パジェロ V75 ホーン改修作業
この車種はホーンが鳴りっぱなしになる不具合が出る事があるらしく友人のパジェロにも発生しました。
時期的に車検が近いため、早急にホーンの改修が必要になります。
車検場に確認したところ、ホーンボタンを新設する場合は、「押しやすい位置」「誰が見てもホーンである事がわかる」ならば、特に設置場所の制限は無いということです。
まずは現状の確認をします。
友人から、現在はディーラーにてホーンの配線をカットしてあると聞いています。
ハンドル下部の小さいカバーを外すとギボシが接続されていない配線がありました。
それらを接続するとホーンが鳴ります。
[ハンドルのホーンボタンは押していません]
配線確認出来ました。
ここの配線にプッシュスイッチを噛ませて、ハンドル上部に設置すれば美しいのでは?
それらの配線はハンドルと一緒に共周りしますので、ホーンパッドを外そうという事になりました。
ホーンパッドを外すに当たり、ハンドル周りを見回してみましたが、それらしいネジなど見当たりません。。。
さてはグリップ式?かと軽くひっぱってみますが外れる気配がありません。
ネットにて検索してみるも、それらしい結果が出てきません。
それではと、まずは運転席ハンドル下のカバーを外しました。ビスは4本。
さらにステアリングコラムカバー上下を外します。
カバー下部はビス3本で固定してありますが、ビスを外しただけでは外れず、グリップ式になっていて少し外すのに苦労しました。
それでもホーンパッドが外れる気がしません。
仕方がないので、とりあえずハンドルも外してみることにしました。
ハンドル左部に穴があり、ヘックスレンチ8mmを使用してネジを緩めるのですが、固いです。。。ロングビットを持っていないため、L型レンチにレンチなどで延長して、ようやく緩めハンドルを外す事が出来ました。
ハンドルは外れましたが、ホーンパッドは一向に外れる気配がありません。
ハンドル裏側にネジがあったので、緩めてみました。表からパッドを引っ張ってみましたが、やはり外れません。
スイッチのハンドル取り付けは諦めて、下記のブログの方法に変更です。[元々はこの方法の予定だった]
ホーン新設設置には、こちらのブログを参考にさせて頂きました。
https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/air-x2010/entry-11997910162.html
ハンドルを元どおりに取り付けました。
私的には、バッテリーから電源を取り、リレーを噛ませて、室内に配線を持ってきて、プッシュスイッチを何処かに設置。
新規に社外ホーンを取り付けようと思っていました。[ボンネット覗いて、やめた]
ハンドル下のスペースに頭を突っ込んで、配線を確認します。が、配線はあまり余裕がありませんので、あちこちのカプラーを外しまくりました。また、配線を固定してあるクリップも外しました。[これがなかなか外れなくて]
目的の「緑黒」の配線を発見。
思い切ってカットします。ギボシ加工を施します。
ハンドルを元に戻し、カプラー類も元に戻し、導通しっぱなしの配線を接続します。
鳴りません。。。カット、ギボシ加工した配線を接続します。ビンゴ‼︎ 当たりです。
この配線の中間にプッシュスイッチを接続する事にします。
次は新設するプッシュスイッチを何処に設置するかですが、ブログ主はハンドル下側左側のスペースに設置しています。
ですが友人は右手で操作したいので、右側の方が良いとの事です。
ハンドル下側右側に、メクラスイッチスペースがあるので、そこにしようと外しました。
が、それはただのメクラフタではなく、裏にリブなどがあり穴開け作業がやりづらそう。
と、考えていたら、ヒューズカバー?の取り付けはどうかと聞かれたので、無問題と回答。
作業途中で購入したプッシュスイッチを取り付けるため、ヒューズカバーに穴開けをしました。
スイッチを穴に通して、裏からネジで固定です。配線にギボシ加工を施します。
延長配線は以前、何かで作ったギボシ付き配線があったので、これを使用します。
これで段取りは完了です。
あとは、ハンドル下配線[緑黒]- 延長配線 - プッシュスイッチを接続するだけです。
ハンドル下左側の緑黒配線に延長配線を接続して、ハンドルシャフトに干渉しないように固定してハンドル下右側のヒューズカバーまで引き回しました。保護のため、コルゲートチューブを被せました。
最後にヒューズカバーに取り付けしたプッシュスイッチの配線を接続して、カバーを元に戻して全て完了です。
途中の画像は撮り忘れ。。。
最後の画像のみ。
Posted at 2019/11/30 16:08:31 | |
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