フロントフェイスRS化

〜RSは専用バンパー〜

私が乗っている180系後期型のオーリスは、写真の180Sというグレード。
他に120Tや150G、RS、ハイブリッドなど色々なグレードがオーリスにはあります。(こうしてみると、エンジンのラインナップの豊富さはトヨタ随一かも！

そのうち180S、150シリーズ、120T、ハイブリッドシリーズは基本バンパーで、RSと120T RS Packageだけが専用バンパーをまとっています。

私がオーリスに乗り出した頃は120T RS Packageは追加される前だったので、RSのみが専用バンパーでした。

個人的には、ノーマル顔よりもRS顔の方が好みで、できればこっちを選びたかったのです。
ならばRSを選んでおけばよかった、という話ですが、RSはMT専用。
日常的に使う車となると、やはりATの方が勝手は良いので、泣く泣くRSは諦めていました。

その代用という訳ではないですが、写真のようにモデリスタのスポイラーを付けていました。
そして未練がましく(笑)、某オークションサイトでRSバンパーを度々眺めたりしていました。

〜全ては同色のRSバンパーが格安で出品されているのを見つけたことから始まった〜

これまでもRSバンパーが出品されているのを見たことがありましたが、それらは全てオレンジメタリック。いわゆるRS専用カラーでした。
一方私のカラーはホワイトパールクリスタルシャイン。色が異なります。
オレンジメタリックを落札してホワイトパールに塗装するという選択肢もありましたが、上塗りでは色が混ざってしまうのでは、ということが気になって手を出していませんでした。

しかし、その日出品されていたRSバンパーは、まさかのホワイトパールクリスタルシャイン！
私が乗っているカラーと同じ！
しかも安い！

これまでは色違いだったがために入札する気すら起きずにいましたが、同色を見つけたのをきっかけに、RS化の夢が一気に広がります。

〜課題は山積み〜

しかし、単にRS専用バンパーを手に入れたところで、RS化にはまだまだ問題が残されていました。

それはグリル。
実はRSはバンパーだけでなく、グリルも専用のものを使っています。
他のグレードのグリルは形が合わず流用できません。
従って、グリル、ロアグリル、フォグランプカバー、少なくともこの3つも揃えなければいけないのです。

「まぁ、バンパーだけ見つけてもグリルが見つからないと意味ないよなぁ〜」と、この時も半分諦めムードが漂っていました。

しかし！

見つかっちゃいました。
別の出品者がRSのグリル、ロアグリル、フォグランプカバー、全て出品しているのを。
しかもバンパーを見つけた日と同じ日に。(写真はその1つ)

!!

素晴らしい！ザーボンさん御覧なさい！(CV 中尾○聖様)

!!

何というグゥドタイミングゥ！(CV 若本○夫御大)

!!

オラわくわくしてきたぞぉ！(CV 野沢○子様)

!!

そんな言葉が脳裏をよぎり、気が付けばバンパー、グリル関係パーツ全てを落札。
RS化の夢が一気に現実になりました。

〜手に入ったものの…〜

そんなこんなでバンパー、グリル、ロアグリル、フォグランプカバー全てが揃いました。

しかし揃ったはいいものの、まだ問題が残されていました。
それはバンパーとグリル交換は自力でできるのか、という問題です。

頑張れば交換できないこともないとは思いますが、さすがにこれだけ大きな部品の交換は大変です。
しかも、RSバンパーは写真のように擦り傷が多々あり、塗装し直す必要がありました。

そこで、いつもお世話になっている整備屋さんへバンパー塗装と付け替え作業の相談をしました。

「オーリスの別グレード専用のバンパーがあるんだけど、傷だらけだから塗装してもらえます？」
「いいですよー！」
「ついでにバンパーの付け替えもできます？」
「いいですよ！」

整備屋さんは快く受けてくれました。

なお、けん引フックのカバーやリベットなどの部品は既存のものを流用することにしました。

〜ついに…！〜

整備屋さんへ預けて10日ほど。
ついに塗装とRS化が完了しました！

RS化に合わせてエンブレムもネッツマークからトヨタマークに付け替え、完成です。
エンブレム交換が自らの手で行った唯一の整備です（笑）

RSのモデリスタ化の例はありましたが、モデリスタのRS化、つまり逆のことをしたのはおそらくこれが初ではないでしょうか。

〜補足〜

なお、RS化は前面部、いわばフロントフェイスのみです。
サイドとテールはモデリスタのままです。

作業そのものは整備屋さんへお願いしましたが、バンパーをはじめとする部品の調達難易度、労力、費用等を考えると、現実的ではありません。
そのため、難易度は上級とします。

最後にビフォー

アフター！