フロント・フォークのオーバー・ホール（備忘録）その1

1ヶ月くらい前、フロント・タイヤの下にオイル溜まりを発見し、 フロント・フォークからオイルが漏れており、バイクに乗れすなくなって仕舞いました。
250TRの先代のR1-Zもフロント・フォークからオイル漏れしてました。
R1-Zの時は諸事情有って、修理せずに手放して仕舞いましたが、 中古車に乗る限り、フロント・フォークからのオイル漏れは避けられないのだと覚悟を決め、 今回は修理する事にしました。

諸先輩方のブログを参考に、自分の持っていない工具をネットで購入し、 オーバー・ホールに必要なパーツを取り寄せ、夏休み中に作業しようと準備しました。
実際夏休みになると連日の猛暑で、日中はエアコンの効いたリビングから出るのさえ、憚りたくなる程。
ですが、今日は台風7号の接近に伴い、天候は曇りな上に風も強めに吹いており、外作業にはもってこい。

フロント・フォークてっぺんのフォーク・トップ・キャップ取り外し用。
1/2インチ・スクエア（12.7㎜）で代用も可能な様ですが、□13㎜が入るらしいので、□穴の角を潰さない為に購入。
1/2スクエアのロング・ハンドル・ラチェットでも、結構手強かった。
ブレーカー・バーも揃えたいけど、予算が…

フロント・アクスル・シャフト用。
諸先輩方のブログでは、此方も結構手強いと書かれていたので、迷わず購入。
此方は予想に反して、あっさりと弛みました。

揃えた工具を使って、フロント・フォークを外すにあたり、先に弛める箇所のボルト類を弛めてからジャッキ・アップ。
邪魔なパーツ（ブレーキ・キャリパー、メーターケーブル、ケーブル・クランプ、フロント・フェンダー、フロント・タイヤ）は取り外し。

左右のフロント・フォーク単品にしたところで、インナー・チューブの点錆を耐水ペーパー（#1000）を使って、錆落とし。

基本的に、既に付いてしまった錆を耐水ペーパー如きを使って人力で落とせる筈もなく、 指の腹で撫でて、錆た箇所が判らないくらいになれば御の字かと思って、小一時間程頑張ってみましたが、 オイル漏れしていた右側インナー・チューブの打痕が深く、メッキ層を貫いている模様。
台風の影響で、雨もパラパラと降り出し、本日の作業はここまで。

インナー・チューブの点錆落としを検索すると、再メッキが有効と出てきます。
しかし、再メッキ代に¥2万〜掛かるらしい。
いっそ、新品のインナー・チューブにしたらと調べると、正規品は¥16,280/本もする。
ダメ元で検索したら、社外品が2本セットで¥16,500で在るじゃないか！
せっかくオーバー・ホールしても、また直ぐにオイル漏れされては敵わないので、 インナー・チューブも追加発注しました。
（その2へ続くかな？）