現在新車で購入できる車は、衝突安全の観点から非常に重たくなっている傾向にあります。インプレッサが1500キロ、GT-Rが1800キロ。ですが、第二世代のランエボ6GSRは1360キロと、四駆ターボでは非常に軽量で、それは動きに現れていて、チューン次第では未だに一線級のスペックを誇っています。
ただし、年式なりの経年劣化があるので、レストアにそれなりの費用がかかりますが、それを補って余りある車だと思います。
三菱の不祥事のせいで、これからの部品供給が怪しくなってきているので、恐らく第二世代を楽しむにはあと5年から10年といったところでしょうか。
純正の良いところを伸ばすような(維持するような)マシンメイクで、ぶっちぎりの動力性能を味わえるので、下手に高価な最新車種を購入するより、今や80万円前後(2021年現在、欧米を中心にJDMが大人気で、僅か数年でランエボ6も程度の差はあれ200万円前後にまで高騰しています(涙)で手に入れられるランエボ6を100万~200万ほどかけて、外装とエンジン周りをレストアすれば、非常に所有欲を満たしてくれる相棒になるでしょう。
私の場合は、余暇にしか乗らないので修理費は殆どかかりませんが、通勤+峠などの用途なら、予備費として購入資金の他に最低でも50万円は欲しいですし、サーキットで多用するならば、ランエボと心中するぐらいの気持ちでいないと(笑)お金がいくらあっても足りないでしょう。