この試乗系記事を書くのは久しぶりですね。
実は過去にカローラスポーツとライズが登場したときにもレンタル試乗したのですが記事が書けずじまいという(笑)
さて、巷で話題となっているGRヤリス。
皆さんもまだ実際走っているのはあまり見かけないのではないでしょうか。
今回トヨタレンタカーさんで試乗キャンペーンが開催されるときいて即行予約。
ディーラー試乗だと無料ですが、営業さんが横に乗ってくることが多いので好きに運転できないのがちょっとね…
だから私はお金払ってでも借りるのです。
6時間パックで13200円でございました。
店舗に到着すると業務車感あふれるアクアやハイエースらの中に一台だけ異彩を放つ車が。
((うほっ♪……いいお顔))
※写真撮影は別の公園にて行ってます。
今回手配されたグレードはRS。
1.5L NA CVTのレギュラー仕様です。
レンタカーのスタッフさんらでも実物を見るのが今回が初めてらしく鼻息を荒くする私と一緒にウホホーとなっておられました。
◆フロント◆
ノーマルのヤリスとは明らかに違う激怒フェイス。
GRシリーズ共通のスクエアなダクトが特にこのGRヤリスだとボディに対して大きく見えて大口開けて威嚇してるかのようですね。
ブリスターフェンダーの膨らみがまた厳つさを醸し出してます。
◆サイド◆
この令和にはもう見かけないシルエットですね。
2ドア、黒の大径ホイール、膨らんだフェンダー。
見ただけで「そういう車だな」と分かります。
個人的にですが斜め後ろのラインがルノーのルーテシアやMAZDA3を彷彿とさせます。
◆リア◆
なんとボリューミーなお尻だこと////
フロントに比べればかなりおとなしい印象です。
否、それがまたスマートで悪くない。
マフラーはスイスポと同じく2本出しのルックス。
◆ホイール◆
サイズは225/40R18です。
ダンロップのSP SPOPT MAXXを装着。
18インチはこのボディにはやりすぎでは???と思うかもしれませんが乗り心地についてはまた後ほど記述。
ハウスは私の手で指4本入りました。
落としたい方、まだ落とせますよ。
その他いろいろエクステリアの写真貼っておきますので参考までにご覧下さい。
続いて内装です。
◆ドア◆
サイドの写真でお気づきの方もいたと思いますが上辺はサッシュレスです。
ドアを閉めると「シュン」といって隙間が自動で密閉されます。なにこれすごいな。
◆ペダル付近◆
ペダルにはプレートが装着。86と同じですね。
クラッチの位置に足置きがあるのが嬉しい。
◆シート◆
軽自動車に普段乗ってる私からすればこいつのホールド感は感動もの。
さらに意識高い方はRECAROにされるのでしょうか。
着座位置はやはり低め。といっても86ほどの激低ポジションではありません。
リクライニングはもちろん、高さ調整のレバーも付いてました。
◆ハンドル・メーター◆
下にGRのエンブレム。
ハンドルに諸々のスイッチがあって設定変えれるのは今の車ではもう普通です。
CVTなのでパドルシフトもついてます。
RSグレードのメーターはこんな感じ。
個人的にこのアナログなやつが一番好きなんですよね…
GRヴィッツは背景が銀色で逆に見にくいというレビューも見かけましたので(汗
HUDが搭載されており、視点移動は最小限で済むのが嬉しいですね。ナビの次の右左折案内も全てここに出ます。
◆センターコンソール◆
エアコンは見やすいですね。
今風の左右独立の操作が可能です。
シフトはSとLがなく、エンブレを効かせようと思ったらMに入れてパドルシフトで落とす操作になります。
サイドブレーキはPに入れたら電動でかかります。
走行モードはエコ、ノーマル、スポーツ、の3つから選べます。
WRCのエンブレムが良いですね(^^)
◆後部座席◆
外観で予想はしていましたが後方の視界は…
CH-Rみたいな感じですね。
さて、後方に座ってみたのですが身長168cmの私の運転ポジションにシートをセットしてこんな感じです。
86のときは完全に塞がり体操座りするしかなかったのですが一応足は下ろせました。
頭は天井に少しかするくらい。
真横はこんな感じ
前を見た時の視界はこんな感じ
86のときの記憶と比べたらかなりましに感じました。
これをどう捉えるかは皆さんの立場によるかと思いますが、私なら子どもがいても幼稚園までなら大丈夫かなと思いました。
さて、ここからは実際に運転してみての感想です。
私はそもそもサーキットにも行きませんし、峠を攻めたりする趣味もないので通勤、街乗り、田舎道のドライブが車の使用目的となりますのでご理解ください。
運転時の条件は以下の通り。
・エアコンはOFF
・運転モードはノーマル
・郊外路7 街中3
◆パワー感◆
毎度同じ感想になってしまいますが普段乗っているのが軽自動車なので1.5LのNAでも私からすれば十分なパワーです。
よほど傾斜のある坂でない限りは問題ありません。
CVTなのを懸念される方がいるかと思いますが、こちらはTOYOTAのダイレクトシフトCVT(ギヤ機構付自動無段変速機)が採用されているのでダイレクト感ある加速でした。
GRヤリスは1.6L三気筒ターボ6MTの上位モデルらがやはり注目されていますが、トヨタレンタカーは全国の企業ごとに取り扱いグレードが違うとのことなので、気になる方は取り扱いグレードを予約する前に問い合わせてみて下さい。
◆ハンドリング◆
少し予想はしていましたが、18インチホイールを履いているためか、このサイズにしては小回りが効かない。
とはいえ、コンパクトですから少し細い道も大丈夫でございます。
あと感動したのは、地面にビタっとくっつきながら曲がる感じがすごい。いや、マジで。
ブレーキをあえて踏まず少し乱暴に曲がっても体の軸と車が同じ向きで曲がっていくといいますか。86のときに感じた感覚と同じでした。
◆乗り心地◆
このボディに18インチ…舌噛むんじゃないかと思っていましたが杞憂でした。
私基準にはなりますが、これくらい硬くないとスポーツ感ないよねってくらいの硬さ。
道中、パートナーに一瞬横に乗ってもらったのですが、「私のノートNISMOの方が乗り心地悪いよ」とコメントいただきました。
こればかりは人それぞれなので試乗してお確かめください。
◆燃費◆
この車に燃費を期待するのもどうかと思うのですが、燃費は一応確認したい勢の私。
カタログではWLTCモードで18.2km/Lです。
今回も計算いたしました。
今回の走行距離は157km。
返却時の給油量(消費量)がこちら。
157km÷8.57L=18.3km/L
18.3km/L
((カタログ値通りじゃねぇか))
といってもエアコンOFFで郊外路メインだったのでこんなもんですかね。
実際は14とかだと思います。
ただ嬉しいのはこのRSグレードはレギュラー仕様だということ。
上位のRZグレードはハイオクですのでね…
本体価格は265万円。
GRヤリスのRSグレードは3ドアハッチ、ブリスターフェンダー、スポーティー、経済的という私の性癖に刺さる要素満載で非常に心が揺れました。
しかし、ノーマルのヤリスにも1.5L NAのグレードはあるのでそれとの価格差をどう見るかでまた評価は変わってくるかと思います。
私はこの専用ボディだけは後付けしようがないので、このスタイルに惚れたのであれば買って後悔はないと思えました。
3月末までこのキャンペーンしてるそうなので皆さんも気になったら予約してみて下さい(^^)
試乗中、すれ違う男性ドライバーたちからの視線が凄かったです(笑)
あんまりまだ走ってませんからねぇ…優越感でした。
一つ心残りなのがラゲッジスペースの写真撮るの忘れてたぁぁぁぁぁ…
なのでカタログのページ載せておきます。
あといろいろ撮った写真載せておきます。
非常に良い試乗となりました(^^)
企画してくれたトヨタレンタカー様に感謝!
今回の個人的ベストショット(^^)