備忘録 昨年にS/Cを装着しタイヤ・ブレーキ(ローター・ホースを含む)等を併せて交換を行った。一年経過した事で簡単に記録をする。結論としてこのチューニングの目的であった「雪国往復積載MAXでも快適仕様」は大成功と言える。今年は記録的な猛暑となった。S/C付きのエンジンには過酷な環境になるだろうと予測をしていたが杞憂であった。油温・水温とも安定していてパワーロスも想定の範囲内(体感として極僅か)であった。チューニングの度合いにもよるだろうが、この夏は所有3台(ランクル含む)の過給器付きのクルマでターボチャージャー過給の1台を除いて水冷インタークーラー付きS/Cの2台はそれほどの性能低下は感じられなかった(落ちてない訳では無い)2台の水冷インタークーラー付きS/Cのうち1台は純正なので、ランクルの後付S/Cの完成度(クルマの性格に合わせたセッティング)が高いと評価できる。また、猛暑対策としてECUのセッティング見直しを初夏に一度行っているのでその効果があったと思われる。 今年も既に最大積載量(600kg・穀物なので重さは正確)で高速を@500km走行しているが、同じ積載量で走った昨年よりもリッターあたりの距離が伸びている。昨年が6.5~7.2/リットル(高速・エアコンON)に対して今年は7.6~8.2/リットル(高速・エアコンON)となっている(速度はほぼ同じ)。これは給油回数減となり財布には喜ばしい。(一般道については前回レポート済み)但し、この燃費についてはあくまでも「高速巡航」時の話であり「全開で踏んだ」時にはこの半分にも届かない燃費になる・・・燃費向上はエンジンにあたりがつき始めた事と先に行ったECUデータの見直しが燃費でも功を奏したと考えてよいと思う。チューナーにはとても感謝している。 チューニング後から走行距離が1万キロ増えたがトラブルは皆無であり、行っているメンテナンスといえばノーマルと変わらない油脂類の交換(多少サイクルは早い)程度であるの事も性能+・燃費+という費用対効果を考えれば個人的には満足である。今後は走行距離と共に必要であるだろうS/C(ベルト・プーリー等)やクラッチなどのメンテナンスが考えられる。まだ数回雪国との往復を残している。安全運転にて今年を締めく括りたい。