傷が消えてきましたが、なかなかしぶといです。水で洗い流し、乾拭きして研磨…を繰り返し、一時間位頑張りました。
けど、確実に消えて行っています。後は自分との戦いです。

ここでいつものルーター。以前チャックを変更したのでドリルから研磨まで様々な用途に対応可能な頼れる奴です(イナバの物置に各種パーツレビュー載せてます)。
これに研磨用(3000番)を塗り、研磨開始。

さすが電動工具。ものの5分もかからずに傷が消えました(正確に言うと抉れてささくれ立ち白色化したクリア層自体を削り落としているだけですが…)。

ここから仕上げ用(7500番)、鏡面仕上げ用(9800番)とかけ、ぼやけた表面を整え、研磨作業完了です。

完了後、ドア一面にグラシアスを塗布し終了。光に当てて目を凝らすとやはりクリア層の削れが分かりますが、素人の初作業としては充分でしょう。

嫁さん大喜びです。