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Nuk-P@RailStarの愛車 [マツダ RX-7]

整備手帳

作業日:2024年2月12日

来た!見た!貼った!

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

初級

作業時間 30分以内
1
本来であれば"CHARGE・2024 Upgrade"と題して、外装モディファイの続編に取り掛かるべきタイミングですが・・・その前に嬉しいNEWSが飛び込んできました。かねてからステッカー制作業者さんに依頼していた特注ステッカーがついに届いたのです!
それは、1989年のルマン24時間レースの「公式車検ステッカー」。当然ながら、各クラスの車両規定に合致したマシンにのみ与えられる合格証ゆえ、本物を入手できる可能性はゼロ。欲しければ複製するしか術はないのです^^。
2
そこで、知人を介してコンタクトしたのは、近年のマツダ737CやマツダRX-7 254のレストアプロジェクトにおいて、当時のマシンデカールを極めて正確に再現されたプロのデータ師。そんな御方が、私のわがままな依頼に対し、世界中のありとあらゆる資料を調べ尽くして忠実な再現に努めてくださったのです! それだけでも感激モノですが、なんと聞くところによると、氏はかつて、マツダの歴代マシンの戦歴をまとめた私の個人HP「Jacobins Square」を閲覧されてレースカーのリバリーに一層興味を持たれたのだとか…。なんとも不思議なご縁を感じずにはいられません。
3
・・・と、すっかり前置きが長くなりましたが、1989年のルマン24時間レースに出場したマツダ767Bの参戦クラスは「C1」でも「C2」でもなく「IMSA-GTP」。FIAはスポーツカーレースの振興のため、早い時期からアメリカのIMSA-GT規定マシンの参加を認めていて、"P"はIMSA-GT最高峰のプロトタイプクラスの意味。この当時はGr.C規定よりもIMSA-GTP規定の方がRE搭載車に対する最低車重が軽く設定されていたため、マツダスピードは代々このクラスに準拠したマシンを制作してきたのです。(あ、またも前置きに戻ってる…)
4
で、問題はRX-7への貼付け位置。
私のバイブルである、かの『POLE POSITION』誌Vol.20の'89年ルマン出場マシン一覧によると、マツダ767Bの車検ステッカーは1つ前の画像の通り、サイドカウルの上に横向きに貼られていますが、残念なことにFD3Sには該当する貼付け面が存在しないのです(涙)。そこで他のマシンを眺めてみると、ポルシェ962Cはコクピット上面(ルーフ部)に縦向きという別のパターン。…実をいうと翌'90年以降の767B/787/787Bは全て、このポルシェの様式に倣っていたのです。
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そんなわけで、「RENOWN」のステッカーに関しては'89年仕様の旧ロゴを忠実に再現し、'90年以降の新ロゴとの明確な区別にこだわったこの私ですが、車検ステッカーに関しては'90年仕様であっさり妥協(笑)。ま、貼れそうなボディ面が見当たらないのでは仕方ありませんよね。
方針決定に続いて、ルーフ上の正確な貼付け位置を検討するため、当時モノの貴重なステッカーを物差し代わりにするという贅沢を(…ウソです、あとで真面目にやり直してます 笑)
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貼付け位置も無事確定し、あとは貼付け作業を残すのみ。ただ、思い起こせば…年末から年始にかけてグリーン色のカッティングシートのFr.フェンダーへの貼付けに何度も失敗し、相当な分量のシートを無駄にしてきた私。しかし、この貴重な特注ステッカーを無駄にするわけにはいかないのです。
かくして、貼付け面の清掃と脱脂に万全を期したうえ、直前にはトイレや手洗いも済ませて全神経を集中。心して貼付け作業に臨んだわけですが・・・
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さすが、プロの方々の手によるステッカーはホント良く出来たもので、全くもって手こずる気配もなく、あっけなく貼付け作業は完了(^^)。
なだらかにうねるRX-7独自のルーフ形状を前にして、折れやシワの発生を心配して大いに気を揉んでいたのですが、全くの杞憂に終わりました。
やや厚めで高級感のあるステッカー本体が、曲率の変化による微細な伸び縮み分をフレキシブルに吸収してくれた感じ。ステッカー歴ウン十年のこの私をしても、初めて経験するような全くの新感覚でした。
8
こうして、赤CHARGE号のルーフに晴れて鎮座した公式車検ステッカー。
「いつか複製品をココに貼れたら最高だよなぁ…」と私が最初に妄想したのは今から十年以上も前のこと。とくにここ数年間は、毎年「今年こそは」と思いながらも具体的な一歩が踏み出せずにいたので、この完成写真を見ても俄かには信じられないような心境ですが、諦めずに夢や願望を持ち続けることの大切さを、あらためて教えてもらった気がします。

さて、CHARGEカラー化の続編を頑張らないと・・・

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この記事へのコメント

2024年2月13日 19:09
どんどんグレードアップですね(*^^*)
コメントへの返答
2024年2月13日 21:18
今回はプロにお任せでしたけどね^^;。
でも、私がこれまで無駄にしてきた緑のカッティングシート代よりは安く済みました(爆)。

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