ウォーターポンプ＆サーモスタット他交換①

今回は、エンジンの前面辺りからの冷却水漏れに対応する部品類の交換作業です。

知り合いの車屋さんに持ち込んで再度状況を確認します。

今日は、症状を確認しやすくする為にエンジンをあえて回してきました。

すると、どうやら、サーモスタットとラジエターホースとのジョイント部分から冷却水が吹いた痕が見えます。

恐らくホースを交換すれば直ると思いますが、ウォーターポンプやサーモスタットの取り付け部が目視では見えない事、また、過去の交換履歴が不明な為、以下の部品を用意しています。

◆　ウォーターポンプ
◆　サーモスタット
◆　ラジエーターホース上下
◆　Vリブドベルト　2本
◆　ベルトテンショナー　2個

冷却水の漏れの状況を別の角度から。
どうも、BMWのラジエターホースは、車屋の友人に確認したところ、冷却水が暖まって圧力がかかった時だけ漏れて噴出する様な事が他の車両の事例でもあったようで、今回はそのアドバイスを受け、ラジエターホースを注文しておりましたが、まさにそのアドバイス通りだった様です。

やはり、毎日修理をしているプロのアドバイスは重要ですね。

画像からも分かるとおり、ラジエターホースの継ぎ目から冷却水が噴出した痕が残っていました。

さて、交換作業です。

まずはラジエター下部のアンダーカバーを取り外し、冷却水をラジエター下部のドレーンを緩めて抜き、エアクリーナーをエアマスセンサーごと取り外します。

次に、手が入らないので、ラジエターを取り外したいのですが、まずは上部のこのクランプを外したいのですが、国産にはあまりない形状です。

いろいろ調べると、マイナスドライバーで、画像のこの部分の左右を下に押し下げる感じで押すと、クリップが外れて、意外と簡単に外れました。

外れると、こんな感じです。

知っていれば非常に簡単でしょう。

知らないと壊してしまう可能性大です。

上下のホースを外します。
残りの冷却水が出てきますので、注意です。

ファンシュラウドを外すのは、上部左右のこのクリップを取るだけです。

真ん中のピンを抜く感じで取り外します。

サーモスタットに接続されているホースは、金属のロックをマイナスドライバー等で引っ張ると外れるので、そのまま抜きます。