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HIうどんの"アテくん" [マツダ アテンザスポーツワゴン]

整備手帳

作業日:2022年3月10日

メーガンレーシング Fアッパーアームに換装

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目的 チューニング・カスタム
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 3時間以内
1
前々から準備してきたメーガンレーシングのフロントアッパーアームに換装します。

純正の鉄板をプレスしたペラペラなアームと違い、太いパイプで造られたアームに、強化ブッシュ、そしてキャンバー角が調整出来るボールジョイント部。

もう少し安価な物もあるが、耐久性はメーガンの方が良い。


みたい。知らんけどw


だぁが、そもそも足周りのアームを交換してると、車検時に弾かれてしまうので、作業は車検後にしました。
2
それと、以前はキャンバー角をスマホのアプリで確認していたのですが、いかんせん精度が悪い為、0.01の表示が出来るデジタル角度計を購入、これを使って以前と(ほぼ)同じキャンバー角に合わせます。

本来は、完璧に水平の出ている所で測るのが望ましいのですが、ワタシの場合フツーのナナメになっている車庫での作業なので、交換前と交換後同一場所で測定出来る様に、タイヤの位置をマーキングして測りました。

右は-3.38度、左は-3.32度(ネガ方向なのでマイナス読み)で、最終的にこの角度に(近く)なればオッケーです。

ちなみに、ホイールのリムにコの字型の棒を垂直にあてがい、そこの角度を測りました。

そのうちワタシなりの測り方をまとめてあげようと思います。
3
で、ジャッキアップし、ウマを掛けてアームを外す準備をします。

ホイールを外し、ブレーキディスクに角度計をくっ付け(マグネット付き)、組み上げ時の基準になるように予め測っておきます。(マグネットの付く所が90度違うので、表示は88.20ですが、本来は-1.80になります。)

更に細かい事を言うと、ディスクは真っ直ぐな様で真っ直ぐでは無いので、くっ付ける位置が変わらない様にマーキングし、角度計自体もキッチリ垂直を出し、なおかつハンドルが真っ直ぐになっている事を確認した上で測ります。

これを左右共測っておきます。

作業としては、アッパーアームのボールジョイントと根元のボルト2本を外すと交換出来ます。
4
しかし、ボールジョイントの嵌合がキツイので、CRCとタイロッドエンドプーラーを使って作業します。

写真の様なナットの場合は傷み易いので、一旦外したナットを少し隙間を開けて逆さにネジ込み、プーラーで挟んでテンション掛けて行きます。

ある程度テンション掛けても外れ無い場合は、オレンジ矢印の方向(逆も)をハンマーで叩きます。

おもいっきりドツクのではなく、振動させる感覚でタタキます。

ちなみに、赤矢印方向に叩いても抜け無い事も無いが、ジョイントのネジやナットが潰れる恐れがあるので、ヤメましょう。

昔堅気の整備士さんの前でこんな所叩いていると、スパナが飛んで来るレベルの失態ですよ(笑)
5
で、ボールジョイントが抜けたら、アーム根元のボルトを2本抜くだけですが、ワタシの場合、アシストスプリングが邪魔で、抜けません。。

上側にアシストがあれば、メインスプリングの間にボルトを入れて抜く事も出来るのですが。。

なので、ショックのアッパー側と、ロアアーム側を外してショックを下げて抜きました。

ああめんどくさい(´Д` )
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外した純正と比較。

純正と言っても、ワタシのはアムテックのキャンバー調整式ボールジョイント(車検対応)が入っていますが、そもそも純正のアームはプレス品で強度が低く、かつゴムブッシュもヘタってるので、想像より動いてると思われる。

まあ、ボールジョイントを外す時にハンマーで叩いたら、かなり動いていましたから。。

そして、ボールジョイントも少し後方にオフセットされているため、キャスター角も付く設計。

ホント、痒い所に手が届くアームです!

車検は通らないけど(笑)
7
後は、逆の手順で組んで、再びディスクに角度計を付けてキャンバーを調整します。

ちなみに純正のゴムブッシュがかなりヘタっていたので、ジャッキから下ろして1G状態になるとブッシュは潰れてアームが内側に入る為、よりキャンバー角が付いてしまう。

逆に、コーナーで横Gが掛かった時はハブのロアアームジョイント部を支点に、上側は外に開こうとする力が働く為、キャンバーが起きる方向に働く。


つまり、真っ直ぐでは余計にキャンバーが寝るのでタイヤは内減りをし、いざコーナーで踏ん張って欲しい時はキャンバーが起きてしまうと言う、マコトにもったいない状況だったと。


なので、このアームに交換した事で、コーナーではイニシャルキャンバー角を維持してくれるので、少し起こしても良いかな?と。

なので、元のジャッキアップ時のキャンバー角-1.80度から、0.08~0.1度減らす(起こす)方向の-1.72度に補正。

反対側も同様に補正しました。

当然、アームの根元と、ショックのロアアーム側は仮締め後、ハブをジャッキアップ(ウマから浮く位)して1G本締め後、ホイールを付けてから確認の為軽く試走行して足を馴染ませます。
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再び車庫のマーキングに合わせて駐車し、キャンバー角を確認。

交換前の-3.38度から-3.35度に。

まあ、狙い通りなので、これでしばらく慣らしする事に。

今までブッシュが潰れてバタバタと逃げ(アライメントがズレ)ていたのがピタリと収まり、今までアレコレ対策してきたのがアホらしい程素直に曲がって、かつ加速してもアウト側に膨らみ難くなった感じ。


詳しいレビューは阿讃走ってからしま~す(^^)

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この記事へのコメント

2022年3月11日 23:05
お疲れ様です(^^)

釣り車の面影もなくなり 日毎にサーキット仕様の車になってきてるじゃないですか (・ω・ノ)ノ
コメントへの返答
2022年3月11日 23:28
ニャハハ(^^)

確かに(笑)

でも、次のベースエンジンも到着したので、暑くなる頃にはこの車で慣らしを兼ねて釣りに行こうと思います!

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