宇宙戦艦ヤマト2202 第6章

劇場は川崎のチネチッタ、公開初日の初回上映、爆音のライブザウンドです。

私はこのリメイク版宇宙戦艦ヤマトは2199から全部見ていて、2202の第2章まではチネチッタではやってなかったので桜木町の横浜ブルク13まで行っていたのですが、今はチネチッタでやるようになったのでほんと近くなりました。

私は子供の頃からのヤマトファンですので、正直ちょっとウルサイですよ。たぶんこのリメイク版を作ってるメンバーも若かりし頃のヤマトを見ていた世代だと思うし、西崎氏や宮川さんの二世が関わってますからハンパなモノ作ったら許さない気持ちです。ただの「親の七光り」で作られたんじゃ納得いかない。

今回のリメイク版宇宙戦艦ヤマトシリーズで私がいちばん引っかかってきたのは波動砲に関する解釈だ。なぜ波動砲をまるで核兵器のように忌むべき存在としてしまったのか理解できない。兵器というのはその運用の仕方次第であって、たとえ大量破壊兵器であっても「戦場」で使用するぶんにはなんら問題ない。

イスカンダルはそれを誤った使い方をしたことが反省すべき点なのだ。それに人間というのは「それが可能であれば実現させてしまういきもの」である。「作るな、使うな」と言われてもやってしまうし、ダメだと言われればなおさらである。それが人間だ。私が残念なのはこの辺りをもうちょっと考えて設定してほしかった。

まぁそれ以外にも古代の性格や雪の性格など言いたいことはいっぱいあるけど愚痴になってしまうのでそれはそれでいいや。

ただ、今回の第6章ではアンドロメダが予想以上に大活躍してくれたのが良かった。オリジナルの「さらば宇宙戦艦ヤマト」ではアンドロメダは白色彗星にあっという間やられてしまったからもったいなかった。それに今回はアンドロメダの山南艦長も最初のイメージではなんだか存在感なくて頼りないキャラだなと思ったが、今回の活躍で一気に私の中の株が上がった。この辺は評価したい。

個人的意見だけど、戦艦アンドロメダはヤマトのみならず他の作品も含めて私が知ってる限りの宇宙戦艦メカではいちばんカッコいいと思っている大好きな艦だ。いつまでも古さを感じさせない素晴らしいデザインです。

さて、リメイクの2202も次の第7章でおそらく完結なので来年3月の公開を楽しみにしております。