車検前整備

だいぶ朝晩は寒くなりました。今日は天気も良く気温も暖かいので、整備を行うことにしました。もうすぐ車検の為、ブレーキフルード交換です。トヨタのハイブリッド車は診断機を使用し交換するのが鉄則ですが、貧しい我が家にはそのような高価なものは存在しません。また、ブレーキをある規定回数ペダリングして、エア抜きモードにする事も出来ない（このころのエスハイには無い！）ので、今回は加圧交換に決定！その他の車は負圧交換が簡単ですが不可との事なので加圧交換を行います。そこで登場するのが写真の工具です。KTCのブレーキブリーダ？です。こいつは優れもので、フルード事態を加圧しながら圧送できるので簡単です。

まず、車両のブレーキフルードタンクにアタッチメントを取付ます。あとは加圧しながら、ブリーダーを緩めて待つだけ！！
ペダリングの必要も無いですし、逆流も無いのでエア抜きも必要なし！なんと簡単で楽な工具！

加圧しながら、パッドのグリスアップと清掃、スライドピンのグリスアップを行いました。

もちろん禁断の回生ブレーキ（リア）も行います。ただ、加圧交換の場合、アキュームレータ内のフルードが循環しないため、交換できない量があるとの事です。全量交換の場合は同じ作業を２度行う必要があります。でも、車検用にホイールも交換しないといけないので、車検後に19インチに戻す際に同じ作業を行えば、全量交換できます。そこは手間ですが、ディーラーにお願いするより安いので仕方がありません。

スライドピンの清掃とグリスアップです。
エスティマハイブリッドは加圧交換の場合、いくつかの注意点があります。
１、作業中はドアを開閉しない。（開閉後３分以上待つ）すべてのドアが閉まっていること。
2、交換の順番は右前→左前→左後→右後
他にも注意点があるかもしれませんが特に注意するのは上記のようです。

これは、フロントですが、キャリパー内のフルードも排出したいのでピストンを押し戻しながら加圧しました。
今回はユーザー車検を受けようと思っています。クーラントは前回の車検で交換していますし、エンジン交換でさらに交換しています。ベルト、ATF、デフオイルも既に交換済みの為、ブレーキフルード交換のみ行えば車検はOKです。光軸は車屋さんにお願いしますので、今回は安くあがりそうです。
来週、エンジンオイルを交換し陸運局に伺う予定です。
あ！今回はブレーキ関係なので、作業をされる方は自己責任でお願いします。
私はDTCも出ませんでした！