カーテシ線取り出し
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
完成写真
LEDスカッフプレートを取り付けるための準備としてカーテシ線の取り出しを行いましたので備忘録として
比較的簡単そうなリアドアから作業をしたので、写真はリアがメインです。(ただの撮り忘れw
フロントも基本は同じです。
ドア内張の外し方は諸先輩方の整備記録を参考にさせていただき割愛します。
2
ドアと車体の間の配線は、見た目と信頼性を重視して既存コネクタを利用。
とはいえ配線済み部分以外はピンが入っていないのでピンを調達する必要があります。
使用したピンは以下の通り
コネクタ型番 住友電装製USdoorシリーズ6098-6273
オスピン M060-SL(8100-4405)
メスピン F060-SL(8240-0123)
3
ドア側コネクタの配線
0.3sqの電線にピンをかしめて反対側をジャバラに通します。リアはメス(写真上)、フロントはオス(写真下)です。
ピンはコネクタの空き部分に差し込み、規定の位置まで差し込むとカチッと音が鳴り、引っ張っても抜けなくなります。
車体側の配線をするときに分からなくならないようにピンを差し込む穴にペンで目印をつけました。
4
車体側コネクタの配線
リアはオス、フロントはメス
電線にピンをかしめて3.で配線したドア側の対応する穴にピンを差し込みます。
こちらも規定の位置まで差し込むとカチッと音が鳴り抜けなくなります。
5
カーテシのラインにコネクタからの電線(黒)を割り込ませます。
カーテシ線は全てのドアでコネクタの一番上の車体後方側の線のようです。ドアが開くとアースに落ちます。
・助手席 灰 ・運転席 緑
・リア左 紫 ・リア右 緑
こちらも信頼性重視で、既存線の被覆の一部を剥き黒線を巻きつけてハンダ付けします。
そのままではショートしてしまうので熱収縮チューブで絶縁します。
6
しかし熱収縮チューブは筒状なのでそのままでは電線を通せません。
そこでコネクタからピンを引き抜きます。
通常であれば専用の引抜工具で引き抜くのですが、工具を持っていない(汗
でもこのタイプのコネクタはピンを引き抜くのは実は簡単です。
コネクタをピンの接触子側から見るとピンに白いフックが掛かっています。(矢印の部分)
ピンとフックの間に精密ドライバー(-)などを差し込みフックが外し、そのまま電線を引っ張ればピンが抜けます。
これを熱収縮チューブに通しヒートガンで縮め、元の位置にピンを差し込みます。
最後にコネクタを差し込んでジャバラ、ドア内張を元に戻して終了です。
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