2018年01月20日
ドアバイザーって必要?
みなさーん!バイザーの使用目的に沿った使い方してますか?
付ける動機として車購入時、勧められるままとか、みんなが付けてるとか、なんとなく付けてるとか、じゃないですか?
外車に装着しているのは余り見かけないですよね。
機能性と実用性、スタイリングや風切りよる騒音の発生などを嫌うからです。
空力的には、フラッシュサーフェイスといって、風の流れを一方向に流し、空気抵抗を下げるためです。
ドアサッシとガラス面など車体全般は、できるだけ段差・出っ張りをなくし、車の下はカバーリングされいるので覗いてみてください。
理由は、出っ張り後部に発生する渦流(カルマン流)により、後ろに引っ張られる空気の流れを作らないようにするためです。
それを自ら、バイザーを付けて出っ張りを作っている訳ですから、メーカーの流れと逆行していますね。
メーカーも必要性があるなら、スタイリングや走行テストの時点で取り付けているはずです。
話をもどして、ルーフバイザーやドアバイザーが普及したのは、国民の所得が向上し生活が豊かになり、誰もが車を持てる時代(昭和40年代)が始まったころからです。
当時は、車にはエアコンは付いてなく、三角窓というフロントドアガラスの前方を三角に切り欠き、回転ドアのように反転させて、風を車内に取り込み涼をとる方式が主流でした。
それど同時期に普及したのがバイザーで、雨の日でも窓を少し開ければ換気ができるのを売りとして普及しました。
その後、クーラーが開発され、一気に普及しました。
助手席ダッシュボードに吊り下げるように付けられていたので、助手席に座るものなら、恐怖の金○マ冷却で痺れました(笑)
また当時は今と違って喫煙する人が多く、車内で吸うことも珍しくなく、当たり前でした。
その時にも、雨の日の喫煙はバイザーがあれば、少し開けてうまく換気ができると商売上手に販売していました。
それから現在、クーラーはエアコンに姿を変え、オールシーズン使える空調設備になり、ほぼ全ての車に当たり前のように装備されています。
それでもバイザーは、役目を終えることなく現在でも販売しているのは、みんなが付けてる感と商品の割に儲けが良いからです。
安くはないですよね、2万円から高いもので5万円に届くものがあります。
アウトドア好きな人が、窓を開けて荒れ地や原野を疾走するならともかく、窓を開けて乗ることが日々の中でありますか?
余りないですよね!
虫や蚊が入り込んで、数日後にはダッシュボードやリヤガラス付近で干からびて、掃除も大変ですから、開けない人が多いのが現実です。
開けない窓にドアバーザーは、何のために付けているのでしょう??
車を購入する時、いくらかでも安価にするためにも、よく考えられてはどうでしょうか。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/01/20 08:54:17
今、あなたにおすすめ