CELLSTAR ASSURA AR-3  

移動式オービスが話題になっていたので、久しぶりに最新のレーザー対応の探知機買いました。
ディーラーからも「新型出ているので気を付けてくださいよ」と言われましたし・・・。
もう全然スピード出さなくなっているけど・・・（笑

買ったのは「セルスター　AR-3」　：　受光部セパレート　＆　リモコンタイプ　（非タッチパネル式）　

私はＧＰＳデータ更新無料のセルスター派です♪
（昔買った某社製品は、更新無料　⇒（事実上）更新不可　でカーロケ受信専用機に・・・　笑）

【使用感】==============================================

高速道路では高速道路モードに自動で切替り（誤差少ない）、一般道用の警報はカットされます。
さらにインテリジェントに切り換えれば、車速・時刻等も加味し、無意味な警報を出さない。
（警報を垂れ流す探知機で、感覚が麻痺している人には極めて有効）

ＧＰＳだがトンネル内でも走行把握可能　（ガーミンのナビみたい　⇒　イマドキは当然なのね）
緊急地震速報を１回受信しました。ちょっと感動♪　（データ更新間隔が長いと無意味ですが）
無線ＬＡＮで入手する公開取締情報は「本日、県全域であらゆる取締」って感じで役に立たず。
カーロケ受信の感度が（某社製品比）弱い気がする。ただ、これは実害は少ないか
レーザーについては本番に当たったことがなく、いざというときちゃんと作動するかは未確認。

【本機はどういうときに役立つのか？】=======================

①固定式オービス⇒　無人のため、少しの速度超過には反応しないといわれる（赤切符専用機）　
　　　　　　　　　　　　　　 裁判でプライバシー侵害と言われないよう事前告知看板あり
　　　　　　　　　　　　　　※Ｈシステムは精度の問題があると言われＭ電機が撤退⇒保守も停止
　　　　　　　　　　　　　　　　今後はメンテ切れで、「なんちゃってオービス」　が増加か
　　　　　　　　　　　　　　※固定式でもレーザーで捕捉するタイプが出始めているとのこと

　　 ★事前にＧＰＳデータ登録あればＯＫ　
　　　　だから「新設でＧＰＳ未登録のレーダー波orレーザー波取締機」のみ本機が必要。

　　　　写真下の同社ＧＰＳ専用機ＧＲー８１も現役ですが、高速／一般道の判別などはさすがに
　　　古さを感じます。ただ今でもデータ更新対応してくれるのはセルスターの良心ですね。


②ネズミ捕り　　　⇒　レーダー式と光電管式が主流。通常カメラ機能はない。
　　　　　　　　　　　　　このため警察官による捕捉・誘導が必要　その場で確認＆サイン

　　　★レーダー式は察知可能だが、光電式は探知不可でＧＰＳデータ（取締頻発地点）頼み
　　　　ただし、これらも今後は次の移動式オービスに置き換わっていくでしょう


③移動式オービス ⇒　警官がいるので　事前告知看板無し
　　　　　　　　　　　　　　　警官がいるので　少しの速度超過でアウト
　　　　　　　　　　　　　　　警官がいるのに　その場ではコンタクトせず後日郵送。大量検挙可能
　　　　　　　　　　　　　　　※「２時間で５０件検挙」も⇒　業務効率化の手本で今後の主流に♪
　　　　　　　　　　　　　　　　サイン会場不要で警官は少人数でＯＫ　＆　場所を選ばず設置ＯＫ
　　　　　　　　　　　　　　　※北海道ではパトカーに搭載（後ろからも捕捉可能）タイプもあるらしい

　　　★レーザー受信機能の本領発揮。ただし直前まで反応しない場合もある模様。
　　　　考えられる理由は「警官が狙い撃ちでレーザーを出す」または
　　　　「垂れ流しでレーザーを出していても直進性が高く事前に捕捉できない」あたりでしょうか

　　　　二番手以降で走っていて　「今、先頭がやられたな・・・ニャッ」　としたい人は「買い」
　　　　もちろん先頭とある程度距離があって自分も捕捉されそうな場合は回避可能♪
　　　　（メーカーの売り文句も　「受信レベル強弱２段階」とあります）

【まとめ】==============================================

ということで、レーザー・レーダー受信機能は移動式には万全とは言えません。

結局、先頭は走らない、との心がけが大切。
ただしいつもそうできるわけではないので、本機のような探知機を買って、ＧＰＳをこまめに更新するのが吉。（もちろん法定速度順守が当然です。お間違いなく）

その場合、本機は余分な警報も極力カットしてくれているし、トンネル内でも捕捉可能。「無料で無線ＬＡＮでＧＰＳデータ自動更新」で「出来るヤツ」なのです。　

ただし、今後、移動式オービスはサイン会場などの制約がなく神出鬼没で過去の実績（ＧＰＳ）データは役に立たなくなる可能性もあり、「ＡＩ予測タイプ」とかをＰＲ文句にして、「いかに無駄な警報を鳴らさないか」と「データ更新の精度・頻度・無料」が製品見極めのポイントになるでしょう。

ちなみに、最高速度が下がったところは取締りの確率高いので貴重な情報になります。
　※「ネズミ捕りは法定速度40Km/hのところが多い」とのタクシー運転手情報も・・・
　※　東名で80km/hに制限されている御殿場～秦野中井で捕まった人を知っています
　　　警察官の第一声が「ここは何キロ制限か知ってますか？」だったらしい

あるいは、パソコンのウイルスソフトの世界のように、警察の公開取締情報を毎日精緻なデータにしてもらって生き延びるのも一法ですね。


【最後に】==============================================
消防士の仕事は「火を消すことではなく火事を出さないよう指導すること」という話があります。
警察も同じでスピード違反を捕まえるのが本来の仕事ではないはずです。移動式オービスのおかげで、みんな法定速度で走るようになれば、交通事故が激減する世界が近いかもしれませんね。

本機を買ってから勉強させてもらい、そういう走りをしている車が結構多いな・・・と気づき、本機を買った甲斐がありました。最後は説教臭くなってスミマセン。

いずれにせよ、探知機には「空振はＯＫ　見逃はダメ」　という温かい心で付き合っていきましょう。

https://www.npa.go.jp/policies/budget/review/h29/sokudo_siryou.pdf

【Ｋバンド　移動式オービス】
セルスターはＫバンドに対応していないので、町中のコ〇・コーラの自販機で誤作動することはありません。以下の動画は、Ｋバンドが受信できる他社製品のようですが、結果はいかに・・・
https://www.youtube.com/watch?v=PPjnRLpu6G8

【追記】
いろいろ考えましたが、この際、カメラ付けて画像をＡＩで分析し「速度違反自動取締中」って文字を認識したら警報出してほしいな。
　これが一番まともな気がします♪