２０２４年２月２０日（火）　MINIクーパーSの燃料ポンプ交換

２００７年製のMINIクーパーS　R56
巷では、燃料ポンプの故障が多いとのこと。
１６年経過しているので、では交換にチャレンジしてみるか！
You Tube先生を参考に、DIYにチャレンジしてみました。

燃料ポンプは、後部座席の左側の下に設置されています。
後部座席シートを力ずくで引き上げて外します。

黒いカバーが取り付けてあるので、外します。
５ケのナットで固定されているので、レンチで外します。
固く固着しているので、マイナスドラーバーを隙間に差し込んでテコの原理で少しずつ抉りながら剥がして、取り外します。

燃料ホースからガソリンが吹き出すと危険なので、燃料ポンプのヒューズを抜いて起動しないようにしておきます。

本作業が終了したら、ヒューズを差し込んで復旧します。

後部座席シートを外した状態。
燃料ポンプ上部がホコリで汚れているので、刷毛や掃除機で掃除します。

燃料ポンプを固定しているリングを外します。
外す前の位置をマーキングしておきます。
凸部分に貫通マイナスドライバーを当てて、プラハンマーを使って反時計回りにコツコツと叩きながら回して外していきます。

固定リングが外れたら、燃料ポンプに付属している、コード、チューブ、パッキンを取り外します。

燃料ポンプは、フロート等が引っかかってなかなか抜き出せないないですが、工夫しながら抜いていきます。

新品燃料ポンプは、純正品は高価なので買えず、ネットで安価なOEM品￥１３０００（税込み、送料込み）を購入しました。
左が新品の燃料ポンプ。
右が１６年間使用済の燃料ポンプ。
大分変色して劣化してました。
付属するチューブ類も交換したいと思いました。
今回は、部品が無いのでやりませんでした。

新品の燃料ポンプに、コード、チューブを取り付けます。
燃料タンクと燃料ポンプをシールするパッキンを、燃料タンク側に取り付けます。
その後、燃料ポンプ本体をセットします。
セットできたら、固定リングを取り付けて、貫通マイナスドライバーを凸部分に当てて、時計回りに、プラハンマーをコツコツ叩いて締め付けます。
作業前の位置まで締め付けたら固定は完了です。

燃料ポンプのヒューズを差し込んで、エンジンを掛けます。
ガソリン漏れや異音の異常が無いか確認します。
問題がなければ、黒いカバーを取り付けて、後部座席シートを取り付けます。

これで作業は終了です。

試走ではとても元気に走る様になったと感じられました。