2008年01月12日
仕事で直方方面から小倉方面に帰る際には、よく畑から河内を曲がって合馬、長行へと抜けるウネウネとした狭い山道を抜けるルートを走るのですが、この日も早く帰りたかったので、ワゴンRをハイペースで走らせてました。
前方に車は走ってないので、快調にとばして行けます。
が、畑貯水池を越えた辺りから、はるか前方に車が走ってるのが見えて来ました。
(さぁ、追いつくぞ)
前方の車も、なかなか快調に飛ばしてる様子でなかなか差が縮まりませんが、離されないようにトルクバンドをキープしながら(軽は非力でツライです…)じわじわと差を詰めて行くと、前を走っている車はK11マーチ(イチロニッサンの頃の)でした。
このマーチも快調にとばしてるので、それに付いて走ることにしましたが、後ろから見てると走りがすごく安定しているんです。
最小限の減速にスムーズな旋回、そして立ち上がり。
無駄な動作がほとんどなく、加減速もギクシャクしてません。
特に固めてる様子もないのにロールも出さず(そう見えるだけ?)、ヒラヒラと舞うようにまたはアメンボのようにスイスイとコーナーを抜けて行きます。
(あ…、この人うまい)
そして一番感心したのが、絶対にセンターラインを割らないんです。
ペースを上げるとじわじわと差が縮まってしまうので、余裕を持って走ってるようですが(まぁ、マーチとワゴンRですし…)、この方の美学が走りから伝わってきます。
速いのに安心感がある走り、無理もなく無駄もなくスムーズな走り。
実用的で、まるで職人のような走りに見とれてましたけど、車に関係なく運転が上手い人は上手いんだなって思いましたね。
どんな車に乗っても、走りからオーラが伝わるようなドライバーになりたいものです。
Posted at 2008/01/12 13:11:01 | |
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運転 | 日記