２０２４年２月２０日（火）　MINIクーパーSの燃料フィルター交換

２００７年製のMINIクーパーS　R56
巷では、１０年もすれば燃料フィルターの汚れが酷いので交換すべしとの情報も・・・
You Tube先生を参考にしてDIYで燃料フィルター交換作業にチャレンジしました。

MINIクーパーSの燃料フィルターは、後部座席の右側の下に設置されています。
後部座席を引き上げて取り外します。
簡単に取りはずせるのでとても助かります。

座席を取り外すと、右側に燃料フィルター、左側に燃料ポンプが設置されています。
今回は、ついでなので両方交換しました。
最初に黒いカバー蓋を外します。
５ケのナットで固定されているのでソケットレンチを使って外します。
黒いカバーは、かなり固着しているので、マイナスドライバーを使って隙間へ差し込んで、テコの原理で少しずつ抉って、剥がして、外します。

燃料ホースを外すので、ガソリンが吹き出さない様に、燃料ポンプのヒューズを外しておきます。

今回の作業が終わったらヒューズを差し込みます。

黒いカバーを外した状況です。
右が燃料フィルターで、左が燃料ポンプです。

燃料フィルター、燃料ポンプの上部は、ホコリまみれなので、刷毛で掃いて、掃除機でホコリを吸い取って掃除します。

燃料フィルターを固定しているリングを取り外します。
凸部分に貫通マイナスドライバーを当てて、反時計回りに、プラハンマーでコツコツ叩きながら緩めていきます。

燃料フィルターは、底部がチューブで接続されているので全体を引き抜くことはできません。
上部の蓋部分を取り外して、内部のフィルターを取り外します。
上部の蓋は、かなりきつく締め付けられているので、根気よく優しく丁寧に外していきます。

新品燃料フィルターは、純正品は高価で買えないのでネットでOEM品を￥５５００（税込み、送料込み）で購入しました。
左が使用済の燃料フィルターで、真っ黒でした！
右は新品の燃料フィルター。
こんなにも違うのか！とビックリです。
交換して良かったです。

燃料フィルターの本体側の底部に、ゴミが溜まっているので、小さい刷毛でこすり、残っているガソリンをスポイトで吸い取って綺麗にします。

上部の蓋を水洗して綺麗にして乾かします。

新しい燃料フィルターを、本体に取り付けます。
シールパッキンは、４つ。
上部の蓋の内部に小さいOリングが一つ。
上部の蓋の外周部に大きいOリングが一つ。
本体下部に小さいOリングが一つ。
本体外周に大きなパッキンが一つ。
これらOリングをセットしたら、フィルターを蓋側にセットし、蓋を本体にセットします。
蓋を強く本体に押し込んでセットし、蓋のロックを行います。

大きいパッキンは、燃料タンク側に取り付けてから、燃料フィルター本体を差し入れます。

１６年間、走行距離８万ｋｍの使用済の燃料フィルターは、真っ黒でした。

固定リングをセットして、凸部分に貫通マイナスドライバーを当てて、プラハンマーを使って、時計方向にコツコツと叩いて締め付けます。
作業前の位置に固定リングを回して固定します。

燃料ポンプのヒューズを差し込んで、エンジンを掛けて燃料フィルターからのガソリン漏れがないか点検し、問題無いことを確認します。

問題なければ、黒いカバーを取り付けて、後部シートを取り付けて作業終了です。