出張途中の地方都市から常磐線を使い夕暮れの仙台に到着した。
仙台駅を降りると渋谷の雰囲気に似ているように思う乙である。
予約していた安宿は案外簡単に辿り着けた。
疲れ果てた出張族のヲサーンに混じりフロントでチェックイン
明日は仙台空港でドライバーと合流してスポーツランド菅生に向かう。
そう乙はレースに来ている。
しかし乗らないし触らない。
見てるだけ~~~である。
今年の初めボタクリガレージ親方との会話
親:「今年S2000自社で走らすねん。」
「もちろん年間で決まったスポンサーもドライバーもおれへんから俺がAドラ登録や」
乙:「あっ・・そう。。。よかったね(^^)」
親:「よかった、、ちゃうねん(怒)乙かれ!さん監督やってぇ~~や」
乙:「金ないし・・・・(無視)」
親:「ちがうねん。マジで誰か人いるねん。チームから一人若いやつと専門学校生2人つけるからそれで・・・・なんとか・・・・何かあったら39号車から人員間引きするから・・・」
乙:「3人??? タイヤ交換出来けへんやん。。。」
親:「交換するタイヤ代無いし・・・・(爆)」
と、言うことでS2000をコヨナク愛する親方が息絶え絶えにでも何とか
1年S2000を走らせて、若い貧乏なドライバーに経験を積ませようと言う
『貧乏41号作戦』が此処に発令されたのであった。
ドライバーは「ヒカル」と「トウジロウ」 FCJに乗る若者でツーリングカーの経験は無い(きっぱり)
そして年間登録したいからAドラは親方・・・・もちろんなるべく親方は乗らない事は言うまでも無い(^^;
スズカの西でテストしていきなりエンジンブロー・・・(ボヶー)
しかし適当に出たモテギ開幕戦で乗れば乗るほど速くなる2人・・・(汗
若者の対応能力に目を見張る・・・(驚
スタート40週を経過してクラストップ(だったと思う)ベストタイム更新
ついでにクラストップを快走してしまったりしたが、、周回遅れに激突してあえ無く轟沈。
■ ピグモンチャンヨツの野望
ある日某所・・・・チャンヨツとの会話
ピ:「乙かれさん、、、オデもS耐連れていってくださいよ」
乙:「パスあげるからいつでも観にきたらwwwww家族で・・・」
ピ:「違うんですよぉ~・・オデ修行したいんでつよ。。舎弟込でPIT作業させてください」
「もちろんお金は要りませんからwwwwww(涙)」
乙:「あほぉ~金要らんて、そんな訳いくかい!ゴラァ・・・飯くらいカップ麺とお握り2個くらい付けるがなぁ~」・・・・
と、言うことでピグモン一座も酸化してくれた。
チャンヨツ posted by
(C)乙かれ! 3日間乙の奴隷となり調教されるピグモンの図
で、流れで出てきた菅生第二戦・・・・
激突した箇所は直したが、フロントスポイラーが購入できずノーマルバンパーで・・・
左ライトは初期モデルで右ライトは中期と言う「エレガント仕様」であった(^^;
もちろん各部の点検修復はしてきたけど、基本的に開幕戦のままである。
金曜日雨・・・・タイヤを使わなくて済む。
1発目親方が乗る。
アウトラップの馬の背でまっすぐ行く親方選手、、、、ダートを走って砂利まいて復帰・・
ブレーキがおかしいらしい、、、(そりゃ~モテギで酷使したレース落ちやもん・・・・)
車を掃除してピットアウト・・・
ヘアピンでハーフスピン。。。立て直す親方選手
しかしレインボーで道が足らずダート・・・・そのままの勢いでコース復帰するも
2連発タコ踊りの末、、、360度スピンして停車・・・・
「めちゃ・・・怖かった。死ぬか思た」ピットインして来るなり親方はワメキ散らす。
そして怖がって41号車に近寄ろうとしない(^^;
車のそばに居るとまたコースに出されるからだ。。。
どうもブレーキが奥まで入るらしい・・・・
39号車要員も総動員して41号車の修復がはかられ復旧・・・
走行2回目・・・・また馬の背で飛び出す親方選手
それでも17年ぶりの菅生を思い出そうと必死に走るが
ブレーキが奥まで入り・・・・1回目より症状は悪化しているようだ。
車から降りた親方は・・・
「もうこんな怖い車乗りたくない」って言うし・・・
止まれず突っ込む親方を目撃したドライバーも心配してピットに来るし・・・
(突っ込み方が異常)
次のセッションまでに考えられることは全て作業して運を天に任せ
嫌がる親方に出撃を命じる乙であった(親方・・・そうキミは人柱だ)
何とか止まるみたい。ピットクルー全員胸を撫で下ろしたのは言うまでも無い。
走行中ピットでの会話・・・
クルーA:「あんな状態で良く走りますよね」
クルーB:「ほんと・・・死んだらどうするねんやろぉ~」
乙:「これぞ正しく・・・・死人に口無しやな」
全員:「納得!!」
で、今日はブレーキを修理するのに金曜日1日が費やされたのであった。
Posted at 2010/05/10 20:52:13 | |
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