マルオちゃんのブログ一覧

研修の、続きです(*゜▽゜)ノ

午前中の研修が終わり、昼御飯はみんなでトンカツ定食を美味しく頂きました(´▽`)ノ

で、13時より午後の研修が始まりました。


④運転と反応

ここでは、乗用車を使い緊急回避を行います。運転中は、認知→判断→操作の繰り返しです。このどれかを間違えると、事故になります。

今回の緊急回避は、時速40キロで乗用車を、前にある赤しか点灯しない信号に向かって走らせます。信号は一番右、もしくは一番左が赤に点灯します。どっちかが点灯したら、ブレーキを踏まず　ハンドルだけで点灯した方と反対側に回避します。真っ直ぐ行くと、パイロンがあるからそれを回避する感じです。皆さん、だいたい出来てたと思いますが、やはり信号が点灯した方に回避したり、間違えて慌てて修正したりしてる人がいました。乗用車には2人ずつ乗車して、行いましたが、横に乗っててもドキドキしましたね💦　インストラクターは、この時、車がどの辺りまで来た時、信号が点灯したかをだいたい覚えておいて下さいと言われました。

で、終わってからどの辺りで信号が点灯したかコースに立ちました。コースに入る時、スピードを計る為に計測機器が置いてあったんですが、皆さん計測機器から先のパイロンに近い方に立つ人が多かったです。しかし、信号が点灯するタイミングは、車が計測機器を通り過ぎたら点灯するようになってました💡😓　皆さんが立った位置と計測機器の距離は空走距離になります。空走距離って結構あるなぁと正直思いました。

この緊急回避を、全員成功する為にはどうしたらいいか…　と言う事で、次は正面のパイロンをもう少し手前に置いて、信号が点灯したらフルブレーキで一旦止まってから点灯してない方に回避する事になりました💡　パイロンが手前になったせいもあり信号が点灯する前からブレーキペダルに足をかけてる人もいましたが全員成功でした。私は、信号が点灯するまではアクセルペダルに足を乗せたままで、信号が点灯してからフルブレーキを掛けました💦　パイロンには当たりませんでしたが　ちょっとヒヤヒヤでした😓　日常の運転でも、かもしれない運転で、常にブレーキを掛けられる心構えが必要です。信号が点灯するのが分かってたから早めのブレーキングをしたようにね☝　皆さんは、どんな心構えで運転されてますか？　今一度、考えてみるのもいいかと思います。


⑤視界特性と死角。

ここでは、トラックと、乗用車での視界について考えます。トラックと、乗用車のバックミラーからロープが右後ろと、左後ろに死角になる部分に引っ張ってあります。その死角にミニバイクが置いてあり、実際に運転席に座り確認します。やはり右後ろと、左後ろは、バックミラーだけで見ると死角になります。よく、白バイが速度取締りで追尾する場所ですわ😅　だから目視が大事ですね。乗用車は、普通のセダンタイプでしたが、以外に目視でも見えないのが真後ろでした。最近はバックカメラが付いている乗用車も多くなってきましたが、それでも死角はあります。自分の子供を自宅ガレージから出す時に轢いてしまうなんて事故もよく聞きます💦　余裕あるなら、車を動かす前に　車の周りを一回りしてからが安定だと思います。
トラックは、もっと死角があります。今回、使った車両は　大型低床のウイング車でした。シートバックを寝かした状態でした。その状態だと、右側のすぐ後ろが見えません。上体を起こすと、見えます💡　ここでも、運転姿勢が重要になります。正しい運転姿勢は動作も影響しますが視界についても影響が出ます。トラックの時は、ミニバイクを両側の１番後ろ同じ位置に2台置いてありました。バックミラーで見ると左右どちらのミニバイクが近く見えるでしょう？　同じ位置なんですが、右側のバイクが近く見えます💡　これは、左側のバックミラーが運転席から遠い事が影響して、遠くに見えるのです。トラックの左折時の巻き込みは、バックミラーで見ると、まだ遠いと感じて左折してしまい衝突する、特にバイクですね☝　左折時は、何かが来てると感じたら、慎重になりましょう。分かってても、改めて再認識しました。


⑥ブレーキング。

ここまで来るまでに、何度もブレーキングの体験をしました。

今回は、四トントラックの平ボディを使った、ウエット路面でのフルブレーキングです☝　車両はABS装着車です。荷物は、積んでません、空車です。

始めに、講習者全員バスに乗って　今回走るコースに向かいます。今回の講習が行われている施設は、全国的にも珍しい最大斜度27度のバンクを備えたコースになります。コースに降りてみましたが、徒歩で登るのも結構キツい勾配でした😓　スタートして直線からこのバンクに入り、バンクが終わった直線を少し走ると、ブレーキをかけ始めるゲートがあり、そこからウエット路面でフルブレーキをかけます。一人、3回走ります。1回目は40キロで、2回目は60キロで、3回目は80キロでフルブレーキをかけます。インストラクターの人は、躊躇せず思い切りブレーキをかけて下さいと説明がありました。私の場合ですが、制動距離は、ちょっと曖昧な記憶で申し訳ありませんが、1回目　8メートル　2回目　15メートル　3回目　49メートルだったように記憶しております😅　スピードが上がるにつれ、制動距離が伸びるのは解りますが、80キロではなかなか止まらない感じがしました😓　ウエット路面と言うのもありますが、実際のトラックでのフルブレーキングは貴重な体験だと思います。実際にフルブレーキをかける場面に遭遇しないのが１番ですが、万が一を考えると経験しておいて損はないと思います☝　欲を言うなら、私は、大型トラックに乗ってますから、大型トラックで体験したかったですね😅　因みに、バンクを走行した感想ですが、スピードが上がる程　安定して走れます。低いとトラックが倒れそうで怖かったです😓

今回は体験しませんでしたが、インストラクターの人がデモンストレーションをして頂きました。

まず、荷物を積んだ状態でのフルブレーキです。60キロからのフルブレーキですが、皆さん、空車の時と比べて制動距離がどうなると思いますか？　皆さんも、そうだと思いますが、私は制動距離が伸びると思いました。で、実際にしてもらうと…　なんと制動距離はほとんど変わらなかったんです！　これには、インストラクターの人も、不思議に思ったらしくトラックのメーカーに問い合わせたらしいです😓　メーカーの回答は、常用スピード(60キロまで位のスピード)では、空車時も、積載時も、制動距離を変わらないように設計してあるらしい(゜Д゜;)❗　と言う事でした。80キロでも、ブレーキングしてもらいましたが、さすがに空車時よりは制動距離が伸びました。常用スピード以上は、やはり慣性が大きくなるので制動距離は長くなってしまうようです。

次に、ABS装着を解除した状態でのブレーキングです。結果はタイヤはロックして制動距離は伸びました。

次に、上記の状態から、フルブレーキング中にハンドルを切るとどうなるかです。結果はハンドルを切っても真っ直ぐ進みました。タイヤがロックしたらハンドルが効かないって事ですね。

次に、上記の状態でブレーキを離したらどうなるか？です。　結果はフロントタイヤのグリップが回復してハンドルを切ってる方向にスピンします(゜ω゜)　インストラクターがしてるからその後無事でしたが、一つ間違えばコース外に出てしまうとこでした💦

次に、ABS装着を作動させた状態でフルブレーキングしながら急な車線変更です。結果は何事もなく車線変更して停止しました。

以上の事で、インストラクターが言われるのは、ABSは、制動距離を短くする物ではないと言う事です☝　ABSは万が一の時、車両を安定さす事が出来ると言う事。でも、スピードを出し過ぎてたらそれも万全でない事を付け加えておきます☝

インストラクターのデモンストレーションは、一泊二日の研修コースで実際に体験出来るようです💡　確認してないので全部出来るかはわかりませんが…



さて、以上で研修は終了です。

この研修は、受けて良かったと思っております。

普段、体験出来ない事が体験出来て、これからの運転姿勢が変わると思います。

本文中にも書きましたが、今度は大型トラックで体験してみたいと思いました。

この研修は、一般の方も受けられると思います。お金がかかりますが、受けて損はないと思います。今回、私は、会社が費用を負担してもらって参加させてもらいました。会社にも感謝したいと思います。

長々と、長文に付き合ってもらって済みませんでした。