オイル交換1回目
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
慣らし運転も終わり、オイル交換。
前車ではほぼ10年間ずっとAlisynを使っていて好印象しかなかったので、純正のELFではなく、Alisynで行こう~ということに。
純正のエンジンオイルはELFの5w40でフィルター交換時は4.3L必要らしいということを他オーナー様のページ等で確認。
ただし、投入予定のAlisynには5w40の粘度のものはなく、ルウブさんのページ(
http://www.alisyn-shop.jp/original4.html)で確認すると20W50 と0W を75%と25%の割合か、15W40と0W20を85%と15%の割合で調合すれば5w40になるとのこと。
2
手元には、前車用に調達して残っていたAlisynの0w20×2本と<<0w×1本とAlisyn用オイル添加剤のNa10Milacle少々があったためこれを生かせないかと思案を開始。
alisynはクォート(946.353ml)orガロン(3785.41)単位での販売なので、4.3Lにするにはクォートボトルが4.54本必要ということになる。
Alisynの15W40と0W20を55%と45%の割合で調合すると5W30になるそうなので、15w40と0w20を75%と25%の割合で調合したものは、5w30より硬く5w40より軟らかいオイルになる。
トゥインゴは、エンジン回転数が低い(3000rpm以下)時は思いのほかパワフルだが、それ以上回しても期待したほどではなく、非力なエンジンの割りに重め・硬めのエンジンオイルを使っているからエンジン高回転時の摩擦抵抗?がそれなりの負荷になっているからかなあ、なんて考えていたので5w40より軟らかく5w30より硬いのはちょうどよさそう。
3
また、マルチモニターでブースト圧を見ていると、ほとんどの走行シーンでブーストはかかっていない。ということは0.9LのNAエンジンで走っているのと同義。にもかかわらず低速時のパワフルさを感じるのは減速比が大きいためと推測。確かにエンジン回転数も1.0LNAの前車と比べて100-200回転高め。で、前車はAlisynの0w20と0wをブレンドしてオイル粘度0w20以下で快適に走行していたということは0w20をトゥインゴに飲ませてもまったく問題がないのではないかと思う。
とはいえ新車であまり冒険するのも何なので、メーカ推奨粘度より少し低め?を目指すことにした。
15w40×3本+0w20×1本では必要量に満たないので、オイル添加剤と<<0wを足すことで「ちょうどいい」粘度になるのではないかと期待。
4
試しに、ELFのサイトからデータシートをダウンロードして粘度等と確認すると、EVOLUTION FULL-TECH LSX 5W-40は
Viscosity at 100°C ASTM 445 mm2/s 13,9
Viscosity at 40°C ASTM D445 mm2/s 83,9
で、一方Alisynの15w40は
210ºF 13.6 cSt
100ºF 100.2 cSt
でAlisynの0w20は
210ºF 5.98 cSt
100ºF 36.19cSt
Alisynの<<0wは
210ºF 2.21 cSt
100ºF 7.72 cSt
とのこと。
210ºFは98.9℃、100ºFは37.8℃。
オイル粘度の計算を色々なサイトで調べて計算するとAlisynの
15w-40 x 3本 + 0w-20 x 1本 + <<0w x 0.5本は
100℃ 9.26cSt
40℃ 60.10cSt
位かなと。これにオイル添加剤のNa10Milacleを入れて若干重めになると推定。
途中言及したAlisyn0w20のオイル粘度(210ºF 5.98 cSt、100ºF 36.19cSt)とくらべて大分重く、ELFの5w-40よりやや軽いので十分安全マージンはあるものと自分を説得。
5
Dでオイル交換を済ませて、結構走ったインプレだが、
・アイドリング時の振動が随分静かになった。トゥインゴの数少ないネガがこれで1つ無くなる。
・エンジンの吹け上がりが大分よくなった。
・ブーストがよりかかりやすくなった。
・低回転時のギクシャクが減った。
ということで少なくとも自分の運転の仕方ではいいことずくめ。
次回はもう少し硬めにするか、柔めにしようか・・・
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