ACRE Fomula 800C  

ホンダ　シビックタイプR(型式FK2)のフロント＆リアのブレーキパッドとして採用したアクレのサーキット用パッド。
装着して5000㎞程(サーキット走行含む)走行しました。
FK2では純正ブレンボのパッドしか試したことがないので、純正が比較対象です。


◆制動力
アクレのスタッフ曰く、「確実に純正ブレンボより効きます。」とのこと。

ここまではっきり即答したということはよほど自信があるのでしょう。
パッド選択にあたり純正より制動力が下がることは確実に避けたかったので、これは好印象です。

実際体感でも、純正より多少効きが強くなった気がします。
しかしフィーリングは、街乗り・峠・サーキット、どこでも大きな違いはないので違和感なく使用できます。

ただし、温度は上昇しやすいように感じます。
クーリングは意識した方が良いかもしれません。


◆ブレーキダスト
多めです。１回峠走ればホイールは真っ黒です。
元々純正もすぐ汚れますが、同等レベル。
なので個人的には許容範囲ですが、
ダストが気になる人はホイールをダストが目立たない色にすることをオススメします。


◆寿命
純正より多少減りが早い気がします。
特にリアは5000kmで半分程度減ってました。
ただしスポーツ走行が8割なので、
街乗り重視の人はそこまで気にする必要はないかも。

純正パッドについているパッドウェアインジケーターがついていないので、
残量管理は自分でしっかりやる必要があります。
定期的なチェックが必須です。


追記:1万5千キロ程でリアが1mm切り、フロントはまだいけそうでしたがまとめて交換。
フロントは引き続き800C、
リアは700Cにしました。
街乗り4、ワインディング4、サーキット2てな感じの割合なので、持ちに関しては満足です。
自分で残量を定期的にチェックしなければいけないのはやはり少し面倒ではありますけども。



◆ブレーキ鳴き
アクレスタッフは「純正よりうるさいと思います。」と言ってましたが、自分は全く気にならず。
多少鳴りはしますが、同等以下です。
まぁブレーキ鳴きに関しては個体差がありますので、僕のは当たりだったということですかね。


◆値段
一番の決め手です。
エンドレスやディクセル等他者のパッドも検討し、
実際に使用者に話を聞いたりして調査してましたが
アクレのパッドは圧倒的に安い。
かつ純正同等以上の制動力を持っているので
非常にコスパに優れています。

参考として純正パッドをディーラーで注文すると、
フロント：\53000
リア：\21000
なのですが、アクレの800Ｃは
フロント：\13000
リア：\12000
で購入可能と、圧倒的な価格差。
減りが多少早いとしても、元がとれます。


◆総括
インジケータがついていないのと、減りが少し早そう？な点は少し気になりますが、
制動力も充分で、価格も安く非常に満足しています。
アクレスタッフ曰く、「リアは700Cでも充分」とのことで、自分も同意見なので、次はリアは700Ｃにして値段を抑えようと考えています。






おまけ：公式ＨＰの説明
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多くのファンを掴むフォーミュラ・タイタンの性能を継承し、ワイドレンジでの高い制動力を発揮！
素材から出るカーボン皮膜はローターへの攻撃性を抑制し、走行後に一旦冷えても効きが回復するリカバリー性の良さは特化した性能の良さを実現！的確にブレーキコントロールします。
スカイラインGT-Rやインプレッサ、ランサーエボリューション等の重量車でもストレスなくバツグンのストッピングパワーを発揮し、軽量車ではN1レーシングカーでの使用までも可能にする圧倒的なコントロール性の高さと驚異的な制動力を高次元でバランスさせたブレーキパッドです。