昨日は群馬、今日は大阪！

大きな地震が相次いでいます。

今朝の大阪の地震では、倒れてきたブロック塀の下敷きとなって小学生が亡くなりました。

1995年の阪神淡路大震災を機に、もっと前だと昭和５３（1978）年の宮城県沖地震で

ブロック塀倒壊のため１８名の犠牲者が出たことを受けて３年後に（1981）耐震基準が

見直され、以後大地震を経る毎にブロック塀は淘汰されていきます。

今回、学校のブロック塀倒壊に巻き込まれて、その学校の児童が亡くなるという

大変痛ましい事故が起きた教訓として、

少なくとも公費で改築できる学校等の公共施設 （私立学校を含む） では、

全てのブロック塀を軽量なパネル壁に改築することを提起したい！

コンクリートブロックは施行が安価なため、以前は塀といえばブロック塀が定番でしたが、

いかんせん重たい！

ブロック１個でも１０ｋｇ、１段・ヨコ１０個でも１００ｋｇ、これが５段積みだと５００ｋｇ、

今回の学校のプールの例だと８段積み・ヨコ１２０個（３０ｍ）でなんと…９．６トン！

こんなのが倒れてきたら大人でもまず助かりません。

個人住宅でも住人が高齢化、老い先短いからと出費をためらいブロック塀撤去を見送る

ケースが少なくない中、家主の死後、遺産で精算できるようなリバースモーゲージ的

公費支出によるブロック塀撤去を本気で加速するべきではないでしょうか。

ブロック塀の犠牲者はどうか今回で終わりにしてもらいたい。