軽自動車を越えた走り

愛敬もやんちゃっぽさも感じられるデザインがお気に入り。

・ターボパワー
アクセルを踏んだ瞬間から高トルクが出現。発進から中・高速域までの力強い加速が魅力です。これは加速に限ったことではなく、登板もその威力を発揮します。

・D-CVT（高効率・低燃費）
初試乗のとき、３名乗車の長い登り坂をグイグイ登る、しかもエンジンが唸らず、キックダウンも起りそうもない走りに驚いたものです。
後日、ベルトとギア駆動を併用する画期的CVTの恩恵と知りました。負荷がかかるとき、CVT特有のエンジン回転と車速の乖離が少ないこと、そして60km/h巡航時1400回転、80km/h1900回転のハイギア感が素晴らしいです。



・4WD
4WDを意識して運転することは殆どありません。FFタフトに乗ったことがありませんがコーナーリング特性はコントロールがしやすい弱アンダーステアです。
冬の凍結カーブも同じ印象。
通常はFFで走り、前後輪の回転差が生じた瞬間、リア駆動が発生する機械的な仕組みと理解しています。リア駆動を実感するのは雪道で前輪が滑ったときくらいですね。
夏も冬も乗りやすい生活四駆として充分な性能です。

（静粛性）
車外で感じるラジエターの爆音も車に乗り込んでしまうと殆ど聞こえません。この防音性は特記に値します。走行中のノイズは速度によって風切り音が大きく、タイヤのロードノイズとエンジン音は音質がとても似ていますが、タイヤノイズが圧倒的に大きく、その中にエンジン音が紛れている印象です。

（空気圧とサスペンション）
タイヤの推奨空気圧（240KPa）が下がる程、普通の街乗りでも強い突き上げやガタガタ感を感じるときがありました。240KPaを維持する限り、不快な乗り心地は感じません。というか路面からの振動等をマイルドに吸収します。
ワインディング走行では、ブレーキングやカーブで前後左右に大きくロール（ダイブ）しますが、サスペンションの働きに不満はありません。
私的には今後のタイヤ選びで乗り心地や運動性を微調整できればと考えています。



（高剛性ボディ）
スカイフィールトップは軽い衝突でも割れてしまうのではないか？そしてガラス片が頭に降ってくるのでは？そんな心配がありました。
衝突実験映像を見る限り、その心配は無さそう｡

普段は空荷・積載時は工夫あるのみ。

感覚的な燃費 16km/L～18km/L？
ただし街乗り100％を除きます。また、信号が少ない郊外路・自動車専用道路の場合は20km/Lを越えるときがあり、速度を出し過ぎるとみるみると悪化します。

タフト注文前、ターボは燃費が悪いという思い込みがありました。数値だけを見ますとこれよりも良い軽自動車がありますが、走りの良さを考えますと満足しています。
（特に長距離移動の燃費）

デビュー当時、他社と比べても見劣りしない運転支援システムだったこともあり、お買い得感がありました。良い条件で乗り換えることができたと思います。