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  9. 2024 ブレーキフルード交換 ＆ キャリパーメンテ　後編 [hokutin]
hokutinの愛車 [スズキ GSX-S1000GT]
2024 ブレーキフルード交換 ＆ キャリパーメンテ　後編
5
★前後キャリパー内をウエス布で清掃する。<br /> （ピストン全９コを最奥まで押し込んだら、余分なグリスはふき取る）<br /> <br /> ※パーツクリーナーは使用しない、ピストン側面の給脂部分が流れ出て、給脂の意味が無くなる<br /> 最悪　内部ゴムシールに薬品によるダメージを与えてしまう。<br />
★前後キャリパー内をウエス布で清掃する。
（ピストン全９コを最奥まで押し込んだら、余分なグリスはふき取る）

※パーツクリーナーは使用しない、ピストン側面の給脂部分が流れ出て、給脂の意味が無くなる
最悪　内部ゴムシールに薬品によるダメージを与えてしまう。
  • ―――― 後編 序章 ――――<br /> <br /> 前編は分解がメインだった<br /> <br /> 今回の後編は前後キャリパーの↓<br /> 　①一斉清掃<br /> 　② 　〃 給脂<br /> 　③ 組付け<br /> 　④フルード交換<br /> 　⑤パッドの心出し<br /> という流れだ。<br /> <br /> 実は<br /> <br /> 整備中、前後リザーバータンクのダイヤフラム（蓋）が緊急交換となり、<br /> 急遽　注文→再分解→完成まで１週間かかってしまった。<br /> <br /> おまけに<br /> 走行試験でリヤブレーキが効かなかったので<br /> 再度エア抜きしたことも　追加しておく。<br /> <br /> 一発で行かないね・・・<br /> DIYとはてこんなもんだ　<br /> <br /> ま　最後完成したから良しとしよう。<br /> <br /> 重ね重ねであるが　もしこの記事を参考にされる方は<br /> 熟考の上　自己責任でお願いする。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> それでは後編スタート↓
    1:―――― 後編 序章 ― ...
  • ★前後キャリパー、中性洗剤を水で薄めて、特にピストンと周辺を清掃した。<br /> <br /> （キャリパーピストン脱着ツールでピストンを回転させながら、ゴシゴシ清掃した）<br /> <br /> ※ピストンに汚れ・錆びが残っていると、その後の作業「ピストンのもみもみ作業」でシールをダメにし、ダメになったらブレーキフルードが漏れてくる。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★水道水でそれぞれ洗い流し、エアーブロースプレーで乾燥を促進させた。<br />
    2:★前後キャリパー、中性洗 ...
  • ★乾燥後、ZOILグリスを綿棒につけてピストン部に塗布・給脂開始。<br />
    3:★乾燥後、ZOILグリス ...
  • ★キャリパーピストン脱着ツールを駆使し、ピストン９コを回転させながら給脂する。<br /> （ピストン順番はなし、ピストン側面の全周囲に給脂する）<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★キャリパーピストン脱着ツールを駆使し、ピストン９コをキャリパー最奥に押し込んでいく。<br /> <br /> (ピストン順番はなし、同一回転方向を維持しながら、握力パワーで最奥まで押し込んでいく<br /> これでピストン側面と内部シールの全周に給脂が行き届き、かつ　「ピストンの もみもみ」効果もあるので<br /> それぞれのピストン摺動が格段に良くなるハズだ)<br /> <br /> ※リザーバータンク内のフルードが激上昇する　注意。<br /> <br /> ※「ピストンのもみもみ」は我流である。<br /> <br /> ※「ピストンのもみもみ」時にピストンに汚れ・錆びがあると、シールをダメにし<br /> ダメになったらブレーキフルードが漏れてくる。<br /> <br /> ※ピストン９コ全て、握力パワーで最奥まで押し込んだら、タンク内のフルードを排出し、NEWフルードを補給する。
    4:★キャリパーピストン脱着 ...
  • ★前後キャリパー内をウエス布で清掃する。<br /> （ピストン全９コを最奥まで押し込んだら、余分なグリスはふき取る）<br /> <br /> ※パーツクリーナーは使用しない、ピストン側面の給脂部分が流れ出て、給脂の意味が無くなる<br /> 最悪　内部ゴムシールに薬品によるダメージを与えてしまう。<br />
    5:★前後キャリパー内をウエ ...
  • ★左右キャリパーのピストン８コ頂部に、ブレーキパッドグリスを給脂する。<br /> （綿棒等で塗布する）<br /> <br /> <br /> <br /> ★パッド４枚は　キャリパーとケンカするところに、ブレーキパッドグリスを給脂する。<br /> （綿棒等で塗布する）<br /> <br /> ※ディスク当たり面には、絶対給脂しない。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★パッド４枚を元の状態に復帰する。<br /> <br /> （分解前　パッドにマーキングしていたので、正確に　元の定位に収める<br /> ピストンが押し込まれているので、サクサク収まるハズだ）<br /> <br /> ※パッドは元の場所にを収めないと、ディスクとの当たり面がガラリと変わり、制動力低下間違いなし😨マジ危険だ。<br />
    6:★左右キャリパーのピスト ...
  • ★①参照：Rキャリパーのピストン頂部に、ブレーキパッドグリスを給脂する。<br /> <br /> （綿棒等で塗布する）<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★②参照：パッド２枚は、キャリパーと車体側ブラケット　それぞれケンカするところに、ブレーキパッドグリスを給脂する。<br /> <br /> （綿棒等で塗布する）<br /> <br /> ※パッド２枚のディスク当たり面には、絶対給脂しない。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★③参照：パッドマウンティングピンにも給脂、その後　パッド２枚と連結する<br /> <br /> （六角レンチでねじ込むが 本締めはまだしない）<br /> <br />
    7:★①参照：Rキャリパーの ...
  • ★①参照：ポジションプレート（仮称）がアルミブラケットにしっかりハマっているか確認する。<br /> <br /> （①はハマっていない　コレ失くしやすい　注意）<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★②参照：ポジションプレート（仮称）とスライドピンボルト摺動面に　それぞれ給脂する。<br /> <br /> （ポジションプレート（仮称）のパッド当たり面（ケンカするところ）にはパッドグリス（茶）を<br /> スライドピンボルト摺動面にはZOILグリス（赤）を給脂する。<br /> <br /> ※スライドピンボルトの摺動を阻害するような、モリモリ給脂はしない。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★③参照：キャリパ本体をDISKにのせる。<br /> <br /> （写真のようにパッド２枚は最初　垂れ下がりながらもDISKを挟み込み<br /> かつ<br /> ④穴位置を合わせながら　パッド２枚をピストン方向に導いていく）<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★④穴位置が合えば、スライドピンボルトを挿入し手締めする。<br /> <br /> ※ボルトの本締めはまだしない。<br /> <br />
    8:★①参照：ポジションプレ ...
  • ●前説明を裏側視線で　突っ込んだ説明↓<br /> <br /> ★①スライドピンボルトを軸として、キャリパー本体を持ち上げる。<br /> <br /> ※持ち上げすぎるとホイール塗装面にゴツンと当たるので注意。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★①キャリパー本体を下降させながら<br /> かつ<br /> ②にぶら下がっているパッド２枚をポジションプレート（仮称）まで導く。<br /> <br /> （パッド２枚がポジションプレート（仮称）に入る手前で<br /> パッド２枚をキャリパー上面（キャリパーの内部　板バネ）にグッと押し上げると<br /> ポジションプレート（仮称）に収まり易い）<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★パッド２枚がポジションプレート（仮称）に収まれば、③キャリパマウンティングボルトを定位にねじ込む。<br /> <br /> （パッド２枚が定位に収まれば③穴は同軸線になり、ボルト③の挿入が可能となる<br /> パッドがしっかり収まってない場合、③穴は同軸線にならずボルト③の挿入は不可能だ）<br /> <br />
    9:●前説明を裏側視線で　突 ...
  • ★Rパッド２枚が定位に収まっているか確認する。<br /> <br /> 　①参照：真上からポジションプレート（仮称）付近を撮影。<br /> <br /> 　②参照：後方からパッドとDISKを撮影。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★Rパッド２枚が定位にあれば組付け（本締め）する。<br /> <br /> 　③参照：④～⑦順にて本締めする、⑧ABSケーブルは定位に固定する。　　<br /> 　　・締め付けトルク↓<br /> 　　　　④スライドピンボルト：27Nm<br /> 　　　　⑤マウンティングボルト：22Nm<br /> 　　　　⑥パッドマウンティングピン：17Nm<br /> 　　　　⑦パッドピンプラグ ：2.5Nm
    10:★Rパッド２枚が定位に ...
  • ★Rキャリパーのフルード交換をする。<br /> <br /> （車体中央のABSユニットまで長い経路なのでABS無タイプより時間がかかる）<br /> <br /> （交換方法はブレーキペダルをしっかり押して、しっかり離す　これを何回も繰り返して　エア抜きボルトからフルードを抜く古典的要領だ　）<br /> <br /> （エア抜きボルトから出てくるフルード色が透明に変わっても、さらに５回くらいペダル ＆ メガネレンチ操作（古典的）をしてフルードを入念に交換した。）<br /> <br /> ※タンク残量には常に注意し、逐次フルードを補給する。<br /> <br /> ※古典的要領は割愛。<br />
    11:★Rキャリパーのフルー ...
  • ★Rキャリパーを左右に手押しし、パッド心出しの下準備をしておく。<br /> <br /> （①方向にグッと押してみて、ピストンが縮む動きが手に伝わったら、押し付け停止）<br /> <br /> （②方向にそっと押し、Rキャリパーが微軽くグラつきだしたら　下準備終了）<br /> <br /> ※後で　制動力が効いてくるまでペダルを何回か踏むことになる。<br /> <br />
    12:★Rキャリパーを左右に ...
  • ★左右ブレンボキャリパーを車体に取り付ける（ボルトは本締めしない）<br /> <br /> ※キャリパーを定位に移動する際、ホイール塗装にぶつけない。ゴン😨<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★左右ブレンボキャリパーのエア抜きボルトからフルード交換を実施。<br /> <br /> （先ずは　右側キャリパーのブレーキブリーダーボルトから旧フルードを抜いている<br /> 右側キャリパーから交換する理由は、車体中央のABSユニットまで長い経路なのでABS無タイプより時間がかかる<br /> 一人で楽にできるのはブレーキレバーのある右側からだと思う。）<br /> <br /> （エア抜き方法はブレーキレバーをニギニギしてブリーダーボルトから抜く古典的要領だ　細部割愛）<br /> <br /> （ブーキブリーダーボルトから出てくるフルード色が透明に変わっても、<br /> さらに１０回くらいレバー＆スパナ操作（古典的）をしてフルード液を入念に抜いた。）<br /> <br /> ※過去記事「2023 ブレーキフルード交換 ＆ キャリパーメンテ」を引用。<br /> <br /> ※古典的要領細部は割愛。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★フルード交換が終了後、左右キャリパーを一旦　外し、パッド×４を工具等で微広げとく。<br /> <br /> ※パッドを微広げる目的は、後で　パッドを中心出しする為。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★再度　左右キャリパーを取り付け　本締め(39Nm)する。<br /> <br /> ※キャリパーをタイヤ回転方向に手で圧しながら、ボルトをグイッと締め、次にトルクレンチで本締めする。
    13:★左右ブレンボキャリパ ...
  • ★かさ上げしてるフェンダーを定位に下げ、復帰する。
    14:★かさ上げしてるフェン ...
  • ★ABSセンサーケーブルとブレーキホースを元位置に復帰する。<br />
    15:★ABSセンサーケーブ ...
  • ★Fブレーキパッドの心出しをする。<br /> <br /> （片手でホイールを回転させながら、もう片手でブレーキレバーを微ストロークで<br /> 握って　しっかり離す<br /> 握って　しっかり離す<br /> 　　　〃<br /> 　　　〃<br /> 　　　〃<br /> を何回も繰り返す。<br /> レバータッチがでたら、パッド中心出しは終了。）<br /> <br />
    16:★Fブレーキパッドの心 ...
  • ★Rブレーキパッドの心出しをする。<br /> <br /> （片手でホイールを進行方向に回転させながら、もう片手でブレーキペダルを微ストロークで<br /> 押して　しっかり離す<br /> 押して　しっかり離す<br /> 　　　〃<br /> 　　　〃<br /> 　　　〃<br /> を何回も繰り返す。<br /> ペダルタッチがでたら、パッド中心出しは終了。）<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★Fタイヤ→Rタイヤ順でジャッキダウン<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> ★前後リザーバータンクのフルード量を確認・調整する。<br /> <br /> <br /> <br /> <br /> <br /> おまけ１<br /> ★Fパッドの心出しをしたいのに、フロントスタンドジャッキを保有してない場合↓<br /> 　敷地内でアイドリング走行しながら、先ずはリヤブレーキが効くか確認、　事後　再発進し、アイドリング走行中にFブレーキレバー操作で、少しずつフルード液をフロント左右キャリパーに送り、ピストン×８を徐々に出す、ブレーキパッド×４がディスクに圧着する手応えが十分きたら、Fパッド芯だしはおわり。<br /> ※過去記事「2023 ブレーキフルード交換 ＆ キャリパーメンテ」を引用。<br /> <br /> <br /> おまけ２<br /> ★FとR　全パッドの心出ししたいのに、スタンドジャッキを全く保有してない場合↓<br /> おまけ１を実施後、同理論でRブレーキペダル操作も実施。<br /> <br /> ※初期制動は効かないので　くれぐれも安全な場所で実施する。<br /> <br /> <br /> とりあえず全行程終了。　<br /> <br /> ん～　<br /> <br /> 実は<br /> ホントの完成はまだしてなかった。↓<br />
    17:★Rブレーキパッドの心 ...
  • 分解中にリザーバータンクのダイヤフラムゴム劣化を発見。<br /> 即　注文し４日後に配達完了。<br /> リヤスタンドで直立させ、写真の態勢で部品交換。<br /> <br /> （奥まっているタンクは、タンクの蓋周辺をセロテープなどで漏れ防止してから<br /> 、サブフレーム裏を潜り抜けながら徐々に取り出し、紐で釣っておけば整備しやすい）<br /> <br /> <br /> これにて　ホントの完成となった。<br /> <br /> <br /> 　　----------- 終 章 -------------<br /> <br /> 今回の投稿は大いに遅れた。　ゴメンナサイ🙏<br /> <br /> 「結局　YouTubeに動画投稿した方が早くね・・」<br /> とも思ったのだが、<br /> 私の整備手帳スタンスは<br /> 「長文化と写真多め」を好む。　準病気<br /> <br /> <br /> 毎回<br /> 整備マニュアルを見てない、自己的我流であるが<br /> 「ココは危ない、ココは重要、　等々」<br /> お伝えてしてきたつもりであることを　何卒ご理解願いたく<br /> <br /> 今後も<br /> 長くお付き合いのほど　お願い申し上げる。　<br /> <br /> <br /> 加えて<br /> 参考にされる方は、くれぐれも熟考の上、自己責任でお願いする。<br /> <br /> <br /> それでは<br /> 最後まで覗いていただき　感謝ありがとう。<br /> <br /> <br /> 　　　　　　　　おわり<br />
    18:分解中にリザーバータン ...
 
 
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