キューブキュービックにOBD2アダプター③ イグニッション連動

今回、動作確認が出来たOBD2アダプターはスイッチ無しの常時電源動作タイプの為、挿しっぱなしはバッテリーに厳しそうです。
という訳でイグニッション状態で電源オンになるよう変更します。
メーカー毎のOBD2ポートの配線図を調べたところ、日産車はベンダーオプションとして、OBD2ポートの8番ピンにイグニッション状態で12vを供給しているようです。

テスターが見つからなかったのでLEDテープで通電確認です。
8番ピンにプラス、4番ピンにマイナスを挿し込んでキーをイグニッション状態にするとしっかり通電しています。
これで外部電源を配線する手間が省けました。

基盤をケースから力技で取り出します。
こんな感じでイグニッション電源の8番から常時電源の16番にリード線でジャンパ配線してあげます。

ハンダ作業を終えて起動テストです。
12vのACアダプターを使って8番ピンにプラス、4番ピンにマイナスを接続すると無事起動しました。
あとは16番ピンをニッパーでカットしてあげればイグニッション連動仕様の完成です。

あとOBD2アダプターの高さのせいでヒューズボックスのカバーが閉まりません。
OBD2アダプターのカバーを外し、基盤剥き出しの状態なら収まりますが、ショートのリスクがありそうなので激安アダプターのカバーを加工します。

カバーの高さ7mm、アダプター全体の高さ22mmまで詰めることで何とか収まりそうです。
ひと通り準備が済んだので組んでいきます。

こんなサイズ感になりました。
イグニッション連動仕様ショートボディタイプのOBD2アダプター完成です。
かなり小さくしたので放熱がちょっと心配ですが...

次回はいよいよスマホを使ってマルチメーター仕様にチャレンジです。