三菱純正ETCをカロッツエリアナビと連動させる
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
2022.10.23 修正
※ 下記で実際のETC通過を複数回確認できております。履歴も保存されています。ただし交換以前の以前の履歴は受け継がれません。
また「ETCレーンを通る際のピーっと言う音は出ません。これは純正のETCが単体で音声が出るタイプかどうか?に依存すると思います。」
2009年式D5 MMCS J-04と連動していた 三菱純正ETC 型式 EPMM01 8795A022 をなんとかカロッツエリアナビに連動できないか?ってお話です。
三菱純正ETCは配線からみて2タイプに分かれます。
一つは電源2Pと外部通信コネクタ8Pを持つもので、カロナビならばそのまま変換コネクタと差し替えるだけです。
# カロッツェリアのETCは三菱のOEMらしいです。
もう一つは今回の様にコネクタが一つの8Pで中にACC、GNDの電源線が混在している場合です。
情報が全然なくてまいりました。。。
関連ページにあるページの方に連絡をとってみたりもしました。
一番大きかったのは、みんカラで「ひろやん@D:5」さんができたとのことで、道が開けました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/366385/car/1943524/3325007/note.aspx
なおカロナビETCの変換ケーブルは新品だと4千円位します。あほらしいので、激安中古ETCを配線目当て入手しました。
紹介された通り、ピン配列変換ケーブルを購入して、写真の様につなげばとりあえず連動できました。
カロナビ側の黒線GNDは接続していませんが、問題なさそうでした。
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ですが、当方が購入した中華製の変換ケーブルの質が悪いのか、接触が安定しないのです。
具体的には変換ケーブルのわずかな差し具合でETCの電源が入ったり切れたりする。
これでは使い物にならないので、しかたないので純正のコネクタ+カロナビで使ってましたが、「無音です」まったくの無音でピーとも何とも言わず、無音でETCのバーが開き、無音で出る事ができます。ちょっと新鮮でしたが、せめてMMCSの時の様に「ETCが利用できます」としゃべってもらいたいです。
純正ETCのコネクタ配列ですが、外側から
黄ピンク:ACC(+)
黒:GND
緑:Tx(-)
赤:Rx(-)
青:Tx(+)
白:Rx(+)
2P空き
# 全て銀縞つき
のようです、つまり純正ETCはMMCSとRS-422/485という方式で通信しているらしいのです。
カロナビはRS-232C通信と思われどうしたもんか?
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ということは、純正のコネクタの空きピンの外側2つが、RS-232CにおけるRxDとTxDと思われ、一番最初の写真で連動できるわけです。
※ 白がTxDで赤がRxDと思われます。
カロナビの変換コネクタからコネクタを抜きます。
写真の銀色の爪の部分を押し込んであげて配線を引っ張れば抜けます。
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純正ETC側のコネクタですが、極小のマイナスドライバーで後ろの爪の部分をこじって引き出すようにします。
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また中央部分の黒と白のコネクタ境界部分にマイナスドライバーを入れて隙間を作るようにこじります。
ようはこの黒いコネクタと白いコネクタは「差し込み式で繋がっています」ので、何とか前後に切り離します。
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この黒の爪を一段を乗り越えた状態が、コネクタにピンを抜き差しできる状態です。
コネクタを完全にばらすには、もう一段爪を乗り越える必要がありますが、それはこのコンタクトピンと全く同じものを入手できて置き換えようという方向けです。やりましたが今回は上げてません。
# コンタクトピンは長さ15mm横1.5X高さ2.2mm でした。
ピンのサイズは違うのですが、一段引いた段階で、変換ケーブルの白・赤を押し込んだところ、きつめで固定され接触も問題なさそうでしたので、ここまでとしました。
最後に黒コネクタのお尻と白コネクタの頭をペンチなど挟んで、ぎゅーと奥まで押し込みます。
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ナビ側で、連動が確認できました。
また始動時に「ETCカードを認証しました。」とアナウンスが入る様になりました。
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