かなとかご、2021年今年最大のビッグサプライズ。

それは12月某日「おそらく今年最後のK2スペシャルフロントパイプ製作」な〜んて整備手帳を書いて一息ついた頃、一件の直メールが届きました。
以下原文。

K2スペシャルフロントパイプの制作依頼を是非ともお願いしたいのですが大丈夫でしょうか？
装着された方の記事やカナさんのこだわりと完成度など是非とも装着したいと思っております。
納期は急ぎませんので宜しくお願いしたいですm(_ _)m

差し出し人はなんと、自分がリスペクトしてやまないアルトターボRSノーマルタービンでパワー115.2馬力トルク16.3kgmを叩き出したDIYチューナーの神様「通勤快速やなさん」から。

ええェェェェ〜うそおおォォォォ〜マジィィィ〜
((((；ﾟДﾟ)))))))
確かに先日のK2スペシャルフロントパイプの整備手帳でお褒めのコメントを頂いたので、やなさんも興味あるんだなぁ〜位の感じでは居たのですが。
まさかかなかご「ごとき」がやなさんのスーパーアルトのパーツ製作依頼を頂くなんて…光栄至極⤴︎⤴︎⤴︎
でも自分が作った物でパワーダウンしたらどーしようとか色々考えちゃいましたが「やります‼︎」と快諾。

作業内容と対象物、お互いの住所交換をして翌日。
届いたのはアレグリさんのと同じJワークスの50φ。

相手が神様でもクラブメンバーでも妥協や手抜きをするつもりはまったく有りません。
K2テクニカの全技術と全部材を投入して本業の合間に作業に掛かります。
今回は50φパイプに合わせて50φのフラップホイールを新規購入。(手抜きの為では有りませんよ)
ペーパー部分が削れなくなるタイミングは今までと変わり有りませんが加工速度が早くなりました。

前回同様42.7φのフランジ穴を45.5φまで広げます。
ここまでやるのにドリルと回転砥石で1時間以上かかりますが、更に時間がかかるのはここから。

削ったフランジ断面とパイプの内壁をスムージング。
あまり回転砥石に頼り続けるとパイプとフランジの溶接部が強度を失いますので、ここからがフラップホイールの出番。

荒削りでここまで綺麗に、かつ均等に削れました。

ニューアイテム「50φフラップホイール」素晴らしく凄く良い仕事をしてくれます。

更にこの大径フラップホイールの「削れなくなった紙やすりの先端」を5mm程切断して「小径化」してやると…

新たな紙やすり面が外側に出てまた削れるように。
小径化した為に出口側のパイプ内壁を削るのに最適なサイズになりました。
さあ、今年(今度こそ)最後の大仕事もラストスパート‼︎


かなとかご、2021年今年最大のビッグサプライズ。②に続きます。