PTCヒーター交換

朝寒くなると始動性が極端に悪くなるベクスター
チョークが効いていない。（エンジン回転数が上がるはずだが全く上がらない。）
マニュアル見るとスタータ通路で燃料供給されPTCヒーターにより徐々に塞がれるらしい。
この際PTCヒーターを交換する。

キャブレタをとりはずしてPTCヒーターを分離する。

キャブレタのPTCヒーターの取り付け部分のプランジャー深さを計測すると２０ｍｍ

使用していたPTCヒーターの深さ20㎜の位置はプランジャーニードルのテーパー部分より上部分。
チョーク機能はほぼ機能していないようだ。（赤線が20㎜位置）

PTCヒーターを購入
P/N:13436-20E21
8910円(税込）
大陸製は半額以下だが信頼性に？があり高価だが国産にした。

新品PTCヒーターの深さ20㎜の位置はプランジャーニードルのテーパー部の真ん中あたり。
若干は燃料供給されるようだ。
プランジャの位置は旧品に比べ3㎜ほど短い。

（逆に旧品は経年変化で3㎜ほど伸びたか？）

新品に12V印加して3分ほどでプランジャーが徐々に20㎜位置まで伸びた。
スタータ通路は完全にふさがれる。
機能しているようだ。

旧品でも１２V印加すると3分ほどでプランジャーが徐々に22㎜位置まで伸びた。
完全に壊れたわけではなくプランジャーが3㎜程度伸びたことでスタータ通路が塞がれ気味になったようだ。

早朝の寒い時間の始動性は様子を見ることにする。

12月8日追記：早朝の始動性がよくなり始動直後のアイドリング回転数がアップするようになった。