車趣味の傍ら、元はバンドマン兼ギタークラフト系の私。さらにその前は絵描き。さらには手芸家。かんざしを作るのが好きです。
現在手芸にはいろいろなジャンルがあります。つまみ細工とかUVレジンとか樹脂粘土とか。そういった作品を作って見せたり売ったり交換したりする世界を「ハンドクラフト」と称するのが一般的なようです。
わたしは熊本人なのですけれど、熊本のハンドクラフトの活発さは平均レベルかなぁと思います。若干真ん中より上ぐらい。活発偏差値53ぐらいな。ちょっとした用で博多とかに行くと、やっぱりハンドクラフト界隈の賑わいが全然違うのを感じます。
高校の時には休み時間にぬいぐるみを縫ったりしていました。型紙も手作りです。ポケモン金銀世代なのですけれど、特にウパーが大好きでですね。進化キャンセルしてまでレベル70程度まで育て…たところで無力ですが。遅いし脆い。でもかわいいので連れ回します。それぐらい好きなウパーですが、ぬいぐるみを始めとするグッズが少ない。なので作ってたのですね。
テディベアを作ったりもして。折りたたみ携帯末期の頃に後輩が好きだったニワトリの絵文字…ドコモのやつですね。それを立体化完コピして作ってあげたこともあります。馬とかも作りましたね。
そういえば車界隈にも、ぬいぐるまっていうカルチャーがありますね。スカイラインとかシルビアのぬいぐるみを作ってる人もいるようです。わたしも作ろうかなぁ。R33のウイングを再現するのはどうすればいいかなぁ。
マフラーも編んでたかなぁ。あれは大変でしたね。根性いります。たまに早く編める人を見ると羨ましく思ったり。
UVレジンについてですが。5年ぐらい前までは結構高価でした。それが3年ぐらい前に…多分ダイソーかな。UVレジンの取り扱いを始めたのが大ブームのきっかけだったのではないかと思います。一気に普及しました。古物屋でタダ同然でよく出物があったUVランプも見なくなりました。
UVレジンは高かったので、2液型のクリスタルレジンというのを始めは使っていました。ちゃんと理由があって。4月頃しか見れない桜を、どうしても見たい人に見せてあげられる人になりたいなって思って。それで毎年桜の時期になると桜を回収して押し花にしたりして、透明樹脂に封入していました。
桜って普通はヒラヒラと一枚ずつ散るものだと思うのですけど、何本かにひとつぐらいの割合で、ガクごと綺麗に落ちてくる木があるのです。何故ですかね。その木は毎年そうやって散ってます。他と見た目は同じなのに。毎年のことなので、どこにそんな木があるかは大体把握してます。
あと桜にもいろいろ種類がありますね。詳しくは知らないですけれど。
さくらを集めてた理由…1つは受験の後輩のため。むかし軽音部まがいな部活動を作ろうとしたことがあって、その時手伝ってくれた後輩たちには物凄く大きな音があって。
そんな後輩たちが受験を迎える折、心の支えになるよう本物の桜を持たせたいなと思ったのです。受験生には現実的に、桜が4月じゃ遅いのです。
翌年私は塾講師だったので、教え子に桜のしおりを渡しました。喜んでくれて、却って私の方が嬉しかったものです。
同じ頃に祖母が入院して、その時病院で桜が見れるようにと置いて帰ったことがありました。そのあと死んでしまいましたが、普段からの接し方も含めて思い残すことがない別れになりました。
そして家の近所にある大学…とある女子大学。そこでの文化祭でのレジン作品販売に影響されて、私もUVレジンを始めたのでした。
手芸にはネイル系の道具も凄く使うので…ネイル事情も少し理解してます。お金がないので大部分は100均ネイルですが。100均ネイルの品揃えなどは全部把握してます。付近20キロ圏の100均ネイルの品揃えや在庫傾向は頭に入ってます。100均論とかネイル論もそのうちやりますかね。
nicoleとかcolorとかのネイルも欲しいです…一番欲しいのはHOMEIのスパンコールネイルシリーズ。超かわいいので探してみてください。
えっと…それから始めは、こんぺいとうの置物を作ってました。シリコンの簡単な型取りモールドが100均に売ってあって、最初はそれを使ってました。セリアとキャンドゥ系で取り扱っています。
なんかこんぺいとうって可愛くないですかね?だって別に特別美味しくもないし、ぶっちゃけ実質氷砂糖だし、甘いパステルカラーなのに何故かトゲトゲだし。あの形に何の意味があるのか。ないのか。考えているとその存在のナンセンスさが可愛くて仕方ないです。それがいろんな色でコロコロしてるのを見ると死にそうに可愛く思えます。
こう書くとなんか薬物中毒者の書く文のようですね。
こんぺいとうを200個ほど作って、しばらくは眺めて満足していました。そういえば大好きな後輩と旅行の約束を取り付けて大喜びで温泉旅行へ行ったりしたのですが、その夜に机にこんぺいとう置物を置いておいたら勝手にその子が食べちゃったのですね。噛もうとしてたので止めましたが。見た目は完璧なこんぺいとうなのでですね。そりゃ本物から型を取ってるのだから当然です。
それから急にかんざしを作りたくなりました。何故だったかな。多分後輩へのプレゼントを考えていた時に。
かんざしの材料って結構高いのです。それに作るのに結構な時間がかかります。一本3000円ぐらいで売ってるかんざし屋さんって、ものすごく良心的だと思います。
誕生日にかんざし4本セット+ちりめんケース+αをプレゼント。喜んでもらえました。
私のかんざしは手作り率が高いです。アルミの棒を削って叩いて、自分でかんざし棒を作ってます。デザインも自分で考えて、買ってるのはチェーンとか金属素材とかぐらい。あまり棒を自作してる人は界隈にはいないと思います。
こんなのも作ってます。これは私個人が欲しくて作ったものです。作るのが超めんどくさかったですね。90年代を時めいていた某ギタリストのモチーフです。今でも褪せないセンスですね。
今日のは先述の後輩とは別の後輩へのプレゼント。一本は冬モチーフです。クリスマスっぽい。
もう一本は青モチーフ。小さなキューブの中にはドライフラワーと折り鶴が入っています。
手芸の世界はすごく楽しいですよ。置いて眺めるだけで素敵ですが、大好きな人や綺麗な人をさらに美しく彩る瞬間は、もう一種の感動の類です。
手芸始めてみたいという人にはいろいろお教えします。特に熊本の手芸好きの方がいれば仲良くなりたいものです。
…また話が長くなりましたね。多趣味コラムの手芸編でした。
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2016/12/22 03:48:00