リン酸鉄リチウムイオン・バッテリーに交換（備忘録）

うちの250TRは、2019年3月納車以来、回数も距離もたいして乗ってませんが、流石に丸4年も経つとバッテリーが寿命のようです。
冬の寒い時期に乗ろうと思うとバッテリーが上がっていて乗れず、充電しても1ヶ月も経つと又バッテリーが上がってしまい乗れません。
乗りたい時に乗れないストレスを解消する為に、鉛バッテリーではなくリチウムバッテリーを検討してみました。
鉛バッテリーに比べて高額ではありますが、長持ちするのなら有りかな？
ショーライ、AZ、スカイリッチ、パーフェクトパワー等、何社かのリチウムバッテリーを比較検討しましたが、10時間容量の大きいショーライにしてみました。

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250TRはバッテリーにアクセスし辛いのもリチウムバッテリーに変更する理由の一つです。
先ずはシートと右サイドカバーを外します。
シート下のイグナイターの固定ボルトを外してイグナイターをずらします。
サイドカバー内側は、バッテリーカバーからスターターリレーやヒューズボックス等を外します。
上面のバッテリーバンド・ブラケットと右側のバッテリーカバーを外し、バッテリーを少し外側にずらして、マイナス極の端子を外します。
次にプラス極から端子を外し、ようやくバッテリーが取り出せます。

ショーライのリチウムバッテリーは純正の鉛バッテリーと比べて、幅はほぼ同じですが、奥行きと高さが違います。

そのままではバッテリーが固定出来ないので、リチウムバッテリーに同梱されている、粘着剤付き発泡シートを使って調整します。
バッテリーケースの隙間に合わせて、こんな感じにしてみました。

良い感じに収まりました♪
（バッテリーケースの寸法を測るのに、スターターリレーが邪魔だったので、外しました）

ショーライバッテリーの取説に従って、BMS（バッテリー・マネージメント・システム）ポートと＋－ターミナルに絶縁グリス（うちに有ったモリブデングリス）を注入して、腐食防止兼防水処置。 ちなみにショーライバッテリーの電圧は13.27V。
（片手で写真撮ったので、ピントがグリスに合ってしまった💦）

プラス端子を接続してから、マイナス端子を接続。
バッテリーバンド・ブラケットとバッテリーカバーを戻して、スターターリレーやヒューズボックス等を戻し、イグナイターも固定。
ここで、エンジンがかかる事を確認してから、サイドカバーとシートを取り付けて、交換工事終了。

今回、鉛バッテリーからリチウムバッテリーに交換するにあたり、一番ネックになったのは、外形寸法の違いです。
リチウムバッテリーは小さく軽くて良いのですが、小さい故、鉛バッテリーと同じ場所で固定しようと思うと、隙間を埋めなければなりません。
単純にバッテリーの「大きさの差の分」だけ埋めても、バッテリーケースの形が真四角では無い為、苦労しました。
最初は、寸法を計りたくて、バッテリーケースを外そうと思いましたが、上手く外せず諦めて、車載のまま採寸した割には、なんと綺麗に収まりました。