アバルトの社外エアクリーナについて
調べた限りだと,主に以下の5種類があります.
・チャンバー内にエアフィルタが配置されているタイプ
1.「BMC OTA」
2.「Forge motorsport エアインダクションキット」
3.「木村自動車商会 SCUD 吸気濾過システム」
・エアフィルタむき出し(毒キノコ?)タイプ
4.「GruppeM K&N タイフーンキット」
5.「アッソ・インターナショナル ハイパワー吸速アクセレーターKIT」
この中で,ブローバイを大気開放しているため車検非対応となるのは,1,4です.
正規ディーラー入庫拒否となるのはADA参加的な意味でも困るので,今回は車検対応品に限って考えていこうと思います.(と言いつつ,某アバルト店の公式ブログではOTAを取り付けている記事があったりするので,店舗運営会社によって許容範囲が違うのかもしれませんが)
2.「Forge motorsport エアインダクションキット」
http://alphaline.jp/items/air-induction-kit-500t/
ワイパー取り付け部分の樹脂に穴を開け,エンジンルーム外から吸気するタイプ
アバルト大阪東さんのブログ
http://osaka-higashi.fgaj-dealer.jp/abarth/blog/pkdjxy8bu/
の写真が分かりやすかったです.
下の2つと違い,エアインテークの開口部が完全にエンジンルーム外にあるので,エンジンの熱による吸気温度の上昇は一番少ないと思われます…?
一方大雨の日などは水を吸ってしまわないかなあ,というのが少し不安なところ.
同じForge製のシリコンホースも同時装着すれば,ほぼ外気温のまま吸気できるのでは?と期待しております.
現在第一候補
3.「木村自動車商会 SCUD 吸気濾過システム」
http://scud.jp/parts/fiat500/detail0000.html
名古屋の木村自動車商会という会社の商品
他社の円筒状のチャンバーと違い,開口部に向かって絞りがついているのが特徴的です.
HPによれば,「吸気導入部で慣性過給効果を利用、吸気管内の脈動を制御し、または積極的に利用することで吸入空気量の増大を可能にした画期的なシステム」
ということです.(出典:http://scud.jp/index.html)
しっかりと流体力学に基づいた設計をされているであろうことがHPから分かります.
エアクリーナを交換しようと思った動機が,レスポンスと2000rpm以下のトルクの薄さを改善したいということなので,理論に基づいて「低中速トルクの増大、スロットルレスポンスの鋭さ、高回転まで澱みない加速が体感できます。」と謳っている本製品は一番満足度が高いのかもしれません.
ただ,インテークがエンジンルーム内にあり,特にヒートシールド板等も付属しないようなので,熱的にどうなのかなあ…とは思います.
5.「アッソ・インターナショナル ハイパワー吸速アクセレーターKIT」
http://cybershop.asso.co.jp/shopbrand/013/004/X/
ホイール等でもお馴染みのASSOさんの製品
「特殊な金型製造技術を駆使して作られたトルネード形状の内壁が流れる空気を螺旋状にすることで、ノーマルのパイプでは内壁面に沿って広がった状態で吸気される空気をパイプ中央部に一転集中させることにより、流れる空気の流速を速め低回転時の出足のモタツキ感を改善しアクセルの付き(ピックアップ)を良くします。」
ということですので,3と同じくインテーク内の流速を高めることで吸気流量を稼ぐという仕組みのようです.
これも3と同じく,エンジンルーム内に開口部があるため吸気温の上昇がちょっと心配です.
また,これだけエアフィルタがむき出しなので,上の2つと比べてフィルタが汚れやすく,メンテする頻度は増えるのかなあ…というのが不安です.
まだまだアバルトを購入してやっと1年ですし,すぐに装着するというわけではありませんがメモとして…
また何か気づいたら追記するかもしれません.
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Posted at
2017/06/18 21:52:59